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大日本印刷、紙製のICタグを開発 31

ストーリー by Acanthopanax
箔を付ける 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

大日本印刷が、世界初となる、箔押し加工技術を応用して紙上に直接アンテナを形成したUHF帯のICタグを開発したということだ(プレスリリース)。紙製印刷物の製造工程でICタグを印刷物に直接付与できるため、フィルム基材やラベル加工、貼付工程などが不要となり、加工コストを従来よりも約30%低減できるということだ。素晴しい技術だと思うが、リリースの写真を見る限りではちょっと大きすぎるかな。

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  • リサイクルできる? (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2008年05月16日 21時58分 (#1345349)
    こういった製品ってリサイクルに出していいんですか?
    • by Anonymous Coward
      うちの市だとたぶん燃えるゴミでOKそう。なんでも燃やしちゃうし
  • by Anonymous Coward on 2008年05月16日 21時11分 (#1345319)
    金属探知機通らないだろうなぁ。
  • by Anonymous Coward on 2008年05月16日 22時45分 (#1345376)
    やはり、漫画本や書籍などに刷り込ませて、万引き防止ってところですかね。
  • by fin. (24028) on 2008年05月16日 23時31分 (#1345403)
    見だしタグくらい付けようよ。 ニュースリリース [dnp.co.jp]に。
  • 将来トラ技の表紙がこの技術で作ったマイコン基板になったりするのかな。
  • by naruaki (2658) on 2008年05月18日 0時36分 (#1345757) 日記
    なんか、お札に採用されそうな感じもするのだが。
  • by Anonymous Coward on 2008年05月16日 20時54分 (#1345309)
    アンテナどころかICまで紙で出来ているとは画期的な新技術だ!
    • by Anonymous Coward on 2008年05月16日 21時01分 (#1345316)
      アンテナは金属だと思いますよ
      金属のフィルムみたいなのが張ってある本とか封筒とかありますよね?
      あの「金属みたいなの」を印刷時に貼る技術でもって紙上にアンテナを作ってしまったんではないかと

      でもタレコミタイトルは紙製だなあ
      プレスリリースも紙製だなあ
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2008年05月16日 21時52分 (#1345342)
        リリースに「基材が紙」とちゃんと書いてあるじゃないか。(箔は金属)
        んでもって、アンテナとICの接合も印刷工程で可能と。(ICは別部品)

        ちなみに
        >リリースの写真を見る限りではちょっと大きすぎるかな。

        小さかったらリリースでアンテナが見えなくなるじゃないか。
        実際の大きさや加工方法(隠す様に印刷)はまた別の話でしょう。
        親コメント
        • >小さかったらリリースでアンテナが見えなくなるじゃないか。
          >実際の大きさや加工方法(隠す様に印刷)はまた別の話でしょう。

          プレスリリース [dnp.co.jp]によると、

          今回DNPは、パッケージや書籍などで輝度や高意匠を演出する箔押し技術を応用した独自の加工技術により、紙を基材としながらも、十分な機能を有し、加工コストの低減を実現するUHF帯のICタグを開発しました


          っつーことなんで、使う電波の周波数帯で箔押し技術だけを使って「印刷」できるアンテナは、波長からくる長さと箔押しが確実にできる幅を考えると、今のところあの大きさになるのは仕方ないと思いますよ。
          幅自体は箔押し強度の調整やアンテナ素材の改良で小さくできるかもしれませんが、大きさはそんなに変わらないのでは。

          今までの同等品は確かに小さくできてはいますが、作り方が(同じプレスリリースから)

          従来主なICタグは、PETフィルムなどの基材上にアルミ箔をラミネートし、これにエッチング加工を施してアンテナを形成しています。

          このアンテナとICチップを繋ぎ、PETフィルムで封止したものがインレットと呼ばれ、さらに、ラベル加工などの2次加工したものを、個々の対象物に貼り付ける作業が必要でした。


          と言うことで、何らかのフィルムのにICをのっけて同じ場所にループアンテナを形成して面積を小さくする手法では、どうしてもエッチングか蒸着の工程が噛んでしまうので、今までのように作るのとコストが変わらない。って事じゃないかと…

          それに、箔押しとはいえ、アルミ箔をむき出しにしていては使い物にならないでしょうから、コーティングはかかっていると思います。
          多分、実際に何百枚・何千枚なんぼで「印刷」商売をやるときには、書き込みがまだされていないRFID IC自体をアンテナに接合した時点でコーティングかけておいたものを、お客さんの持ち込んだ(もしくは別口で印刷や裁断を発注された)台紙に箔押しする。と言うのがセットの工程でワンセットの商売になるのかも
          …ICへのIDコード書き込みが別料金と言うことで。
          親コメント
      • Re:ICまで紙製!? (スコア:1, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2008年05月17日 9時04分 (#1345532)
        ここ [dnp.co.jp]の、 "従来工程との比較"に、「アルミ箔」って書いてありますが、
        これじゃないですか?
        素人なのでよく分かりませんが。
        親コメント
      • by Anonymous Coward
        こういう人はあれなんだろうなぁ
        アルミ製のPCケースとかに、プラスチック部品が混じってる!とか、文句つけるんだろうな。

        • by Anonymous Coward
          元ACの人とは別だけど、アルミ使ってる包装紙にプラや紙のリサイクルマークがあるのはちょっと理解しがたいです・・・
    • by yab731 (23519) on 2008年05月16日 21時48分 (#1345341) 日記
      変わった銀紙だと思えば、紙と呼べないことも無いような。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      今まではフィルムに回路とアンテナをフィルムにプリントしたものを接着剤で張り付けていた。
      この技術は箔押しの要領で回路とアンテナを対象物に直接圧着させる。

      と理解しているのですが。違うのかな。
  • by Anonymous Coward on 2008年05月16日 21時56分 (#1345348)
    日立の紙にも漉き込める粉末ICタグが出ていたけど、対抗馬なのか、それとも組み合わせるともっとすごいのができちゃうのか?

    http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0805/200805_096.html [nikkei-science.com]
  • by Anonymous Coward on 2008年05月17日 10時44分 (#1345557)
    -トイレに流したその紙が。。。
    -食べてしまったハンバーガーの包装紙に。。。

    いろいろ面白い小説のネタを作ってくれるなぁ、と。

  • by Anonymous Coward on 2008年05月17日 12時12分 (#1345575)
    ICタグ用インクカートリッジとか。絶縁部分と何回か重ね塗りすれば。
    • クリアラッカーか何かを軽く吹いて乾かして、下地の絶縁性を確実にしておいてから、導電性の塗料(リンク先はモリテックス社の製品) [moritex.co.jp]を微細噴霧すれば何とかなる…かも?
      アンテナのパターンを印刷するだけならばそんなに精度いらないですからね。問題は塗料の中の導電性顔料の粒子の大きさですが。

      とはいえ、一般用のインクジェットプリンタはインクとヘッドの相性やら色々と問題があるのでどーかな…と思ったら、類似技術が既に… [itmedia.co.jp]。

      こっちは多層のプリント基板を特殊なインクジェットプリンタでパターン形成して、層間は絶縁膜吹きつけるだけで多層基板を作れましたよ。って事なんですけど、この方法はこの手の物に応用可能かも。

      問題はアンテナパターンが出来上がった後に、どうやってRFID ICをくっつける化.って事と、アンテナパターンの上下に確実に絶縁できる部分を作ることですが。
      基本的にインクジェットプリンターのヘッドは吹きつけるインク(塗料)が乾きにくい上に乾いても修復可能な事を前提に作ってありますから、絶縁膜を形成可能な「乾くと硬い」=粘性の高い物質をどうやって吹きつけるかということがありますので。
      IC自体は極薄のパッケージにモールドしておいて最初の絶縁膜が乾いてアンテナ印刷に入る直前の時点で仮止めすればなんとかなりそうな気もしますが(但し、2ピン?である上に間違って導電膜がかぶらない程度に広い幅のモールドが施されている必要があるかも)

      後、アンテナパターン自体を形成する塗料も乾燥後に中の導電性の顔料の粒子同士が確実に電気的に接触しなきゃいけないですから
      # 媒体に導電性ポリマーでも混ぜますか?(^^;
      …インクとヘッドがセットでないと無理そうですね(;´Д`)
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      ALPSのマイクロドライならメタリックカラーを箔のように印刷できるからいけそう。
  • by Anonymous Coward on 2008年05月17日 17時36分 (#1345645)
    厚紙とハトメの基板の高級版ができるのですね
  • by Anonymous Coward on 2008年05月17日 20時11分 (#1345682)
    これは、燃えるゴミで出せばよろしいのかな?
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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