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ストレージ

インテルの高速SSD、ついに国内でも販売開始 32

ストーリー by hylom
高性能ながら手の届く価格です 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

インテルの高速SSD「X25-M」がついに国内でも販売開始された。一般的な2.5インチHDDと同等のサイズで、インターフェイスはSerial ATA。お値段は80GBで約7万5000円~8万円(AKIBA PC Hotline!の記事)。

X25-Mはバイト単価が安い一方でアクセス速度が遅いMLC(Multi Level Cell)タイプのNANDフラッシュメモリを採用しているが、メモリに対して10チャンネルの並列アクセスを行うことでデータ転送速度を向上させているそうだ。データ転送速度はシーケンシャルリードが240MB/秒、ライト70MB/秒で、ランダムアクセス時のリードレイテンシは85マイクロ秒。消費電力がアクティブ時でも0.15Wと低いのも特徴だ。また、3年間の製品保証も付いているとのことで、ヘビーな用途での利用でも安心して利用できそうなのも心強い。

ということで、サーバー用途などにもよいのではないでしょうか。

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  • by TarZ (28055) on 2008年09月26日 13時05分 (#1426499) 日記
    この影響かどうか不明ですが、旧型SSD価格が下落中のようです。おいちい!

    SSDの特価増える、32GB=1万円や120GB=4万円も [impress.co.jp]

    「本命」という見方もあるIntel製SSDの発売に合わせるように、各社SSDの特価販売が増えている。

    • SLCは速いけど高いんだよ!!という言い訳が通用しなくなったので
      これからどんどん下げてくるだろうね。

      でも一番欲しいのはIntel製の16GB程度(出てないけど)だったりする。
      古いノート(PATAだ!!)のに載せ替えるだけでホラ、

       あと10年は戦える!!

      とマ・クベさんも太鼓判。

      親コメント
      • マ・クベさんなら、SSDを指ではじいて「これは良いものだ…」って言ってほしいなあ。

        # 耐衝撃性能が。
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      • by Anonymous Coward on 2008年09月26日 13時45分 (#1426535)
        SLCとMLCでは、書き込み保証回数も1桁くらい違うんですが
        このへんもコントローラーの出来/不出来で変わってきますね。

        次のIntelチップセットにこの製品のSSDコントローラー内蔵されたら、
        かなりインパクトあると思います。
        高級品には2つ搭載で外付けMLC NAND Flashチップ数個でRAID0組みたいですね
        最高のパフォーマンスを求めるのであればSSDをRAID 0で使うことを勧める [4gamer.net]なんて
        Intel自身も発言していますしねぇ……
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          > 次のIntelチップセットにこの製品のSSDコントローラー内蔵されたら、
          > かなりインパクトあると思います。
          Flashのメモリ部分(記録媒体部分?)と、コントローラ(=ファーム)を切り離すなんてできないと思うよ。
          「HDDのコントローラがのってるマザボ」なんて聞いたこと無いでしょ。
          • by Anonymous Coward on 2008年09月26日 18時30分 (#1426790)
            > 「HDDのコントローラがのってるマザボ」なんて聞いたこと無いでしょ。

            聞いたことあるというかなんというか…
            自分は歳を取ったんだなと思いました。

            # 確かに CHS とか考えなくなって久しいよね
            親コメント
          • 今までは聞いたことなくても、これから載せるでしょうよ。
            HDDはいわば外注品ですが、IntelでしたらSSDはすべて内製できるわけで。
            それならチップセットにコントローラー内蔵して、SSDもDIMMみたいなモジュール刺してください、
            なんてことになるかもね。

            でもHDDはHDDで無くならないと。高速性よりも容量に伸びてめでたく棲み分けるという話。

            #だといいよなぁ・・・
            親コメント
            • Lincroft に載せられるのは SDカードリーダに載っているチップみたいなものじゃないかと思っています。
              SDカードに入ってる NAND flash のコントローラではなく、 SDカードのプロトコルを USB マスストレージに見せたりするチップ。
              NAND のコントローラじゃ ONFi の規格を利用しても SSD としての進化の足を引っ張りそう。
              親コメント
            • by Anonymous Coward
              仮に、将来、Intel製チップセットにSSDインターフェースが搭載するということがあっても、
              少なくとも最初のうちは、Intel製フラッシュメモリチップしか対応しない独占でしょうし、
              チップセット側にDRAMインターフェースが無くなった分を、フラッシュメモリ用インターフェースに載せ換えるようなもんだと思います。

              DRAMとFlashでは回路的には全然違いますが、チップ面積と足の数を何にするかの問題でしょう?
        • インテルが2009年のリリースを予定している“Moorestown”(開発コード名)プラットフォームに採用される次世代Atom“Lincroff”(開発コード名)ではメモリコントローラ、グラフィックスコアをCPUに統合する。

          Lincroftを搭載するシステムには専用のチップセット“Langwell”(開発コード名)が必要になる。Langwellは、汎用のATAインタフェースではなく、専用のSSDインタフェースが採用されるといわれている。

          開発期間と費用を考えると、設計など流用したほうが安く信頼性があるように思える。
        • by Anonymous Coward
          HDDのRAID0だと、ランダムリードはシークタイムがボトルネックになって性能が1台より下がることもあり得ますからね(各HDDのシークタイムの最大値で律速される)。そのあたりの弱点がないSSDはRAID0と相性が良さそうです。
  • by mr_spock (908) on 2008年09月26日 15時57分 (#1426659)
    寿命診断ソフトが弾き出したSSDの寿命は? [srad.jp]

    を見る限り、現在発売されてるMLCタイプでは(使い方にもよるだろうが)よくて4,5年て感じじゃないですか。

    メインで使うドライブとしては、ちょっと手が出せないなー。
    • by glasstic (32934) on 2008年09月27日 0時12分 (#1426996) 日記
      記事ではディスクに負荷がかかるベンチを、4日間連続して回し続けた場合に、寿命5年と出ています。
      よくて4,5年じゃなくて、最悪で4,5年と読めましたが。
      HDDを使って同じベンチを回し続けた場合でも、4,5年持つかは怪しいと思います。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        私も「最悪で4~5年」と解釈しました。
        ただ、SSDの問題点って、耐久性能とか実際の転送速度(特に細かいランダムライト)がもうピンからキリまであって、世代やメーカでめちゃくちゃになってることなんですよね。
        高くてSLCを謳ってるものであれば、もちろんそれなりに安心できるんでしょうけど、今後普及価格帯に下りてきたときに相当な割合で地雷が含まれてきそうです。
        今のフラッシュメモリ製品の300xとか200xとかのうたい文句が、既にシーケンシャルリードの最高速を示す言葉になっていて実際の使い勝手とはほとんど関係がない状況をみると、特にライト性能が体感にそのまま反映されるSSDでは、より酷い状況が生まれそうな予感。

        尊い人柱が、幾柱立つことか・・・。
  • 最近発売されているもの殆どSATAなんですよね。
    パラレルATAで44pinの1.8インチサイズが安くならないかなあ。
    とThinkPad X40を使っているわたしのわがままを言ってみる。。。

    補修部品で60Gbyteの1.8インチHDDが\60kだって。
    速度も遅いのにちょっと。
    倍出せばSDDが買えますが、本体より高い。。。
  • by Anonymous Coward on 2008年09月26日 13時04分 (#1426498)
    DRAMやフラッシュの保証って、結局「異常なし」「再現せず」とかで突っ返されて環境や相性のせいにされるから
    ついてても意味がまるでない印象しかない
    • 書き換えの上限に達してしまっても、3年以内なら交換してくれる、ってことじゃないですかね?
      HDDでも3年使えばもう寿命かな、って感じなので、それを心配している人にとっては朗報な気がします。

      # さすがにSATAで接続するSSDで相性とかの問題はないだろう
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        HDDに制御チップとの相性問題がないと思っているとは、幸運なのかおめでたいのか…
        • by Anonymous Coward
          おめでたいのはお前さんの方だろう。

          相性問題云々はフラッシュメモリやらDRAMを無理矢理SATA変換する怪しげなデバイスの話でしょ。
          • by Anonymous Coward
            HGSTがIntelのSATA2コントローラーと相性問題を出すHDDを今年出したばっかりですが(笑)
            • by Anonymous Coward
              逆。IntelがT10準拠してなかっただけ。
  • by Anonymous Coward on 2008年09月26日 13時21分 (#1426518)
    SSDって、寿命が尽きたら書き込めなくなるのはわかるのですが、 読み取りも出来なくなってしまうのでしょうか? 最終的にリードオンリの状態で寿命が尽きるのであれば、 特にサーバ用途ではハードディスクより安心な気がします。 #予想ではライト→ベリファイNG→バッドセクタ処理だと  思うので、内部的に読み取れたところでデータ異常でしょうね・・・。 #なので仕様と言うか、「寿命判定」次第かと考えています。
      • Re:サーバー用途 (スコア:2, 参考になる)

        by ex (1307) on 2008年09月26日 16時57分 (#1426715) ホームページ 日記
        その話に関しては単に不良ロット説 [hatena.ne.jp]もあるので、額面通りに受け取っていいかどうかは別の話だと思ってます。
        親コメント
      • by genzin (23225) on 2008年09月26日 14時36分 (#1426584) 日記
        つまり、書き込めたふりをして動き続けるので、気がついた時にはSSD内は
        壊れたファイルだらけになる!って事でしょうか。怖すぎる。

        #たまたま、該当USBメモリのコントローラーがしょぼかっただけと信じたいが
        #SSDとUSBメモリは違うと信じたいし

        破損時の動作に関する規格みたいなものが作られないと、安全に利用できないのでは

        親コメント
      • by Anonymous Coward
        この手のストレージはNANDフラッシュ+コントローラーの構成になっていて,NANDフラッシュ自身は「書き込み時」にちゃんと書き込めたのか,それともセルが劣化して書き込めなくなったのかの情報を返すハズ.
        ただコレを真面目に見てたら,見かけの上で書き込みがかなり遅くなってしまう.(それを速く見せる≒隠蔽する方法はいろいろ検討の余地はあるんだろうけど)
        推測だけど,「超高速」とか謳っているあたり,コントローラーがNANDからのステータスを無視してるんじゃないかなぁ.
    • by kikki (30639) on 2008年09月26日 19時38分 (#1426834)
      今のSSDって不良ブロックが発生すると、実際はどんな動作するんでしょ?
      スレ元のように、バッドセクタとしてパージして、予備領域に置き換える、みたいな動作なら良いんですが…
      ※予備領域無くなったら、フォーマットすると容量が減って、予備領域が確保されるとか

      HDDと異なり、書き込み回数でほぼ寿命が予測できそうなので、「ぼちぼちやばいですぜ」みたいな
      メッセージが出せそうですが。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        今のSSDはどうなってるか知りませんが、
        信頼性の要求されるフラッシュメモリでは
        不良ブロックの置換や読み出し限界よりも厳しめの電圧でリードして
        「もうすぐやばいです」的な判定をしてたりしますね。

        なので実際に「サーバー用途向け高信頼性製品」として
        販売されるかもしれないSSDにはそのような機能がつくかもしれません。

    • by Anonymous Coward
      書き込み回数の限界を超えて寿命を迎えた状態とは、記録内容を
      維持できない状態のことを言うのだと思うので、Readもできない
      と思います。
      データが壊れている状態なので。

      MLCのSSDをサーバー用途に使うのは、ちょっと不安ですね。

      コンテンツが固定的で変更が少ないWWWサーバーとかに使うのは
      良いと思います。
      もちろん、ログは通常のHDDに記録するようにして。

      • Re:サーバー用途 (スコア:3, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2008年09月26日 14時32分 (#1426583)
        コントローラのエラーの扱い方次第かと思いますが、昔CFが壊れたときはデータ化けしながらも読めましたよ。特定のアスキーコードが化けてました。0x00や0xffを書き込んでから読み込んでも問題ないのに、あるパターンでビット化けするみたいな感じ。典型的なメモリエラーの症状ですかね。
        インテルSSDのデータシートを読むと、化けたデータは返さない設計にしてるようです。
        親コメント
    • by Anonymous Coward
      >「USBメモリ・・・
      SSDでも、最悪こうなる事を考えておいたほうが良いですね^^;

      まずは自分のPCなりに使って、最後を見届けてみます。
  • by Anonymous Coward on 2008年09月26日 20時05分 (#1426853)

    ランダムアクセス時のリードレイテンシは85マイクロ秒

    普通に昇圧してるのかなぁ? それとも前もって作っておくのかなぁ?
    0.15Wだから… 3.3Vベースとして約50mAか…
    前もって(常時?)作っておいて切り替えて使うという方式かも。

    まあ仮に単純Readに50usかかるとして、40MHzぐらいで動いていれば
    まだ600clockぐらい余裕があるので無理して作っておく事もない???
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

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