tyosiaki 曰く、従来より約 1000 倍の感度を持つ X 線撮影装置を東京大学ほかの研究チームが開発した (毎日 jp の記事より) 。従来手法では X 線をあまり吸収しない軟骨などの撮影が困難だったが、百生敦准教授らは体組織ごとの X 線の屈折率の違いを識別して画像にする手法を開発した。この手法を用いると、線維組織や石灰化した組織を判別しやすくなり、がんを見分け易くなるという。MRI や PET で当たりをつけておいて、この装置で綿密に調べれば初期ガンの発見率が上がりそうです。早く実用化されて普及して欲しいものです。
位相差法ですね (スコア:5, 参考になる)
位相差顕微鏡で生体組織の輪郭がよく見えるようになって便利だったので,X線でも似たような事をやってやろう,というやつですね.
数年前からコニカミノルタがちょろちょろ発表してます.
http://www.konicaminolta.jp/about/release/2011/0216_02_01.html [konicaminolta.jp]
http://www.konicaminolta.jp/healthcare/technique/contrast.html [konicaminolta.jp]
http://www.konicaminolta.jp/about/research/technology_report/2005/pdf/... [konicaminolta.jp]
造影剤がなくても (スコア:3, 参考になる)
何度もCTを撮っていますが、造影剤の点滴は不快感が大きいので
心臓や大動脈瘤の検査で造影剤が不要になるのは大きいですね。
アレルギーではないですが、1回午前中の撮影で水分をあまり取っ
ていなかったせいか呼吸が物凄く苦しくなったときがあって、慌て
て生理食塩水を注入されたことがありました。
Re:造影剤がなくても (スコア:2)
一度だけやったけど、造影剤はキツいね。
でも、造影剤なしで血管が見えるくらいだと、他の器官が強く見えすぎて結局つかいものにならないのでは?
Re: (スコア:0)
軟組織が見えやすくなるということなので、コントラストが上がるのでは。
血管といっても大動脈ってかなり直径ありますよ?
Re:造影剤がなくても (スコア:2, 興味深い)
自分がCTで使った造影剤は体が燃えるように熱く感じるもので、注入部分から体全体に熱が広がる状態が注入から3分くらい続いて地獄に落ちたのかとおもったものですが
種類や用途別に体感する不快感に違いってあるんでしょうか?
#脳内で仮面ライダー初代のオープニングナレーションが再生されなきゃ泣いたかもしれないくらい熱いのよ!
Re:造影剤がなくても (スコア:1, すばらしい洞察)
事前に看護師などから説明があったはずだけど
医療関係の場合
「痛いけど我慢してくださいね」→うわよせなにをするくぁwせdrftgyふじこlp
「熱くなりますよー」→ぎにああああああ
くらいは覚悟したほうがいい。
感度ではないよな (スコア:1, すばらしい洞察)
感度ならX線望遠鏡なんてもっともっと口径が大きいわけで。
造影剤は・・・ (スコア:1)
オフトピ覚悟で;;
造影剤は毛細血管を詰まらせる危険があるので、特に脳内症での診断での撮影ですとすごく危険です。
気をつけたほうがいいです。
また、CTは撮影枚数毎にX線照射なので数十枚(かなぁ)レントゲン撮影することになります。
私は、主治医がなんと言おうとCTは避けてます。
#都市伝説なのかもですけど;
#レントゲン複数枚もいまでは杞憂?
閑話休題
Re:造影剤は・・・ (スコア:1)
病院によっては X 線はなるべく避けて MRI (NMR-CT) を使うようにしてる所があります。
そもそも脳内など軟組織を見るなら、始めから MRI が普通じゃないの?
それとも血管だけ見たいのかな?
the.ACount
Re:造影剤は・・・ (スコア:1)
たくさんの意見ありがとうございます。
ただ、「プロ」の先生の意見ではあったのです。
#コメントでは都市伝説かなぁって断っていたのだけど;
副作用は述べてくれた通りですね。
#いぱいぐぐった;;
詰まる所は、都市伝説ですね。
いぱいご意見ありがとうです。
#言い訳
#小児科・内科・消化器科とずっと主治医の方
#でしたた「プロ」の先生の意見でしたので、
#鵜呑みしてました。
## その先生も3年前に亡くなった;;
この、コメントは観る人はもう、居ないでしょうけど;
閑話休題
Re: (スコア:0)
>数十枚(かなぁ)レントゲン撮影することになります。
今はヘリカルスキャンが主流だろうから、枚数という概念は無いと思います。
Re:造影剤は・・・ (スコア:1)
地方の医院だと装備そなことないです。
閑話休題
Re: (スコア:0)
> 気をつけたほうがいいです。
医者:半可通の患者って困るんだよな。ホント
> 私は、主治医がなんと言おうとCTは避けてます。
科学的合理性があるかという点において、ホメオパシーの方たちと
大して変わらない印象を受けます。
Re:造影剤は・・・ (スコア:1)
危険がある、という点については確かに危険はあります。
問題は、行った際のリスクと行わなかった際のリスクの比較です。
そして、医者は基本的にはそのリスク評価を責任を持って行うプロであり、患者の多くは素人です。
#もちろん「お金儲けのプロでリスク評価の素人な医者」というのも世の中には存在するでしょうけど、それはまた別の話
医者が選択を任せてくれている間は拒否して結構ですが、「なんと言おうと」というレベルで忌避するのは
「薬物アレルギーによる死が怖くて医薬品全部を完全に拒否します」と言ってるのと似たようなものですね。
#そもそも多少毛細血管が詰まったところで脳はちゃんと働くんじゃないか、という過激な意見はまあ棚に上げときます(笑)
Re: (スコア:0)
> 造影剤は毛細血管を詰まらせる危険があるので、特に脳内症での診断での撮影ですとすごく危険です。
> 気をつけたほうがいいです。
これはデタラメです。CTの造影剤で「すごく危険」ということはありえません。現実には多くの頭蓋内疾患で造影CTが施行されていますし、毛細血管のつまりのリスクなどまったく考慮されません。特に問題とされるのはアナフィラキシーショックなどのアレルギー反応です。カテーテルを用いた脳血管撮影なら別の意味で合併症としての脳梗塞を気にしますが。
こういうサイトで素人の意見を真に受けることにこそ気をつけた方がいいです。不安になった方はプロに一度ご相談下さい。
一方オーストラリアは空港の透視検査に使った (スコア:0)
そういう用途を堂々と掲げられるのがうらやましい。
たとえば日本では軍事用途を表だって掲げられないから何かにつけてロケット技術やスパコンが無駄呼ばわりされるとか。
通常のレントゲン撮影では? (スコア:0)
Re:通常のレントゲン撮影では? (スコア:1)
「感度が高い」というのが間違い。
位相差を見れるからコントラストの識別力が高い。
研究者のサイトを見ると放射光を使うとか書いてるから、照射量は多い。
元記事にはX線が屈折するとか書いてるが、X線の方向が変わるという意味の屈折じゃなく位相差の意味。
the.ACount