壁よりも丈夫なケブラー製壁紙コメント:48
hylom による
2009年11月20日 15時34分 の掲載
引っ越しの際も安全です部門より。
引っ越しの際も安全です部門より。
あるAnonymous Coward 曰く、
柔軟性を備えながらも高い強度を持つ素材として、ケブラーというものがあります。ケブラーは防弾チョッキなどの素材として使われることでも知られていますが、これを使った壁紙「X-flex」なるものがあるそうで、これを壁に貼って耐久性テストを行っている動画が公開されています(WIRED VISIONの記事)。
この壁紙を貼るだけで、壁に爆発にも耐えられる強度を与えられるとのことで、主な用途としては軍事施設や政府機関、公共機関といった場所での利用や、ハリケーンや竜巻への対策などが挙げられています。
×ケプラー ○ケブラー (スコア:4, 参考になる)
ケプラーだと天文学者になってしまいますぅ。デュポン社のアレはケブラーですぅ。
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補足(Re:×ケプラー ○ケブラー) (スコア:3, 参考になる)
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Re:補足(Re:×ケプラー ○ケブラー) (スコア:2, 参考になる)
一般的な名称なら「アラミド繊維」あたりが無難かな.
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10年以上前からあったような (スコア:4, 参考になる)
阪神大震災で注目を集めたコンクリートにアラミド繊維の布貼り付けて補強するやつだよね。googleに適当に適当にキーワード入れただけでいっぱい類似製品が出てくる。
http://www.google.co.jp/search?q=%83A%83%89%83~%83h%95%E2%8B%AD%8DH%96@ [google.co.jp]
素材、原理、強度は同じだと思われるがこいつだけ今になって注目されているのはなぜだろう。
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Re:10年以上前からあったような (スコア:2, 参考になる)
単にアメリカでは知らない/需要が無い, 要するに遅れているのでめずらしいってだけでしょう.
日本じゃ阪神・淡路大震災以降, 既存建物の耐震性向上という需要が生まれましたし, 建築物なんかに使えるほど大量に強化繊維(炭素繊維が中心)を生産できる(日本が世界のシェアの7割で, その約半分が航空宇宙・スポーツ用を除いた一般産業向け)ってことがありますから.
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使い方が問題です (スコア:2, 参考になる)
確かに、壁紙自体の引っ張り強度は強いですね。
テストでの壁紙固定方法は、木枠と金属部材で挟み込みボルト固定してあるようですが、
これはアメリカの建築では一般的な壁紙貼り付け方法なのかな?
冗談はともかくとして、この壁紙がどんなに強くても、
壁に接着しただけなら壁と天井のつなぎ目で折れるだけなんですけどね。
若しくは、接着がはがれるか。
# テスト動画の壁に鉄筋を入れても効果は変わらない気がする。
答えはある。それを見つける能力が無いだけだ。
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で、どこから (スコア:2)
ダウンロードすればいいの?
#防火壁 [google.co.jp]より丈夫な壁紙 [google.co.jp]って、あったらいいかも。
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X Files (スコア:1, おもしろおかしい)
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発想的には (スコア:1)
学校の窓ガラスに張られていたビニールテープと同じなのね。
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Re:発想的には (スコア:2)
おお。壁紙を剥がすときにX線が出ちゃうから"X-flex"なんですね!
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安い透明フィルム版が欲しいですね (スコア:1, 参考になる)
透明フィルムにできてそこそこ安いなら、
地震対策とかでガラスの両面にはりつけるのですけどね。
ちなみに以下のような材料特性のバリエーションがあるようです。
Kevlar29:標準, Kevlar49:高弾性率, Kevlar119:高伸度, Kevlar129:高強度
以下、東レ・デュポン株式会社のホームページより
Kevlar繊維(応用例) [td-net.co.jp]
Kevlar繊維(製品群) [td-net.co.jp]
Kevlar繊維(物性値) [td-net.co.jp]
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しまった! (スコア:1)
この間、うちの壁紙を変えたばかりだ。
# 壁紙を張り替えたのは本当なのでID
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Re:ハリケーンや竜巻への対策? (スコア:3, 興味深い)
日本もすごいな
なんだか、神社の神輿のぶつかり合いを思い出す
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Re:ハリケーンや竜巻への対策? (スコア:1, 参考になる)
部分強化すると地震ではこのざま
http://kanekuro.exblog.jp/11562884 [exblog.jp]
耐震等級2の住宅が倒壊
柱の接合部を弱くしてあり同等級を満たさない建物は無事だった
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Re:ハリケーンや竜巻への対策? (スコア:2, すばらしい洞察)
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Re:ハリケーンや竜巻への対策? (スコア:1, 興味深い)
ただ、窓枠ごと逝くかもしれません。窓枠の付属品みたいなものなので。
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Re:日米対決 (スコア:2)
むしろ、スーパーマリオvsこの繊維で補強されたレンガブロックでどうだ?
#どうだ、じゃねーよ
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Re:レンガやコンクリートブロックだけの壁ってあるの? (スコア:2)
お米の国では日本と違って、古い住宅にも価値があるので築50年以上の住宅はわりとざららしいですよ。
さらにレンガ造りの倉庫 (を改装した何か) とかもあるわけで。そういうものの補強には使えるのではないかと。
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Re:レンガやコンクリートブロックだけの壁ってあるの? (スコア:2)
レンガや石造りの大型倉庫、だとそうかも知れませんけど、住宅向けなり小型のものなり、さらに古い時代のものなりなんなりだと微妙かと。
お米の国じゃなくなってますけど、たとえば北海道小樽の石造り倉庫 (2階建て今の家と同じぐらいのから、かなり大型の [hokkaido.jp] サイズのもの [hokkaido.jp]まで) とかだと、壁は石造りやレンガ造りでも木骨だったりしますし。
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Re:レンガやコンクリートブロックだけの壁ってあるの? (スコア:1)
強化繊維+エポキシ樹脂での表面強化ってのは, そのレベルのさらに先を行っているんです.
鉄筋コンクリート構造物に大きな振動が加わった場合, 最初に曲げの外側で引っ張り荷重が加わったコンクリが破壊されます. 特にコンクリポンプを使う際に水を加えすぎた通称「ジャブコン」や, 骨材に海砂を使っているような場合, あるいは酸性雨などで化学的に劣化が進んでいる場合などには, 表面のコンクリートが剥がれるように割れる(コンクリ用語では「爆裂」って言うんだそうです)可能性が高くなります. ここで内部の鉄筋がむき出しになった場合, 十分な数(現在では10cm間隔)の帯筋が入っていない場合, 今度は鉄筋の方が構造物の重量や曲げの内側での圧縮荷重に負けて座屈破壊を起こします. このパターンによる鉄筋コンクリート構造物の破壊は, 1968年の十勝沖地震(これによって1971年に構造基準が改正された)や阪神・淡路大震災で多く見られました.
このように鉄筋コンクリート構造物の弱点ってのが表面にあるので, そこに強化繊維や鉄板を貼ることで, たとえ内部的なコンクリ破壊が起きても爆裂状態に移行するのを押さえ込み, 全体としての強度を維持するというのがこの技術の要諦です.
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