Windows 10 Technical Previewの最新(1月版)ビルドとなるビルド9926が公開された。本ビルドでは表示言語の種類が大幅に増加しており、日本語版も利用可能となっている。
先日のイベントで発表された新機能も追加されているが、新Webブラウザー(コードネームProject Spartan)は予定通り未搭載だ(
Blogging Windowsの記事、
Windows Insider Program、
ITmediaニュースの記事、
CNET Japanの記事)。
ビルド9926で追加された新機能はパーソナルアシスタント機能の「Cortana」(本ビルドでは米国-英語版のみ対応)、全画面表示のスタート画面にワンタッチで切り替え可能な新スタートメニュー、デスクトップとタブレットそれぞれに適したUI設定をワンタッチで切り替え可能な「Continuum」、アイコン表示の新しい設定アプリ、BluetoothやMiracastに対応したオーディオ・ビデオデバイスに接続する機能、新しい「フォト」「マップ」アプリ、新しいWindowsストア(ベータ)、「Xbox」アプリ。
また、新ビルドのダウンロード時にプログレスバー表示を追加、Alt+Tabのタスク切り替えとタスクビューの統合、Windowsエクスプローラーのデフォルトで開くフォルダーの選択といった、フィードバックで要望の多かった点が改善されている。なお、表示言語に関してはランゲージパックも提供されており、既に英語版のWindows 10 Technical Previewをインストールしている場合、ビルド9926にアップデートすれば言語オプションから日本語ランゲージパックを追加して表示言語に設定することも可能だ。
このほか以前
話題になった通り、内部バージョンが6.4から10.0に変更になっている。また、チャームは廃止となったようで、
Windows+Cキーを押しても表示されない。チャームに代わる機能として、「Action Center」が追加されており、通知領域のアイコンから呼び出せるようになっている。