欧州委員会、Googleを独占禁止法違反で提訴する意向 32
対決 部門より
欧州委員会がGoogleに対し、欧州地域内における検索サービスの支配的立場を濫用しているとして独占禁止法違反で提訴する意向を通知した(CNET、ABC News)。
欧州委員会は、Googleが適切な検索結果を表示していない疑いがあるとして5年間調査を続けてきた。それによると、Googleは支配的立場を利用して自社のサービスに有利な検索結果を表示しているという。競争相手をトラフィックから閉めすこのようなやり方は競争を阻害し、同時に消費者に不利益を生じさせているとのこと。「支配的な企業には、市場における強力な地位を乱用しないという責任がある」としている。
これに対し10週間以内に申立に回答することになっているGoogleは「強く反論する」と述べており、提訴に対し受けて立つ構えのようだ。