生まれ変わることができるか部門より。
masakun 曰く、
「IBM OS/2の終焉をめぐる動き」ストーリーにありますように、今月末日をもってIBMによるOS/2の公式サポートが終了します。昨年秋にIBM CEOであるSam Palmisano氏に送られた、11,000名余りの署名を含むOS/2のオープンソース化の嘆願書についてはまだ何も回答はありませんが、嘆願キャンペーンを企画したOS2World.comはこのほど、続報を報道してくれそうな新聞や雑誌媒体に関する情報収集を開始しました。どんなメディアならばこのオープンソース化に関心を持つでしょうか。
ところでIBM OS/2には「IBMだけの権利関係じゃ済まない無い」コンポーネントが多数あり、前述の嘆願書(pdf)でも「MicrosoftやMicrografxのようなサードパーティがライセンスを所有するものを除いて、IBMが公開をコントロールできるソースコードに限ってお願いしたい」とありました。とはいえ設計の古いOS/2コードに起因するさまざまな問題が現行のeComStationをとりまいているため、現代的なアーキテクチャでOS/2とワークプレイスシェル(WPS)を再デザインしなおそうというVoyager Projectが目下進行中です。WPSがOS/2カーネルに非依存のようなので、現在カーネルの選定から行われています。
さてassemblerで書かれているというプレゼンテーションマネージャ(PM)のソースの一部でも公開されれば、こうした開発にも弾みがつくのでしょうか。
IBMに何の利益があるのか? (スコア:2, 参考になる)
それによるIBMの利益が説明されていない。
キャンペーンの頁には色々書いてあるが、内容的にはもしかしたら誰かが利益を受けるかもしれない程度の内容だ。
えーと、、、
誰かがOS/2をハックしてOPENの物やエミュレーターを作ったり、セキュティの穴をふさぐと言っているがそんな保証はどこにも無い。
IBMがオープンソースソフトウェアをサポートしている事は、自社の財産を投げ出す理由にはならない。
OS/2非常に愛されるようにかかれていますけど、稼動中のシステムがどれだけあるか書かれていない。
IBMの不利益だって考えないといけない。
ソースを開示したことによりセキュリティホールが露見したらどうするの? IBMはオープンだから無保証という立場は取れないでしょう。
それの対応担当者のコストはどうするの? 訴えられる危険性だってある。
当然、誰かが直してくれると言うのは希望でしかない。
ソースの公開だって、単にディスクの中身をインターネットに垂れ流すだけではすまないでしょう。
個人的なフリーソフト開発者じゃないのだから、ソースをきちんと公開するだけでかなりのコストが掛かりますよ。
OS/2を使いつづけたいなら、IBMへサポートの継続をお願いするのは一番現実的でしょう。
IBMもサポート料金と言う利益を得るのだから。
今後OS/2のサポートは限定的に (スコア:5, 参考になる)
そしてIBM Software - OS/2Warp [ibm.com]によると、
ということで、2007年以降もサポートが限定的になりますが継続されることが発表されています。とはいえOS/2 Warp4 および OS/2 Warp Server for e-business の営業活動終了の発表 [ibm.com]にあるとおり、OS/2の継続メンテナンスのパーツナンバーは昨年暮れに廃止されているので、個人ユーザーとしては eComStation 頼みになるのが現状です。とはいえこれとて現行のOS/2の仕様に起因する問題が解消されるわけでもないのはタレコミに書いたとおりです(WPSのバグ、新しいハードウェアへの対応やUnicodeの問題など)。
かといってosFreeプロジェクトをみるまでもなくWPSを一からハックするのは困難を極めるので、個人ユーザーからOS/2が遠のく前にIBMにいちかばちかのお願いに出ているという状況です。「サポートが切れたから公開してほしい」というより、「わたしたちはOS/2がいまだに好きなんだ」というメッセージをIBMに伝えるタイミングを逃したくないというのが、OS/2コミュニティの心情かと思います。
# 最後の一文は他人事みたいな書き方だけどIDで
eComStation 2.0 Silver Release (RC7) http://ewiki.ecomstation.nl/ecomstation20rc7whatsnew
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Re:IBMに何の利益があるのか? (スコア:4, 興味深い)
クローズドソースだったものをオープンソースにするのには少なくとも結構な人件費がかかるよ。
他者権利ソースの洗い出しとオープンソース化交渉、場合によってはそこで権利買い取り費用が派生する。買い取りが不可能な場合はその部位を取り除いて代替コード開発か、ダミーコードの挿入が必要となる。
たとえばNetscape Navigator/CommunicatorからMozillaとしてソースコード公開になるまでどれだけ苦労されたのか、想像するととても気軽にオープンソースにしてくれとは言えない…
そういう意味では、コミュニティで寄付募って費用捻出でもしない限り難しいでしょうねえ。
# rm -rf ./.
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いまさらねぇ (スコア:1, 興味深い)
しかしAppleやNovellがOpenDocから去り、それと前後してIBMがSOM3.0の開発の中止を宣言した時点でOS/2は完全に死んだと思ってる。Open32ってそりゃなんですかって感じ。
いまさらSOMやWPSの全コードが見られるようになっても歴史的遺物でしかない。.Net Framework上にデスクトップ環境を構築したほうがまだましなくらいだ。つーかさ、いまからIDLベースの環境立ち上げてなにがうれしいんだか。
Voyager Projectの目玉はWPSとOS/2互換API (スコア:5, 興味深い)
Voyager Projectというアイデアの端緒は、OS/2をマイクロカーネルアーキテクチャに移行させるべく進められたOS/2 Warp (PowerPC Edition) [prodigy.net]プロジェクトにさかのぼること。そして1990年代後期に発表されたMacOS Xカーネル(Darwin)のソースコードとドキュメントの公開を受けて、IBMのマイクロカーネルとの共通点を感じたOS/2コミュニティの一部が注目しはじめ、ついに昨年夏に開催されたDevelopers Workshop 2005 [netlabs.org]で、Darwin上でプレゼンテーションマネージャ(PM)とワークプレイスシェル(WPS)が動かせればいいのではないかというアイデアが初めて紹介されました(略)。今年春にスイスで開催されたDevelopers Workshop 2006 [netlabs.org]では、オブジェクトモデルやマルチメディアサブシステム、OpenGLベースのウィンドウマネージャを含めたVoyagerの中核コンポーネントのプロトタイプについてプレゼンされました。
要するに今ある既存のコードを流用してワークプレイスシェル(WPS)と既存のOS/2アプリが動く環境をオープンソースで作ろうというのがVoyager Projectの趣旨でして、その辺がご理解いただけない方には無用の長物と思われても説明のしようがありません。今後の進展ではさらなる進歩もありうるかもしれませんが、とりあえずは互換環境の構築が目指されているわけです。
>Open32ってそりゃなんですかって感じ。
ほんとですね~☆ただInnotek社 [innotek.de]がJava 1.4やOpenOffice.org for WindowsをOS/2へ移植するのに使っているのはOdin [netlabs.org]というオープンソース技術なのですけどね。これを使えばWin32アプリをOS/2へ移植する手間が減り、そこそこのパフォーマンスが出ます(Warp4.0で利用する場合には最低FixPak 13以降の適用が必要)。
p.s. OS/2のOEM版であるeComStationは来年も提供されます。eComStation 2.0がリリース予定で、現在βテスト中です。
ですから「売らないならオープンソース化しろ」 [slashdot.jp]なんて誰も言っておりません。
# Win2K+bblean [sourceforge.net]なデスクトップに満足しつつあるけどID
eComStation 2.0 Silver Release (RC7) http://ewiki.ecomstation.nl/ecomstation20rc7whatsnew
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嘆願するより (スコア:1)
やっぱネトランかなぁ (スコア:1, おもしろおかしい)
って感じで特集やってもらったら、なんとかなるかも。
Re:既にLinuxデスクトップが実用段階にあるのに (スコア:1, 参考になる)
そうかな?
僕はWPSがX11経由で動作するのなら諸手をあげて喜んじゃうぞ。
むしろカーネル非依存でWPSを載せようと言うプロジェクトがあることを知ってものすごくうれしい。
#ラブラブOS/2~、お願い聞いて~♪
#と言うわけで精読してきま~す。
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Re:ラブラブOS/2~、お願い聞いて~♪ (スコア:2, 参考になる)
マミさまのお声は報道ステーションのナレーションで聞くことができます。
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決めるのは市場 (スコア:1, 参考になる)
「IEがあるからネスケなんかいらねえ」
とか言ってなかったっけ。
ちなみに私はFirefoxユーザー。
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Re:決めるのは市場 (スコア:2, すばらしい洞察)
パソコン=Windowsなユーザーは、InternetExplorerというものをソフトではなくインターネットという機能として見る訳で、彼らはFirefoxの必要性など考える事もありません。ってか、自分が使っているソフトがInternetExplorerというソフトである事すらも自覚が無い事もザラだと思います。それが、結局シェアに結びついてるわけで。
(シェアや市場の要求なんて言ってたら、いったいどれだけのオープンソースプロジェクトが消え去るだろう)
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Re:義はあるのか (スコア:1, おもしろおかしい)
2.違うよバカ。嘆願の意味もしらねえのかよ。無知はこれだからいやだな。
# 1と2、どっちがいいか選んでください。
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Re:義はあるのか (スコア:2, すばらしい洞察)
ちなみににひたすら頭を下げまくってお願い(嘆願)するのは日本人だけだです。つまり、英単語的には「お願い(嘆願)」と「要求」は一緒で、辞書的にはpetitionの訳は「嘆願」でもOKなのですが、それはそもそも欧米人にはへりくだって何かをお願いするなんていう概念すらないことを表しているので、そのあたりをお忘れなく。
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一方SHARP&ハドソンは・・・ (スコア:5, 参考になる)
masamic
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Re:いいんじゃないですか (スコア:1)
むしろメンテナンスにおいて現行のPCより余計にコストがかかることもある。
PCはよくて10年も使えば消耗部品が故障するものだから
そろそろ前世紀のPCは保守がつらくなってきているんじゃないですかね。
延命できるようなスキルのある人自身は新しいPCを使うだけの
財力があるだろうし、そうでない人にとっては「まだ使えるから!」とか
言われて、何かWindowsに似てないこともないけどよく分からないシステムを
古いPCに入れて押し付けられても困るでしょう。
「WindowsとOfficeの抱き合わせ」ができなくなることが
自体は代替となるOSSへの追い風にはなりえますが、
その代替OSSを普及させるための体制はいまだに全くといって
いいほど整っていないので、追い風を利用できるのは
かなり限定された状況になるでしょう。
例えばOfficeの代替となりうるとすればOOoですが、
技術的にはOOoはOfficeとほぼ同等になってはいるでしょうが、
社会的にOfficeを置き換えるだけの準備は全くありません。
そもそも値段が即死モノなら、旧バージョンのOfficeが引き続き
使われるだけでしょうしね。
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Re:既にLinuxデスクトップが実用段階にあるのに (スコア:2, 興味深い)
OS/2は、IBM自身がまだ使ってる(例えば、汎用機のコントローラのインターフェースとか)のでサポートを大部分やめたとはいえ、まったくやらないといってるわけじゃない。
したがって、オープンソース化なんて、ありえるのか、漏れはものすごく懐疑的だな。
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Re:いいんじゃないですか (スコア:1)
羊の皮を被った山羊
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なぜVMwareなのか (スコア:1)
>営利企業がこれ以上追加費用を投入するとは思えない。
#855441 はタレコミで引用させてもらったのですが、追加費用を投入するみたいな話はどこに出ていましたか?
「つか、WPSみたいのホスイ>>悪魔だろうがペンギンだろうがゲイツ様でもいいので(w」というところは共通項かも
しれませんが(^0^;
それからOS/2がゲストOSとして公式にサポートされているものにMicrosoft Virtual PC 2004 [microsoft.com]や
Parallels Workstation 2.2 [parallels.com]がすでにあるのですけど、なぜVMwareにも嘆願しなきゃ
ならんのでしょう?
eComStation 2.0 Silver Release (RC7) http://ewiki.ecomstation.nl/ecomstation20rc7whatsnew
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Re:どうにもならない (スコア:2, 参考になる)
># その後も結局サポートされず終い<VMware
公式には非サポートですが、エディタで .vmx を開いて
guestOS = "os2experimental"
で Ver 4に限っては動作します。(最新の VMware WS 5.5や6βでも)
Ver3はConnectはインストールに失敗しますがwithout WIN-OS2パッ
ケージはインストールでき動作しました。
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