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アレゲなニュースと雑談サイト

mhattaによる 2007年03月05日 3時30分の掲載
ライセンスはどうなるんだろう部門より。

naocha 曰く、

日本経済新聞の記事によれば、 国土交通省は、2008年度をめどに国土地理院が測量・作製、刊行している各種の地図を、現在のような閲覧だけでなくインターネット経由でダウンロードできるシステムを新たに導入し、デジタル地図として加工販売する目的でのデータ複製も認めることを決めた。有償とするか無償とするかは今後検討するという。
現行法は紙の地図が基本だった時代に整備されたものであり、地図情報をそのままコピーした地図が販売されるのを防ぐため、営利目的の複製は一律禁止されていた。

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  • Anonymous Coward : 2007年03月05日 7時16分 (#1120665)
    ネットで閲覧できる「各種地図」の範囲が気になりますが、
    10年・20年前の地図が見れるなら、不動産探しにすごく便利。
    買おう(借りよう)としている物件が、沼や田の埋め立て地だとか、
    化学工場や墓の跡地だとか、地盤や過去は普通の地図では分かりませんから。

    地理院がネット公開して、その情報が一般化すると、
    不動産(土地)の価値観が変わる気がしますけど、どうでしょうね。
    • norway (30587) : 2007年03月05日 12時56分 (#1120799)
      GISを使って仕事をしている立場から言えば,国土地理院の地形図はその上に何かを重ね書きする際の「基図」程度でしか使いません。つまり,地理院のデータそのままでは必ずしも有益な情報ではなく,そこに何かの処理をする・組み合わせることで初めて意味があると思います。

      親コメントで指摘されている過去の地形と現地形を比較して,切盛土されている地盤かどうかを見ることは意義があると思います。しかし,20年前どころではなく明治・昭和まで遡らないと,その土地の本当のリスクは評価できません。かなり昔から,宅地造成やため池の埋め立てはおこなわれていますから。そこまで古い情報は陸軍測量くらいしか無いのですが,測地系や誤差の関係で宅地の評価に使えるほどの精度は期待できないと思います。

      現在の地形図でも,そこに地下の情報が付加されると土地の評価に有効に使えると思います。ちょうど,防災科研が統合化地下情報データベースの構築 [bosai.go.jp]をおこなっていますので,こういったお上主導のGISデータも同様に公開されれば土地の価値観は一変すると思います。地域によってはかなり情報が集まっている [geor.or.jp]ようですし。

      あとはGoogleの事例のように,高価なGISソフトを買わなくても簡便に情報を閲覧できるようにすることが重要でしょうね。まあ,見るだけならすぐにカシミール [kashmir3d.com]が対応すると思いますが。
  • 大学図書館に勤めています.

    図書館での資料の複写のなかでも地図はちょっと取扱がややこしくなっています.
    たいがいの資料は「著作権法」に注意していればいいだけなのですが、地図は「測量法」によって

    基本測量の測量成果のうち、地図その他の図表、成果表、写真又は成果を記録した文書を複製しようとする者は、国土地理院の長の承認を得なければならない。...(後略)
    と規定されており、取扱がデリケートになのですよ.
    今回の法改正にてこの辺が簡単になってくれれば嬉しいのです.
  • Google様が (スコア:2, すばらしい洞察)

    Anonymous Coward : 2007年03月05日 4時10分 (#1120644)
    地図を無価値なものに変えてしまったからね
    ま、価値はあるんだろうけど無料で状態で公開されてれば
    有料の方は特別な理由がない限り使われませんしね

    web全体の問題ですよね。
    • Re:Google様が (スコア:2, 興味深い)

      nobuhiro (5244) : 2007年03月05日 4時22分 (#1120645) ホームページ
      お役人もようやく、自由に使えることが、別の価値を生み出すことに気がついた。

      ってことならいいんだけどねぇ。

      %% 自分達の権益でなく全体の利益を考えて欲しいもんだ。

      --
    • Re:Google様が (スコア:3, すばらしい洞察)

      Anonymous Coward : 2007年03月05日 8時13分 (#1120677)
      全くそうですね。

      元コメントは、せいぜいどっかの店までの地図、という用途くらいでしか地図を使わないんでしょうね。建物形状をポリゴンにしてデータ埋め込むとか、そこから特定の(例えば戦前からある木造家屋)の密集度を調べようとか、経年変化を見たいとか思ったら、グーグルの地図なんか全く意味がない。

      それより、UpMyStreet [upmystreet.com] くらいの情報を日本の政府も提供して欲しい。
      • Re:Google様が (スコア:2, 参考になる)

        Anonymous Coward : 2007年03月05日 14時07分 (#1120829)
        建物形状をポリゴンにしてデータ埋め込むとか、そこから特定の(例えば戦前からある木造家屋)の密集度を調べようとか、経年変化を見たいとか思ったら、グーグルの地図なんか全く意味がない。
        うん?GooleMapのベースマップは、ゼンリンの住宅地図のサブセットでしょ?

        GooleMapでも、例えば「ラーメン屋さん」で検索すると、関連する地物を地図上に表示するので、 家屋ポリゴンと属性のリンクは存在して、その属性がどの程度のものなのかはよくわかりませんが、 少なくとも関連するURLとリンクしていて、そのWebページのコンテンツを使ってキーワード検索を行うわけで、 GIS的に見ても結構高度な地図の使い方だし、 使っている地図も日本ではこれ以上の質と規模のものはないと思うのだけど?

        今度公開になる地理院の地図というのが何を指すものなのかはよくわかりませんが、 数値地図2500,25000レベルだとすれば、それこそ索引図程度にしかならないし、 地方自治体所有の都市計画図(DM)とかなら精度は2500とはいえ、地形図の質としてはりっぱなものですが、 こちらは属性とのリンクがないし、お金持ちの自治体でしか作ってないから、カバー率低いしね。

        GooleMapって、地図コンテンツもシステムもかなりなものだと思いますよー。

      • Re:Google様が (スコア:2, 興味深い)

        USH (8040) : 2007年03月05日 18時25分 (#1120992) 日記

        元コメントは、せいぜいどっかの店までの地図、という用途くらいでしか地図を使わないんでしょうね。建物形状をポリゴンにしてデータ埋め込むとか、そこから特定の(例えば戦前からある木造家屋)の密集度を調べようとか、経年変化を見たいとか思ったら、グーグルの地図なんか全く意味がない。


        GoogleMap/Earth による最大のインパクトは、これによって地図データ形式の標準化がいきなりなされてしまう可能性がある点じゃないでしょうか?

        これまでは、大学の研究者や個人が、上記のような特殊な目的のための地図データを作ろうと思っても、高価な地図とGISを買ってこなければならなかった。それが、GoogleMap/Earth の登場で、簡単にデータを追加できるようになった。これらのデータは、従来の地図のように大がかりに販売するにはマーケットが小さすぎて採算がとれませんでしたが、今後は、web においておくだけで、(有料・無料は別にして)必要に思う人がとっていけばよい、というweb 2.0 的なモデルが可能になった。

        国土地理院もがんばっているようですが、政府機関であるため、どうしても管理(とそれに伴う正しさの維持)が可能な形でしか展開できない。それを Google がある意味で野放図にやってしまっている、という状況だと思います。

        なので、GoogleMap/Earth が提供するでーたそのものを議論してもしかたがない。その上に構築される付加価値の大きさが、最大の論点。
        • Re:Google様が (スコア:2, 興味深い)

          USH (8040) : 2007年03月05日 23時20分 (#1121130) 日記
          ちょっと言葉たらずでした。

          たしかに Shape や GML, G-XML といった地理情報の標準フォーマットはこれまでありましたが、それで表記されたデータを気軽に表示できるものがこれまでありませんでした。

          もちろん、これらのフォーマットの viewer はありましたが、基盤データがないので、単なる白い紙の上に無味乾燥なデータを表示するぐらいしかできませんでした。見栄えするように見せるためには、それなりに高いソフトやデータが必要。しかもそれを多くの人に配布するとなると絶望的。

          そこへ、Google が基盤データとともに登場してしまったので、これまで宝の持ち腐れになっていた地理的な情報が、一気にリッチで配布可能なコンテンツに変身した、というのがポイントです。

          こうなると、これまで地味に GML とかで配っていたデータをKMLに書き直してやれば(実際、KMLの地理表現はGMLのとほぼ同じ(namespace が違うくらい)ですし)、立派なコンテンツになる、ということで、いろいろ注目されている。

          KML だと地理情報以外の部分の構造化ができない、という問題もありますが、web と同じで、まずコンテンツが充実することで、次のステージにいけるという考え方の方が、時代にはあっている。変にデータ表現を整理・統率しようとしてコンテンツ充実のスピードを落としてしまうと、元も子もない。

          というのが googleMap/Earth のインパクトじゃないでしょうか?
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    • Re:Google様が (スコア:2, 興味深い)

      zasha (14341) : 2007年03月05日 10時34分 (#1120723) ホームページ 日記
      >あんなもの地図じゃない。

      あれ以上の情報を付加するのは可能でしょうが、
      ペンタゴンあたりに睨まれるのではないかと。
      国防っていうか、自国の地図が他国に流出するリスクという面で。

      # 地図には多少のウソを含むものです
      --
      ---- 何ぃ!ザシャー
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  • 民業圧迫? (スコア:2, 興味深い)

    k09 (29479) : 2007年03月05日 10時34分 (#1120722)
    国土数値情報 [mlit.go.jp]や数値地図 [jmc.or.jp]と何が違うのだろうと思いましたが、その新聞記事を読むと、加工なしでネットで見られるものを出していくということでしょうか。

    既存の地図や数値情報を加工して付加情報とともにサービスを提供するという産業がすでにあるのになぜ直接役所が出てくるのか不思議です。「民間にできることは民間に」と唱えてませんでしたっけ。
    • Re:民業圧迫? (スコア:2, 興味深い)

      ncube2 (2864) : 2007年03月05日 12時46分 (#1120790)
      地図データや地形データみたいな、国の基本的なデータはむしろ積極的にフリーで提供されるべきだと思う。
      各企業・産業はそれに付加価値をつけて商売するのが筋ってもんじゃないかと。
      (義務教育でも何でもない高校や大学の類にも公立・国立がたーくさんあって、あまつさえ大学なんか自分自身でビジネス始めるところも出てきているけど、だからといって教育産業やら一般企業を圧迫しているなんて言う人、あんま見かけないよね)
      • Re:民業圧迫? (スコア:2, 興味深い)

        ncube2 (2864) : 2007年03月05日 17時15分 (#1120950)
        ヨソの国々(含む軍事大国)の中には自国の地図データを結構前からタダ同然でバンバン配りまくっているってのがあるんです。(8年位前に地図データの公開状況を調べたことがある)
        • Re:民業圧迫? (スコア:2, すばらしい洞察)

          inop (32879) : 2007年03月05日 23時54分 (#1121149)
          公開している地図データが純粋に正確な物だとは限りませんよね。
          自国にとって不利益になる情報をマスクしていたり、全く違うデータになっていたりする事もありますよね。
          出さないだけではなく積極的に出すのも情報戦です。
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  • corymania (33448) : 2007年03月05日 13時08分 (#1120806) ホームページ
    某テレビ局のProject○でもやってましたが
    足で稼いでるZENRIN様最高です。
    CD-ROMのZENRIN Digitownは仕事柄手放せませんが
    必要区域買い集めようとしたらウン十万円仕事で・・・
  • Anonymous Coward : 2007年03月05日 8時25分 (#1120679)
    日本じゃ未発売のマイクロソフトのMapPoint [microsoft.com]が出てくる、と思うのは早計か。
  • gonta (11642) : 2007年03月05日 11時37分 (#1120755) 日記
    基本的に無償だが、配布に必要な手間賃・インフラ設備料・送料は取ってよし!・・・どっかで見たライセンス形態だな・・・GPLか?
    --
    -- gonta --
    "May Macintosh be with you"
  • Anonymous Coward : 2007年03月05日 12時59分 (#1120802)
    と思ってよく見たら試験公開 [gsi.go.jp]でしたか。
    あまりの使いにくさに数えるほどしか利用したことありませんけどね。

    民業圧迫だとかいうコメントもありましたけど、
    国土地理院はデータの収集と整理と提供に集中してもらって、
    扱いやすいインターフェースをはじめとする広義のソフトウェア
    (コンピューターソフトウェアに限らず、用途、利用方法などまでも含む)
    は民間に任せてもらえると良いんじゃないかと思いますね。

    お役所主導でエンドユーザー向けに組まれたシステムなんてろくなものがないのだし、
    そのくせ開発予算だけはやたら膨大にかかるのだし。
  • Anonymous Coward : 2007年03月05日 11時05分 (#1120738)
    実はあの許可って簡単に取れる:) 。

    壁でもなんでもない。知り合いもWebサービスで承認取ってたような...。
    とってもフェアユースなのだよ。

    #役所側としては、その予算が有効に使われていることの検証のために、
    #許可という形にせざる得ない。大人の事情だね。
    #民業圧迫といわれたり、許可なしにせよと言われたり、大変な立場だよ。
  • Anonymous Coward : 2007年03月05日 12時27分 (#1120780)
    POT形式とかそういうデータのこと?
    地図ソフトとカーナビで使えるようになっている(ハズ)。
    まあ取り合えずカシミールでも使ってみんさい。

    #GoogleはKML形式を使うけど画像重ね合わせのためのフォーマット。
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