有害情報というやつですか部門より。
pinbou 曰く、
本家/.の記事より。最近British Medical Journalに掲載された研究によると、自殺に関連するキーワードの検索結果には、自殺を促す方向に偏りが見られたそうだ(Ars Technicaの記事)。
この研究では、「most effective methods of suicide」「how to commit suicide」といった自殺を考えている人々が使いそうなフレーズを12個特定し、それらをGoogleやYahoo!といった様々な検索エンジンで検索。検索結果の最初の10件に出る情報が、自殺を思いとどまらせようとするものか、あるいは自殺を促すようなものかを判定した。その結果、検索結果として頻出する上位3サイトはすべて自殺を支持するもので、自殺の方法や苦痛の詳細などを掲載していたという。ちなみに4番目に多く登場するのはWikipediaで、特に自殺の方法に関しては最もよく参照される情報源の一つとなっているらしい(もちろん、Wikimedia Foundation自身は自殺を奨励などはしていない)。おもしろいことに、この研究ではイギリスにおける自殺率が、ウェブの利用率の増大とは逆に減少していることを指摘している。おそらくこれは、自殺したい人は情報が豊富に得られる一方で、Hope Lineのような自殺防止ホットラインへのアクセスも容易になったからではないかと考えられている。
元調査の方が偏ってるんじゃない? (スコア:4, すばらしい洞察)
引っかかるのは当たり前でしょ。
単に「自殺」で検索したときに、推奨的なサイトと抑制的なサイト、(そして中立的なサイト)の比率
はこうですというなら調査の意味はあるが。
Re:元調査の方が偏ってるんじゃない? (スコア:3, 興味深い)
「こういう結果がでたからネットを規制しよう」(あるいは規制する必要はない)という議論のための調査なんだよ。(この研究者が主張しているという意味ではなく、そういう議論へデータを提供するという意味)
でも、元記事読むと
って、自殺を促すのは90で、自殺抑止系は62+59=131と、こっちの方が多くないか?
まぁ、"perhaps most disturbing was that the most frequent results were pro-suicide"ってことらしいが。
親コメント
どこに偏りがあるのか (スコア:3, 参考になる)
検索ワードが偏っていれば、それに対する結果も偏るのは、当然のことでしょう。
これを以って「インターネットは偏っているから修正すべきだ」とするのは、検閲の肯定に他なりません。
時代や社会背景、政治的事情などによって、生の検索結果に修正を加えろ、と言っているわけですから。
家庭や学校で施すフィルターとはわけが違います。
もちろん、この結果からそんな間抜けな理屈を引き出す人はいないでしょう。
さて、検索技術の特性は、求める情報と得られた結果のダイレクトな結びつきにある、と言いましたが。
これに相反するのが、既存のメディア。例えばテレビや新聞などです。
ニュースを見たら、延々と自殺に関する報道をしていたり、自殺の方法にまで言及していたり。
あるいは、自殺なんて考えたこともなかったのに、如何に自殺がいけないことかを聞かされ続けた結果、逆に自殺に興味を抱いてしまったり。
求めていない情報を勝手に送りつけてくるのが、これらのメディアの特性です。
検索技術に関しては、検索ワードに偏りがあれば、検索結果にも同じ方向の偏りが生じることは、既に述べました。
これはつまり、検索を行なうものの内面に偏りがあれば、その検索結果にはポジティブなフィードバックがかかることを示唆しています。
インターネットが人を死に駆り立てる側面があるとすれば、おそらく問題になるのはここです。
しかし、実際の自殺志願者が、ただひたすら自殺をすることに邁進するかというと、そうではないでしょう。
そこには何らかの迷いがあってしかるべきです。
自殺方法をドライに提示するサイトに対して、懇切丁寧に自殺を回避する方法を提示するサイトも存在し、
後者の方がフィードバック効果が高ければ、インターネットが自殺を促す効果はキャンセルされます。
これに対して、テレビなどのプッシュ型メディアには、受け手の状態に合わせて出力を変える仕組みがありません。
せいぜい、どの番組を選ぶか、くらいの選択肢しかなく、それもニュースなどの公共性の高い番組については無意味です。
つまり、情報の受け手の内面の偏りには、ほとんど依存しないメディアであると言えます。
その代わり、その出力はメディア内部の人間に大きく依存します。
制作側の人間が偏っていれば、番組内容、記事内容にも当然偏りが生じます。
自分の持つ偏りを増幅されることと、他者の持つ偏りを強制されること、
どちらが恐ろしいかは人にもよるでしょうが、どちらにしても、メディアの中に偏りは存在します。
その在り処は、真逆といっていいほど違いますけど。
一方日本は (スコア:2, すばらしい洞察)
誰かが自殺すると、マスコミが「ネットに自殺情報があるぞ」と教えてくれる。
ご丁寧にキーワード付きで、検索しやすいように。
逃げ場にもなりうるんじゃないかと (スコア:2, 興味深い)
わたし的にはこういう(楽に死ねる方法が逆に逃げ場となって持ちこたえる)ケースも大いにあり得るだろうなと思っているのですが。
#本気で死にたい人はどんな方法だって死を選ぶんじゃないかと
#それなら少しでも楽な方を知る事が出来るのは当人にとっては幸せなのかも知れない
#わたしは自殺を考えたこともない楽観者なので当事者の心情は想像も出来ませんが
なんだかなあ (スコア:1)
景気や戦争の影響も大きいだろうし、ここ10年ほどは自殺率が低下してるってだけにとどめおけばいいのに。
とりあえず (スコア:1)
まず間違いなく引っかかってるから。
# まぁ、大抵の人は間違えるんだが。
fjの教祖様
どうやって調べるの? (スコア:1)
わりと共通する用語を特定しやすそうだけど
自殺を思いとどまらせる言葉は
いわゆる「前向き路線な言葉」でも有用そうだし…
文章をひととおり読んで意味を解釈までしないと
判別できないのではないか?
用語だけで比率を判定なんて
できないように思う.
Yahoo! Japanの場合は (スコア:1, 参考になる)
社会的な取り組み [yahoo.co.jp]の一貫なんだそうですが。
ちなみに「自殺」とか「自殺方法」とか「死ぬ」とか「絶望した!」とかで検索してもこのリンクは表示されないので、
自殺したい人は「死にたい」と入力するのがYahoo! Japan的にはゴールドスタンダードらしいです。
そもそも・・・ (スコア:1, すばらしい洞察)
というあたり、ちゃんと説明できてない気がするが・・・
感情論でなくてね。
自殺を予防する自殺事例報道のあり方について (スコア:1)
1)やるべきこと
・自殺に代わる手段(alternative)を強調する。
・ヘルプラインや地域の支援機関を紹介する。
・自殺が未遂に終わった場合の身体的ダメージ(脳障害、麻痺等)について記述する。
2)避けるべきこと
・写真や遺書を公表しない。
・使用された自殺手段の詳細を報道しない。
・自殺の理由を単純化して報道しない。
・自殺の美化やセンセーショナルな報道を避ける。
・宗教的、文化的固定観念を用いて報道しない。
あたりから始めて欲しいです。
Re:氏ね (スコア:1)
と書かないといけなくなります。
親コメント
Re:氏ね (スコア:2, 興味深い)
「馬鹿か」とか「邪魔だ」とか「消えろよ」とか。
「カス」とか「ゴミ」とか「クズ」とか。
自分が否定されたと思える言葉であればなんでも構わない。
親コメント
Re:「自殺」かどうか一切関係なく (スコア:1)
「拳銃で頭を撃っても死なない方法」を調べて保険金詐欺やろうとして
失敗した事件 [nikkansports.com]もありましたしね(騙されてたんでしたっけ?)
#素人は、まず拳銃を手に入れられない(ハズ)
親コメント