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アレゲなニュースと雑談サイト

Acanthopanaxによる 2008年04月18日 6時20分の掲載
地理情報システム部門より。

nagajis 曰く

独立行政法人 農業環境技術研究所(以下、農環研)が、明治初期〜中期に作成された地形図「迅速図」をネット上で閲覧できるシステムを構築したと発表した(ITmedia News記事)。18日の研究所一般公開でお披露目され、21日からwebでも利用できるようになる。

「迅速図」(迅速測図)は近代的な地図測量が始まって間もない明治17年頃から24年頃にかけて測量・発行された地形図。関東平野の大部分を2万分の1の縮尺でカバーする。これまでwebには国土地理院の地形図閲覧システムウオッちずがあり、最新の地形図が公開されてきたが、旧版の地形図をまとまった量閲覧できる環境はなかった。Google Earthにオーバーレイできるというのもgeekで面白いと思うし、システムにはオープンソースソフトウェアのGeoServerが使われているとか。

(つづく...)

ちなみに「迅速」というのは、地形図による全国網羅を急ぐため、測量に時間のかかる三角測量をあきらめ、簡易な測量方法によって測量・作成されたという経緯によるもの。歪みが大きいためデジタル化も大変だろうと思ったが、農環研では以前から迅速図のデジタル利用が研究されていたようだ。

農環研の意向としては「里山の変化を実感し、生物多様性の保全や農業環境の管理に活用してもらいたい」とのことだが、古い道マニアな私にとっては旧版地形図が多量に読めるだけで幸せ。120年前の道筋と今とを見比べるだけでもいろんな発見がある。皆さんはどんな利用法を考える?

この議論は賞味期限が過ぎたので、保存されている。 新たにコメントを書くことはできない。
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  • Anonymous Coward : 2008年04月18日 9時51分 (#1332401)
    研究者じゃなくても役に立つものなんですよね。

    特に不動産買うときはそこがどういう素性の土地なのか現地を見なくてもある程度推測できる。
    妙に安いと思ったら→沼を埋め立ててあるとか縁起悪い施設があったとか。

    旧地名がわかるだけでも価値は大きいです。
    旧地名はその土地の実態を表してることも多いですから。
    内陸なのにさんずい付いてる所とか。

    #まぁ、行き過ぎると差別になりかねない。
  • とりあえずご先祖様のお家のあった辺りを見てみたいですね。

    日本における道路技術の発達(ジェトロ) [ide.go.jp]に
    >以上の陸軍の測量技術はドイツ方式であるが,内務省系の河川測量や道路測量は英米方式が主流であったため,ごく最近まで両者は融合されなかった。
    なんてあってびっくり。家の近くの水準点でも探してみるかな。
  • Anonymous Coward : 2008年04月18日 8時29分 (#1332374)
    話題の地図はどうだか知らないんですが、古地図って部落の表記が
    あったりして、現代に扱うのは配慮がいるって聞いた事があるんで
    すが…

    別に止めろとか言ってる訳じゃないですし、面白い企画だなとは思
    うんですが、難しい話だなぁ、と。
  • おもしろい試み (スコア:2, 参考になる)

    liv88 (32526) : 2008年04月18日 11時02分 (#1332434)
    2万分の一ということで、精度は低いのでしょうけど、一般に公開されていることとオープンソースな精神という部分が大きく評価できると思います。
    日本のGIS業界は「地図ありき」で、大手が地図の利権をがんじがらめにしているがために、なかなか一般に(特にウェブで)公開ということが進まない現状があります。また、ソフトウェアにおいても自分が儲かればいいやみたいな感じで、特に市町村などの役場向けのものでは、「いったい誰のために、何に使うのか意味不明なシステム」が、すでにたくさん導入されています(外に公開していないのでわからず、余計にたちが悪い)。
    アメリカでは地図やGISは当然、なくてはならないもの、としてより広く公開・活用されているそうです。日本でも地図はもっと広く、特にウェブの分野で公開していくべきだと思います。
  • kcg (26566) : 2008年04月18日 12時34分 (#1332524)
    不動産投資家が必死に調べだしてる所でしょうか。
    一気に地価が跳ね上がるような素敵な歴史を持つ土地ってないかしら。
  • NOBAX (21937) : 2008年04月18日 7時30分 (#1332360)
    >Google Earthにオーバーレイできるというのもgeekで

    必須機能だと思います。
    明治の地図だけ見せられても役に立たないでしょう。
    • Re:geek (スコア:2, 興味深い)

      uguisu (9285) : 2008年04月18日 13時57分 (#1332590) ホームページ 日記
      ん〜、Google Earth で見れても微妙だなぁ。

      できれば、ちゃんと地理情報付きで、GeoTiff か Shape で公開してくれるほうがよっぽどよい。OpenGIS Consortium の Web Map Service [opengeospatial.org] (ラスターデータはPNGやJPGに変換されて提供)に準拠、ってことなんで、そうならない可能性が高いなぁ。(地理情報付きで提供するのは Web Feature Service)
      • Re:geek (スコア:2, 参考になる)

        deaf_ear (31391) : 2008年04月19日 0時21分 (#1332944) 日記
        GeoServerか....
        EPSGコード [atnifty.com]にあるようなもの(すべて)が、こんな感じ [geoserver.org]で提供されていればいいのですかね。複数の座標系で。

        ちなみに。
        MapServer [umn.edu]
        MapGuide [autodesk.co.jp]
        ArcGIS Server [esrij.com]
        を外した理由を担当者にお聞きしたいです。個人的には、英断だと思います。(^^;
        WFSの実装は早かった気がしますが...

        # 余談ですが。
        # GeoToolsをなんとか使って、緯度/経度を平面直覚座標系に直そうとしているのだが...かなりやっかい。
        # ESPGを自前でダウンロード構築しないと、DataStoreがAccess、PostgreSQL、HSQLDB他に探しに行く仕様らしい。
        # (たぶん、指定するclassはあると思うのだが探し出せない。)
        # そこで、座標変換クラスライブラリ(ジャスミンソフト) [jasminesoft.co.jp]試験中。
        --
        がんばろう。と自分に言い聞かせる。
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  • ncube2 (2864) : 2008年04月18日 12時49分 (#1332536)
    今月になって、こんなんできましたが。
    http://map.goo.ne.jp/history/ [goo.ne.jp]
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