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アレゲなニュースと雑談サイト

Acanthopanaxによる 2008年05月29日 6時45分の掲載
オープンソース市役所部門より。

magjp 曰く、

福島県会津若松市が28日、OpenOffice.orgの全面導入とODFへの移行を発表しました(発表資料(PDF)記者発表(YouTube))。オフィスソフトが無償になることで、5年間で1500万円の経費節減を見込んでいるとのこと。自治体でのOpenOffice.org導入は聞かない話でもありませんが、福島県内では初めてだそうで、それなりに先進的な取り組みのようです。また発表された資料ではODF移行についても触れられており、文書ファイルの国際標準化による、保管性向上などのメリットも見込んでいるようです。

民間企業でも本格的なOOo&ODF移行という話はまだあまり聞かない中で、自治体におけるODF導入の先鞭をつけた形ですが、はたして上手く行きますかどうか。「早すぎたんだ。腐ってやがる!」とならないことを祈ります。

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  • Anonymous Coward : 2008年05月29日 7時39分 (#1351800)
    記者発表の取材って、記者クラブ参加会員の報道関係者の既得権みたいなもので
    報道メディアルート以外から未編集のまま一般に流れるのを彼らが非常に嫌がるはず
    (記者会見を「編集」して放送することが報道メディアの仕事なので)なのだが、
    会津若松には記者クラブ制度がないのかな?

    “非常識的”に考えて、記者発表のビデオが未編集の形で一般大衆も見れるというのは
    誤解などの報道側の編集による“脚色”が抑制されるのであるべきだとは思うけど。
  • Anonymous Coward : 2008年05月29日 7時45分 (#1351803)
    私は、市の一般業務の職員なのですが、AsteriskというOSSなIP-PBXを某市に導入させました。
    市職員レベルでも設定可能で、使用する側のスキルも今まで同様で良いAsteriskは
    今後行政機関で、浸透していきそうな力を持っていると思います。


    #お約束どおり、ACで。
    • Anonymous Coward : 2008年05月29日 12時54分 (#1351946)
      ども、元ACです。
      お昼休みでネットカフェから書き込み。

      当市は市町村合併で、庁舎ごとに内線網があり、庁舎間で通話料が発生していました。
      そこで、NTTのIP-PBXを検討し始めたのですが、庁舎の既設ネットワークが利用できない(NTTの独自ラインのみ)こと、電話機選定の自由がないことや費用の問題などが判明し、その事を小耳に挟みAsteriskで構築することで解決できないかと思い、 職員提案制度 [tochigi.jp]を利用し、ノートPCで動くAsteriskを用意しプレゼンしました。

      指摘のとおりAsteriskを扱ったことのある業者が皆無で、職員でも扱える者は私だけという状態でしたので、マニュアルを整備し業務引継ぎはできるようにしています。
      また災害などのクリティカルな面に対処するため、発電機を設置し電話機の電源をPoEで送り、IP-PBXは二重化しています。
      回線はひかり電話を使用し、障害時にはアナログに転送するように設定しています。
      ただ、ひかり電話はまだまだ発展途上というのが私の認識ですね。
      (ex. Via:ヘッダの突然の仕様変更など。)
      おそらくどこの市町村でも内線電話の統合に苦慮しているはずなので、ノウハウを蓄積し、他市にもノウハウを提案していきたいですね。
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  • 一つの試み (スコア:3, 参考になる)

    shiragaoyadi (27158) : 2008年05月29日 7時21分 (#1351795)
    YouTubeでの発表など、庁内に仕掛け人が居るのでしょうね。
    私の回りでも、Office2007で操作は分からなくなるは、
    OXMLで保存されて「開けない!」と悲鳴が上がるはで、
    使い勝手のかなり改善されてきたOOo2.4への移行は、
    一つの方策かもしれません。
    7割程度が移行すれば、費用改善効果も出るでしょうし。

    先日の住友電工といい、MS社の今後の出方が楽しみです。
    企業ユースでの価格の低下に繋がっていくかな?
    • Re:一つの試み (スコア:2, すばらしい洞察)

      Anonymous Coward : 2008年05月29日 7時56分 (#1351806)
      一番の導入動機はやはりコスト削減のためでしょう。
      地方自治体の財政難はシャレになりません。
      団塊世代がいなくなれば人件費も減らせますが、それで全て
      解決するものではないですからね。

      5年で1500万円削減できるなら、13万人規模の小さな自治体
      にとってはかなり魅力的なはず。
      役所の見積もりは甘いことが多いので、ほんとに1500万円も
      浮くかどうかはやってみないと判りませんけどね。
      # 予想外の支出が増えることが多い。(笑)

      OSまでフリーにするリスクはまだまだ大きいですが、
      アプリくらいならいけるんじゃないでしょうか。

      行政が特定のアプリを使用するとシャワー効果で民間も
      手を出さざるを得なくなります。
      本当は中央官庁が使って欲しいんですけどね。

      これでMSの製品価格が下落すればもっといいんですけどね。
      そのあおりでジャストシステムが潰れてしまっても、それはそれで仕方ない。

    • poundcake (11852) : 2008年05月29日 14時26分 (#1351998) 日記
      オフトピであり本当に申し訳ない。「なるわ、上がるわ」でお願いします。「は」のほうが歴史が古いのは承知しています。→goo辞書 [goo.ne.jp]
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  • 参考例 (スコア:2, 参考になる)

    ribbon (11750) : 2008年05月29日 7時15分 (#1351794) 日記
  • Anonymous Coward : 2008年05月29日 8時35分 (#1351814)
    Wordと一太郎に対応していた役所こそ、早急に
    WordとOOo(Write)に変更していただきたいものです。

    反発する人は、相当少ないと思うのです。
  • 波及効果 (スコア:2, すばらしい洞察)

    harutin_99 (34900) : 2008年05月29日 9時29分 (#1351834) 日記
    市自身の導入数よりも、市の業務を受注する会社がOOoを使い始める
    という波及効果のほうが大きいかもしれません。自宅のPCに入れる
    のもタダだしね。

    逆に言えば、マイクロソフトは公官庁や発注元の大企業を握っておく
    のが大事ということになりましょうか。
  • Anonymous Coward : 2008年05月29日 7時05分 (#1351791)
    アレゲな大学で有名な隣接する会津大学 [u-aizu.ac.jp]ではSun [sun.com]のWorkstationを導入してるので当然商用版OpenOfficeであるStarSuiteを使ってるはずだと思うけどそれも影響したのかな。
  • duenmynoth (34577) : 2008年05月29日 7時11分 (#1351792) 日記
    どの程度までのリスクを想定しているか興味がありますね

    VBAどころかマクロも一切動かないはずなので既存の資料が開けず阿鼻叫喚、
    さらにパソコンを指1本で使うような老人がやっと覚えたMSオフィスを
    いきなり別ソフトに乗り換えして大丈夫なのか、とか
    間違いなく現場レベルで混乱が発生しますが、どこまで耐えられるのやら
    • Re:リスク管理 (スコア:2, すばらしい洞察)

      Anonymous Coward : 2008年05月29日 11時17分 (#1351896)
      > VBAどころかマクロも一切動かないはずなので既存の資料が開けず阿鼻叫喚、

      阿鼻叫喚になるリスクは当然あるでしょうが、だからといってこのままMSべったりを続けていたら、将来他へ移行をしようとしてもそれがさらに難しくなります。移行をするならできる限り早めがいいわけで、そういう意味では今のうちに阿鼻叫喚になってしまった方が傷が浅く済んで良いのではないでしょうか。

      MSがあまりに巨大な会社なので忘れさられがちですが、MSだってただの会社ですから倒産の危険は必ずあります。そんな不安定な一企業の規格にべったりで居続けることは実は相当のリスクです。これからの何十年次々と積み上がっていくであろう電子書類を自らのコントロールがおよぶオープンな規格にしておくことは、最低限としても必要なリスク管理だと思います。
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  • ♪会津磐梯山は~ (スコア:1, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2008年05月29日 10時04分 (#1351851)
    OOoだから経費削減になる。
    ODFももちろん利用するだから当然だ。

    だからの山よ
  • 以前居た印刷会社で、議事録(600ページ位)等を印刷するため、オアシス文書とかを印刷用ワープロ形式に変換する仕事をしてました。
    他にも、もう売られてないワープロ専用機(東芝ルポとか)のフロッピーとかを、印刷用ワープロが読めるように変換する。
    でもね〜、そういう事が出来る人は印刷の世界では意外と少なくて、自社に居なければ出来るとこに丸投げに成るわけです。
    でも、だからと言って値段上げると、一般競争入札で取れない。 中小の印刷会社の営業が、現場に怒鳴る材料が増える会社も有るでしょうね〜。
    そんな会社の社長さんへ、「貴方は、聞く耳をメーカー及び販売店から、自社の現場社員に向けないと、負けますよ。」
    --
    hoihoi-p  得意淡然、失意泰然。
  • Anonymous Coward : 2008年05月29日 9時21分 (#1351830)
    償却期間を考えると、ボリュームライセンスを買う(そしてアップグレードする)より、バンドル製品を選択する方が安いと思います。
    # 諸々の事情でライセンス更新前提の購入はしないとおもいます。

    会津若松市の職員数は、およそ1,000人です。
    http://www.e-aizu.jp/j//oshirase/n_i/20061201/n_i030.htm [e-aizu.jp]

    職員数の推移

    平成13年 平成14年 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年

    1,045人 1,023人 1,007人 1,071人 1,147人 1,122人


    1,500万を5年で割ると、年間平均300万円の経費削減効果があり、職員1人当たり、年間で、3,000円弱の差異しかありません。

    先の票を眺める限り、平成18年の職員平均給与が623万(共済、退職金別途!)ですから、正規職員半人分以下、もしくは、臨時職員1人分弱の違いしかないコトになります。

    見た目の削減効果より、環境変化のネガティブリスクインパクトの方が大きいんじゃ・・。

    # 単に1,000(人)x1.5(ライセンス:万)x1(償却:5年)という丼勘定の予感・・。
  • まだアップグレードってありましたっけ?SAだけだと思ってたけど。
    SAなら実際に入れ換えなくても、がんがん金が出て行きますよ。
    • INTEGRA ZXi (7950) : 2008年05月29日 11時58分 (#1351913)

      ソフトウェア・アシュアランス [microsoft.com]のことでしょうね、この場合。平たく言うと、定期的にお金を払うことで常に最新バージョンが使える特典(?)で、ボリュームライセンス製品に付属しています。(他にも特典はいろいろあるらしいけど、正直よく知らない。)

      ただ、SAのないボリュームライセンス版Officeも売ってるので、普通はそっちを買うんじゃ…。ボリュームライセンスのアップグレード版が無いのは、元コメントの指摘通りですが。

    • 2個のコメント が現在のしきい値以下です。
  • 移行時にかかるコストって一回だけでしょ?

    一度移行してしまえば、初回の教育はMSでもOOoでも同等の
    コストかかるんじゃないの?

    だったら、とっとと移行すればそれだけMSに「払い続ける金」の分、
    浮くと思いますけどね。

  • Re:浮いたお金は (スコア:1, すばらしい洞察)

    Anonymous Coward : 2008年05月29日 10時56分 (#1351881)
    移行時の障害とその対策をドキュメント化して公開する事で貢献するんじゃないかなぁ...
  • Anonymous Coward : 2008年05月29日 13時32分 (#1351967)
    5年間というのは、導入端末が処分されるまでの期間であって、
    一度に300台以上を更新するわけではないでしょう。
    また、ボリュームライセンスの1ライセンス45900円ってのは
    MSの定価みたいなものなので、300台以上の購入となると、
    もっとディスカウントされるので実際には3万円くらい?

    結局削減できるのは900万円くらい。

    しかし、削減できるコスト以上にかかるのが、OOoの保守。
    OOoはMSOfficeのように自動でアップデートされないので、
    脆弱性が出るたびに300台以上のOOoを再インストール。

    1回のアップデート費用をざっと50万円と見積もっても、
    OOoの脆弱性発覚が年に5回と少なく見積もっても年間250万。
    5年間だと1250万円にも及んで、結局はMSOfficeよりも高く
    なってしまう。

    導入コストだけで「削減できる」なんていうからおかしいわけで、
    運用管理コストも考慮しないといけない。
    オープンソース導入を推進したい担当は、導入コストだけで
    「削減になる」というから要注意だ。

    MSOfficeにも、OOoほどではないにしろ、若干の運用コストは
    かかるが、それを含めても少し安いか、多くてもトントン。

    現状のMSOfficeとOOoの出来や脆弱性を比較すると、OOoを
    導入するメリットはほとんど無いと思うね。

    ただし、かかった費用の何割かがMSに上納されてしまうより、
    もっと高い費用がかかるけど、地元の業者に保守費用を払う
    ことで地元還元率を高めるという考えも出来るが。

    OOoを大量導入した他の自治体の現状としては、保守費用を
    ケチって脆弱性のある古いOOoを使い続けているってところ。
    それが正しいのか、市民のためになるのかは考えるべき。

    新たに導入したというニュースより、先に導入したところが
    現在どのように運用管理しているのかを考えるのが大事。
    オープンソースの推進者は、導入まで積極的に推進するくせに、
    あとは放置というパターンが多い。
    ちゃんと最後まで責任を取って面倒みれって。
  • USH (8040) : 2008年05月29日 13時55分 (#1351977) 日記

    特にメーラとOfficeの再教育が一番きつい。

    昔、中央官庁でお仕事したことがありますが、たまたまその時期にメーラの変更が行われました。「Outlook Express から解放される!!」と喜んでいたら、よりひどい代物が支給されました。でも、みんな、ぶつぶつ文句いいながらも、粛々と使ってましたよ。

  • Re:どうせなら (スコア:2, 参考になる)

    unchikun (14429) : 2008年05月29日 14時05分 (#1351982)
    末端ユーザーに関してはおっしゃるとおり。
    むしろ変なソフトを勝手に入れられなくなるメリットも大きい。

    ただそいつらを管理する職員も定期的に異動があるので、管理する側の職員の教育に
    時間と手間と金がかかるだろうな。

    高度なトラブルは駐在員に頼むとしても、「印刷ができない」「ファイルが開けない」
    「アイコンが消えた」....などの簡単なサポートは一般の職員がやることになる。

    自宅でWindowsを扱っていれば+αていどの教育で済むだろうけど、Linuxともなる
    とかなり限られてくる。
    使えない奴が皆無というわけではなく、異動を念頭に相当数の人材が必要ってこと。
    2年異動で4年後帰ってきてもらえるとしても「3人×所帯に応じた人数」。

    市町村のような小規模組織なら帰ってきてくれる率も高いが、林野→産業→教育委→観光
    なんてでたらめな人事が多い都道府県の場合は帰ってきてくれる可能性はかなり低
    いからなあ。
    まあ県、市町村、それぞれ社風のようなものがあって、人事の運用も様々だけど、
    異動のことは考慮しとかないと。

    市町村の場合は近年町村合併の影響で人事、公共施設管理、公共事業、稟議の仕方など
    いろんな問題やトラブルが発生してる。
    サーバでデータ共有とかバックアップしない支所(旧A村)に来た旧B村職員のCさんが
    当然サーバでバックアップされていると思って、Dドライブ中の不要と思われるファイルを
    どんどん削除していった結果、県や国に提出する/した文書まで消してしまい、大騒ぎに
    なったこともありました。
    まあ削除する前にDVDにでもバックアップすればいいと思うんだけど、ドライブがない、、、、
    、、というかそもそも旧A村にはバックアップをとる文化自体がなかったようで、それを知った
    Cさんは唖然とするしかなかったのだとか。
  • wildcard (416) : 2008年05月29日 14時09分 (#1351984)
    >公金支出規定に抵触する
    研究委託費って事で何とかならんかね?
    --
    -- wildcard
  • Stealth (5277) : 2008年05月29日 18時16分 (#1352100)

    Wine で動くように、ですか? ライセンス料は全く変わらずにサポート外にされてしまってコスト増ですね。

    ネイティブで動くように、ですか? Oracle のように Linux 版として販売されている業務用ソフトは Linux になったから安くなった、と言えるほど大きなコストダウンになったでしょうか。

    業務向けのソフトに関しては、オープンソース製品として開発されたりでもしないと、まずコストダウンは望めませんが。

    # Linux ならその上で動く全てのアプリが自動的にオープンソースなんてのは幻想すぎる。

  • UIに赤色が使われている率の意味では?

    赤色の率にどれほど意味があるかって?
    オフィスの見栄えを重視した上が決めたからに決っているじゃないか!!

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