GetSetによる
2008年08月31日 20時00分の掲載
十分すぎる量にも思えるが、さて…部門より。
十分すぎる量にも思えるが、さて…部門より。
あるAnonymous Coward 曰く、
米Comcastは10月1日付けで、全ての個人顧客のトラフィック量の上限を「250GB/月」と定めることを明らかにした(PCMAG.com・本家/.)。同社は今までも大容量のデータをやりとしている顧客にトラフィック量を抑えるよう連絡してきたが、今回はこれを行う上限を明確にしたに過ぎない、とのこと。
Comcast曰く、250GBは5000万通のメール送信や、62,500曲の楽曲のダウンロード、また125本の標準画質の映画をダウンロードや、25,000枚の高解像度デジタル写真のアップロードに値する容量であり、標準的な個人顧客の利用量より十分に余裕をもった設定であるとしている。
同社は以前、一部ファイルシェアリングサイトへのアクセスを不当にブロックしているとAP通信と電子フロンティア財団によって指摘されていた。これに対し、連邦通信委員会はネットワークポリシーをより透明にするよう同社に要求していたが、今回の動きはこれに応える形となる。
1Mbps (スコア:3, 参考になる)
まあ、通常(とは何かはさておき)の使い方だとほとんどのユーザーはカバーできる上限でしょう。
#ちなみに我が家のトラフックは動画はあまり観ない状態で10GB~20GB/月程度で収まっています。
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Re:1Mbps (スコア:2, 興味深い)
実際水道はそうではないです。
スループットと転送量は違う、という論理はよく見かけるんですが、
これは使い放題の場合は比例して増えなければいけないです。
帯域を使うことが異常というなら帯域の太さを売りにした商売をするのは
矛盾してますよね……
もちろんこれは理想論で、現実にはISPの接続料金というのが帯域を
維持するには安すぎるという現状があって通らないのは分かっているんですが、
ユーザ獲得のために値引き競争をしておいて、バックボーンなりの状況を公開せず
当たり前のように規制を入れていき、勧誘時にそれをはっきり言わない現状は
少々アンバランスかと。
#校正してくれた人ありがとう
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Re:どこがほぼ無制限なんだか (スコア:2, 興味深い)
現行の回線 (最大 16Mbps) で 1 本 HD の映画をダウンロードするのにかかる時間がどのくらいかかりますかね。当然常時 16Mbps が出るなんて事は想像もできませんけど。
それと 10 年後のトラフィックとか言ってますが、現状のトラフィックを考えた結果の料金設定でしょうし、回線状況だけが 10 年後の設定 (想定) で全く見直しが行われない事を前提に話すのはフェアではないのでは。
10 年もあれば 2 回程度は価格改定が行われても不思議ではない期間ですし、プロバイダとしては一度ならず回線増強を行っても不思議ではない期間です。
これらを踏まえて「10 年後のトラフィックを想定した価格設定で営業を続けろ」なんていうのは横暴に過ぎるとしか言いようがないでしょう。そもそもその価格でサービスを提供できるインフラが揃ってないのですから。
その時点のビューを持てというのは自由ですが、かかる経費は現時点の価格ですからね。
# 1998 年に現時点のトラフィックを想定した価格設定しろって言われてもねぇ。
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不自由な範囲ではほぼ無制限(Re:ほぼ無制限でしょう (スコア:5, 参考になる)
ましてや、FOSSな物の先端的なのを多量に使ったり弄ったりしてるのからすると250GBと言うのは数日で消えますよ。
と言うのはさておき、この問題が叩かれてる理由と言うのは、基本的にはComcast社がCATV系のキャリアであることから始まってるようで、丁度今CSで再放送してるDEMOCRACY NOW!で取り上げられています [asahi-newstar.com](見逃した人や見れない人は、こちらから [democracynow.jp]。FCC公聴会に招かれたレッシグ教授のコメントもあります [democracynow.jp])が、事の経緯は以下のような感じです。
・ComcastがBittorrentのパケットに選択的にダミーパケットを混入して意図的に通信を撹乱、トラフィック量の軽減なしでトラフィックを混乱させて来ている事が発覚した
・Comcastはアメリカ有数のCATVネットワークであって、Bittorrentを妨害した背景に自社のCATV配信の動画(これはテレビ番組だけではなくVoDも含まれる)と競合するP2Pの利用を強引に潰すための処置であるのではないかと言う疑惑が持ち上がった。(*1)
・従ってユーザー有志がComcastに抗議したが知らんぷりだったのでFCCに真相究明を訴えた。
・FCCの公聴会にComcastがサクラを大量に送り込んで傍聴席を占拠するなど、Comcast側が審議や傍聴の妨害を繰り替えした
・企業側に大きく寄ってるFCCは形だけの審議で終わらせようとした
・ユーザ側がFCCに抗議のハガキを殺到させ、その数、数百万通に達したので形だけの審議では済まなくなった。
・FCCが審議を行って、Comcastに指導せざるを得なくなった
・Comcastがかなり厳しいトラフィック制限を明文化してきた←今ここ
(*1)J-COMでの名目ビットレートにあわない帯域制御やP2P規制 [oshietekun.net]も、著作権云々は建前で同様の理由からかも…昔、名目8Mbps(当時5,500円/月)の契約をしていましたが、SVNにしてもFTPにしても(今のフレッツと比べて)非常に遅かった。それに、Gyaoなどへの接続性も悪くて良くフレームが落ちていましたので…
# 本家/.のこのスレッド [slashdot.org]あたり興味深いです…
ともあれ、ISPであるComcastに囲い込まれた範囲での「制限」はないのですが、しかし、そこから少しでも逸脱した途端に縛りが入るという状況ですよ?
…しかも、Proxyとかミラーサイトを通した部分はトラフィックから除外するという話しでもなさそうだし、アップリンクとダウンリンクをわけてる訳でもないので、P2Pに限らずストリーミングなどの自社の商売と競合する諸々のサービスを使いにくくする縛りを明文化したに過ぎないと見れますけど。(そもそも、BittorrentとDRMを組み合わせたストリーミング的なコンテンツ商売が日本でも始まっていて [bittorrent.co.jp]、先行している海外ではそこそこ商売になってる状況ですから…)
その縛りが自社の商売を独占的にするための道具であると言う一点で最悪の対応に近いと思いますよ(日本のJCOM以下かも)。
--暮らしの中に修行あり。
blogはじめました。 [hatena.ne.jp]
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