ページ内ジャンプ:

アレゲなニュースと雑談サイト

soaraによる 2009年06月21日 16時20分の掲載
基地局は気球です部門より。

あるAnonymous Coward 曰く、

気象観測に使われる気球を使い、ブロードバンド・アクセスを提供する試みがアフリカで行われているそうだ(internet evolution本家/.より)

気球を使うことで衛星通信ネットワークと同じ仕組みを低価格で実現する「SkySite」を開発したのは米国Space Data社。ナイジェリア生まれで現在は米国に拠点を置く二人の企業家が、SkySiteシステムの独占契約をSpace Data社と結んだそうだ。

SkySiteでは気球を使って80,000~100,000フィートの高さまで打ち上げられた通信装置が地上の接続ステーションと通信し、そこからネットワーク・オペレーション・センターを介してインターネットへ接続する仕組みとなっている。ユーザはモデムと10ドル程度の衛星アンテナを購入すれば、あとはサービスに申し込むだけでインターネットに接続することが可能になる。

企業用にはそれなりの値段で10Mbit/s、家庭用にはより手頃な金額で300kbit/sなど、価格に応じた接続速度が提供されるという。個人向けのパッケージは格段に速い接続ではないが、それでもこの地域の人々に手の届く価格でインターネット接続が提供されるのは初めてだそうだ。気球を使った装置は衛星を打ち上げたり通信タワーを建てたりするよりも遥かに安く、低価格を実現できるとのこと。バッテリーの関係や気球が流されてしまうのを防ぐため装置は24時間に一度地上に戻されるが、装置にはGPSも搭載されており容易に回収できるという。

当面はアフリカ西部のシエラレオネとリベリア、ガーナとナイジェリアの4カ国でサービスを開始するが、政府からの助成金を得ながらより広い地域へのサービス展開を目指しているとのことだ。

表示オプション しきい値:
  • kitakitsune (25416) : 2009年06月18日 21時47分 (#1589639) 日記

    本邦でもサブジェクト名のような名前のよく似たプロジェクトがあり、
    米の国でも早期警戒飛行船とかMD向けとか高高度飛行船の話が出来ては萎んでいるのですが。

    確かに、
    「必要とされる高度に飛行船を飛ばすこと」
    「必要とされるペイロードを積んだ飛行船を飛ばすこと」
    「必要とされる期間飛行船を滞空させること」
    上の3つは単体で何とか実現させることが出来ましたが、
    「必要とされる高度に、必要とされるペイロードを積んだ飛行船を、必要とされる期間滞空させること」
    は今もって実現していません。ぶっちゃけて言えば「気球/飛行船を使った成層圏プラットフォームは、成立しない」。

    同じ高高度に一定のペイロードを滞空させるにしても固定翼機の方が遥かに実現が容易ですし、
    タレコみに上げられているようなギニア湾岸の国ならまだ人口がそこそこ稠密に居るでしょうから、
    それこそ地上設備を使った携帯電話なり衛星インターネットなりの方が堅実で見込みがあると思います。

    • SteppingWind (2654) : 2009年06月21日 19時10分 (#1590977)

      一番の問題は地球に昼と夜が有るってことですね.

      昼間に太陽でガスが温められるとガスが膨張して, そのままでは気球が破裂してしまうのでガスを抜く必要があります. 夜は周囲の気温と同じところまで温度が下がるのでガスが収縮し, 昼間に抜いたガスの分だけ浮力が減ります. この減った分の浮力だけバラストを落として調整するわけですが, また昼になると…というわけで, バラストの切れ目が滞空時間の切れ目になるわけです.

      これを解決するために, 昼間のガスの膨張に耐えられるようにしたスーパープレッシャー気球ってのが研究されているんですけど, 形になってきたのがようやくこの2~3年 [isas.jaxa.jp]ってとこですね.

    • GeoJ (32542) : 2009年06月22日 2時50分 (#1591096) 日記

      その手の研究をしてる人の話では、災害時に通信が途絶した地域で利用するために飛ばす計画らしいです。
      平時の日本国内なら既存のインフラの方が便利ですが、逆に災害時に限定であれば他の回線が復旧するまでの期間だけ最低限の帯域を維持できればよいし、災害対応で最大の障害になる交通手段の問題がクリアできるので、それなりに役に立ちそうだということです。
      その場合の主な課題は、発災後どのくらい早く飛ばして運用できるかにあるようです。

    • 3個のコメント が現在のしきい値以下です。
  • アフリカだけに (スコア:4, おもしろおかしい)

    sillywalk (15002) : 2009年06月21日 20時46分 (#1591001) ホームページ 日記
    ボンゴでTCP/IP [slashdot.jp]とか
    --
    And now for something completely different...
  • まってくれー (スコア:2, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2009年06月21日 18時08分 (#1590962)

    俺の裸の画像を積んだサーバーが飛ばされていくー

  • phenix (31258) : 2009年06月22日 10時10分 (#1591140) 日記

    > ユーザはモデムと10ドル程度の衛星アンテナを購入すれば、あとはサービスに申し込むだけでインターネットに接続することが可能になる。
    ・モデム
    ・アンテナ
    ・サービス申し込み
    だいたい一通りそろっちゃってると思うんだが。

  • Anonymous Coward : 2009年06月21日 23時00分 (#1591054)

    アフリカじゃ10ドルも決して安くないとは思うので
    各家庭に設置するアンテナは通信の規格次第では中華鍋パラボラですかね。

    • keybordist (3572) : 2009年06月22日 0時22分 (#1591071) 日記

      最悪、村に一本のアンテナで、それを各家庭が無線LANでシェアする、というのもありえるのではないかと。

      実際のところ、そんなデータ通信の需要がある国ってのは、
      一日の稼ぎが10ドル、なんてレベルの国ではないので、
      ネットワークに繋がることが将来の豊かな生活に繋がる、
      という認識が国民各層に広まれば、普通にアンテナくらい買うと思いますよ。

      #日本製のアンテナは高くて売れないと思うけど。

      --
      吟醸しか飲まない豚
    • 2個のコメント が現在のしきい値以下です。
  • teracy (38036) : 2009年06月22日 9時55分 (#1591136)

    気球にメッセージを書いた垂れ幕を付けて揚げれば電気も要らない!
    // それなんてアドバルーン?
    // そしてパフォーマンスは受け手の視力に依存

  • 2個のコメント が現在のしきい値以下です。