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アレゲなニュースと雑談サイト

hylomによる 2009年06月30日 16時33分の掲載
さぁどうなる部門より。

magjp 曰く、

北海道夕張市が、選挙管理委員会のデスクトップ環境をUbuntu+OpenOffice.orgへと移行するそうです(SourceForge.JP Magazine)。

夕張市は財政再建団体として財政の建て直しを図っていますが、今回の導入もその一環で、民間払い下げの中古PCを活用することで費用の削減を図るそうです。国内自治体でジワジワとシェアが広がりつつあるOSSですが、今回の事例は、"くびき"であるオフィスソフト依存をOpenOffice.orgで取り払うことによるLinuxデスクトップへの移行である点や、既存のWindows環境との共存の成否など着目すべき点が多く、今後の展開を注目せずにはいられません。

これは同様に財政難にあえぐ自治体の動向にどのような影響を与えるのでしょうか。スラド諸氏のご意見はいかに。

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  • NOBAX (21937) : 2009年06月30日 17時03分 (#1596641)
    自治体にもよるでしょうが、以下のようなハードルがあります。
    1.動機がない
     破たんでもすれば別でしょうが、通常は市民の税金を適切に使えばいいのであって、
    リスクを冒して、出費を抑えても有難味がない。
    営利企業ではないので、効率化のトリガーがなかなか働かないのです。

    2.減点主義なので、職員は新しいことは言いだしたがらない
     うまくいったからといって、偉くなれるわけでもない。
    高倍率の昇進試験は別にある。
    失敗すれば閑職に回される可能性が大きい。

    3.IT関係はすでに外部委託
     ITは自治体のサービスとは直接関係しないので、アウトスースのターゲットになっていて、
    外部業者に委託済みで、すでに、自分のところのITの全貌がどうなっているか分かってなかったり、
    ITに強い職員を育てる仕組みがなかったりします。
  • redwine (35127) : 2009年06月30日 20時16分 (#1596774)
    一方、その頃レドモンドではこの話を聞いたゲイツ君がアップを始めました。

    「悪の芽は摘み取らねばならぬ! 利益度外視のWindows 7 Bankrupt Editionを準備せよっ!」
  • うちの会社も (スコア:2, すばらしい洞察)

    nemui4 (20313) : 2009年06月30日 8時32分 (#1596182) 日記

    コストダウンで消しゴム一個買うのもダメと言われているくらいなんだから、似たような事やればいいのになぁ
    なんでやらないんだろう?

    • Anonymous Coward : 2009年06月30日 17時37分 (#1596667)

      官僚OBが営む「研究所」に貢いでいる年間数千万の賄賂をなんとかしろよ、っていう愚痴が新聞のコラムに載ってました。

      銀行振り込みを任されていた若手社員が、職場で怒りをぶちまけたそうだ。ボーナスカットを我慢し、コピー用紙の1枚まで倹約しているのに、なぜこんな法外な金額を渡さねばならないのか。しかも振込先は公的機関ではなく、個人名の口座ではないか。株主に説明できるのか。

    • sen (197) : 2009年06月30日 8時45分 (#1596183)
      社会人になってから使わなくなったモノの一つが「消しゴム」です。
      ボールペンやマーカーは逆に学生の頃より使うようになりましたが、
      鉛筆や消しゴムは、情報処理技術者試験の時にしか使いませんでしたので、
      その度に買いにいっていたのを思い出しました。
      頻繁に使わないものっていつの間にやらどっかにいっちゃうんですよね。
      • Re:うちの会社も (スコア:2, 参考になる)

        nemui4 (20313) : 2009年06月30日 10時12分 (#1596214) 日記

        社会人になったからなのか、OA機器が発達したからか鉛筆(シャーペン)&消しゴムの出番は少なくなりましたね。
        修正液も久しく使わなくなったら、ガンジーミスノンの会社も倒産してたらしいし。

        • kikki (30639) : 2009年06月30日 19時03分 (#1596727)
          私は設計の最初の段階では、いまだに紙と鉛筆(シャーペン)と消しゴム、もしくはホワイトボードが大活躍です。
          やり方が古いのかなぁ、と思うときもありますが、アーキティクチャや動作モデルこねくり回すときはこれが一番だなぁ…
          逆にコーディング以降、ドキュメント作成までではこれらの出番はほとんどありません。
          ちなみに最後のまとめ上げにはOOo使ってます。良くなりましたね〜そんなにマニアックに使い込んでませんが、普通に
          使う分には十分です。問題は他の人に渡すときでしょうか。pdfで良いなら大丈夫なんですが。
        • vikke (8037) : 2009年06月30日 20時27分 (#1596785) 日記

          わたしも大枠の設計段階ではホワイトボード派ですね。で書いたのをデジカメで撮って、設計を管理しているwikiにペタっと張る。
          手で書く事により、なんかイメージが湧きやすいんですよね。

          で、それで大体のイメージが固まったら、ユースケース図を書いて固めていったり、アクティビティ図に落として動きを確認したりします。

          あと、ドキュメント関係ですが、Wordのスタイルが上手く使えなく(アウトラインでガーガー文章を書き込んだ後、スタイルを適用しようとしたら、上手く適用されない)、立ち往生した事があります。
          その時はエイヤでhtml + cssにして誤魔化しましたが(客がそれでOKな客だったんで)、そうじゃなかったらどうしてたんだろう。。。

          docbookかtexで進められたらなー

          --
          安易なAC発言反対運動中
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    • Re:うちの会社も (スコア:2, すばらしい洞察)

      Anonymous Coward : 2009年06月30日 16時52分 (#1596630)

      ・会社が消しゴムを買わない→従業員が自腹で買う→従業員が枕を濡らす
      ・会社がソフトウェアを買わない→従業員が違法コピーするorデータを自宅に持ち帰る→会社が訴訟に巻き込まれる

      という違いがあるかもね。

    • 結局、導入後の人的&物的な維持管理費が、導入時のコストを上回っちゃうからでは?
      Linux関係がわかる人間なんてそんなにいないし、ハード的な知識も必要だし、
      そういう管理人が調達できなかったら、そこでシステムは使い物にならなく
      なるわけで。

      #意外とこう言うのは理解されないのが、問題と言えば問題で、謎と言えば謎。

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  • Anonymous Coward : 2009年06月30日 16時51分 (#1596629)

    却下された同一タレコミ(ITProソース) [slashdot.jp]

    >スペックはCPUがPentium III/700~800MHz、メインメモリ512MBであり、
    >北海道の第三セクターHARP社の支援を受けてUbuntuの採用が決まった。
    >スペックから言って、もっと軽いディストリの方がよくはないだろうか?
    >(Ubuntu「Meeting Minimum Hardware Requirements」曰く
    >“A Pentium 4, 1GHz system is the minimum recommended for a desktop system. ”)
    >/.Jerのお勧めをお聞きしたい。"

    • Anonymous Coward : 2009年06月30日 19時26分 (#1596745)
      Ubuntuは使っていませんが、Debianでデスクトップ環境にKDEを入れて、CPUは導入予定のものとほぼ同スペック。メインメモリは128MBのPCを使っています。

      基本的に大きいアプリケーションを1つ立ち上げるだけなら、スワップを使わずにすむので、それほど不快ではありませんが、2つ以上になると、かなり遅くなります。KMailとIceweasel(Firefox)を同時に動かすとものすごく遅いので、KMailを起動しているときはw3m、Iceweaselを起動しているときは、Webメールで済まさないと、分単位で時間を浪費します。

      でも、導入予定のものは512MBと大きいので、大きいアプリでも3つぐらいまでなら何とかいけそうな気がします。

      軽量Linuxに関しては、PuppyLinuxも試したことはありますが、起動が早く、メモリの使用量が少ない分、スワップする頻度が若干減るものの、アプリ自体が重ければ、遅いことに変わりはありません。Debianでxfce4とGnomeも試したことはありますが、xfce4はなかなかいい感じ。とは言え、JWMとくらべると、やはり重かったです。

      OpenOfficeに関して言えば、Calcぐらいしか使いませんが、Ctrl+カーソルキーなどで、一気にスクロールさせるようにしないと、かなり不快です。

      基本的に、OpenOffice自体が重いので、それが快適に動くのであれば、他のアプリケーションも快適に動くでしょう。そういう意味で、もう少し、高性能のCPUを搭載したPCをお勧めしたいです。

      #海外在住で、中古PCに光学ドライブやUSBカード、ネットワークカード、Webカメラ(総額10,000円くらい)を付けて、インターネット端末として使っていますが、メモリは古いタイプなので、10,000円以上するとのことで、PCショップの店員には「新しいのを買った方が安いよ」と言われました。一番安いデスクトップでも、手持ちのより高性能、かつ、3万円も出せば買えるので。
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  • Anonymous Coward : 2009年06月30日 16時56分 (#1596632)

    こちらの記事 [nikkeibp.co.jp]も見てください。

    譲渡を受けたもののUbuntuやOOoの推奨環境ぎりぎりの低スペック、
    26台を引き受けて用途が決まってるのは6台だけ、
    OOo使うのは臨時スタッフだけで本職員は従来(Windows?)のまま

    「譲渡」した企業は廃棄処分費用がいらなくなったのでハッピーでしょうが、
    夕張市は、今後の保管費用、メンテナンス費用、廃棄費用をどうするつもりでしょうか。

    これなら、選挙時に必要な台数を短期レンタルした方が、
    金銭的コストも作業効率もよかったように思います。

    夕張市のどこぞの偉いさんがだまされて
    ゴミ寸前のものをもらってきて、
    IT担当者が頭を抱えている、
    実情はそんなところではないでしょうか。

  • 確かにubuntu+oooは、初期導入コストが低いのは事実。
    サポートサービスがどうなってるのかは知らないけど、
    少なくとも、プログラムの入手コストは、
    ダウンロードの通信費ぐらいしかかからないもんね。

    でも、この手のコストは、運用コストの方が大きいのも事実。
    初期導入は1回きりだけど、運用はその後毎日やっていく事だから。
    バージョンアップがあるにせよ、ま、年に一度の事だから。
    大雑把に言って、月に1万のコスト削減が出来るんなら、
    年に12万までの出費は、ガマンできる、みたいな。
    (大雑把に過ぎるけど、本題じゃないから許して)

    何が言いたいか、つうと、
    デスクトップやユーティリティの大幅な切替は、
    運用サイドに負担のしわ寄せが行きかねないよ、と。

    簡単単純に、金額の大小で比べられる事じゃなくって、
    今まで30分で出来てた事が、1時間かかるようになったりとか、
    これまでは定時間内に済んでいた作業が、残業が必要になったりとか。
    多分、現行の処理系はwindows+msoだと、勝手に予想するんだけど、
    その場合、既存のドキュメントのフォーマットにずれが生じたり、
    字化けや数字化けが出たり、みたいな現象が発生するかもしれない。

    そういう話が出た時に、夕張や、他の余裕のない自治体では、
    きっちり対処出来ないかもしれないよ、と、思う。
    ま、十年後ぐらいに、プロジェクトX的な番組かなんかで、
    「あの時は大変でしたねぇ~、はっはっはっ」
    とか、偉い人が笑う程度の話で済むのかもしんないけど、
    現場は地獄を見るかもよ。

    だから、ubuntuやoooに乗り換えようぜ、とか思うんなら、
    色々と余力があるうちにとっかかった方が、
    何かと余裕を持って、想定外の事態に対処できるんでないかなぁ。

  • WindKnight (1253) : 2009年07月01日 9時14分 (#1597101) 日記
    確かに、選挙管理委員の事務局に導入するにはいいかもしれない。
    恒常的に台数が要るものではないので、そのためにライセンスを入れるのはもったいないという考えには同意できます。
    これで問題なければ通常業務へ、というのも考えてはいるのでしょうけど。
  • Re:その論拠は (スコア:1, すばらしい洞察)

    Anonymous Coward : 2009年06月30日 17時10分 (#1596646)
    まともに管理できる人間が現場にいるか、という点で、真理だと思うがね。
  • suzushiro (30819) : 2009年06月30日 17時42分 (#1596671)
    臨時職員にWindows PCを自由に使わせる方が勇気が必要と思うが、どうだろう? > 管理者
    最低限でも、USBポートとLANポートを使用不可能な状態にしておかないと枕を高くして眠れん。
  • Technobose (6861) : 2009年06月30日 22時22分 (#1596862)
    市町村と括られるけど、「市」になると福祉事務所の設置とか業務が増えるんだよね。
    町村ならば都道府県が行う業務が「市」になることで降りてくるわけだけど、仕事が
    が降りてきても、それに伴う財源はこないことが多いわけで、小規模な市は面子に
    こだわらず、町村になれば良いと思う。
    今の自治法では市の人口要件は五万人以上だけど、岩手県滝沢村みたいに五万人を
    越していても「村」であるメリットをとる自治体もあるわけだし、夕張市は夕張町
    か夕張村になって、業務を県に返上すれば少しは楽になると思うけど。


    おそらく市制執行して、一番負担になる業務は生活保護業務だろうなぁ。
  • tks256 (30608) : 2009年06月30日 22時22分 (#1596863)

    cronじゃないの?
    と思ってたら
    http://www.kotodama.jp/blog/index.php/2008/03/18/ubuntu-apt-cron-apt [kotodama.jp]
    apt-cronと言うものがあるようで。

  • Anonymous Coward : 2009年06月30日 22時27分 (#1596870)
    日本のソフトハウスの何割が自治体からの受注で生計立てているのか・・・。
    本来なら、すべての自治体で共通で利用できるようなソフトウェアも、各自治体ごとに発注しているというものすごい無駄な体質なわけで。
    住民基本、税務、財務、総務・・・ありとあらゆるシステムが自治体ごとに別仕様もしくはカスタマイズで運用されています。まあ・・・オープンソースで基幹システムを開発するというのはいささか危険な気もしますけれどね・・・。
    というわけで橋本大阪府知事が声高に叫ぶ「道州制」に一票。きっと州内ですべてのシステムを統一化すれば、それだけで数百億円もの税金は節約できますよ。
  • barrel (25979) : 2009年06月30日 22時37分 (#1596878)

    行政自体もコンペさせようぜ。
    あと、最低限の基本料金+オプションサービス料にするとか。

    そしたら行政サービスの売り込みにもう少し必死になるんじゃないかな。
    「奥さん、今月は人権が安いよ!」

  • >仕事をする上で一番身近にふれる環境が慣れ親しんだものでないと、生産性も落ちる。

     Windows対Linuxの話題の時に、必ず出てくるけど、本当にそうなのか非常に疑問です。
     Linuxなら、というか、今時のOSなら必要ないデフラグが必要だったり、サービスパックを適用したらアプリケーションにエラーが出たり、突然ユーザープロファイルが壊れたりと、Windowsはいらない作業が多いです。本当に生産性が高いの?
     WSUSでパッチを適用するにも、OSとMS Officeだけなので、その他のアプリケーションは他のツールを使うか、手作業になるので金と手間が必要だ。

    >仕事が出来る人10人くらいがきちんと仕事ができる環境を整えて、体力が必要なところは外注すればいいんじゃないだろうか?

     たいていの場合、外注すると高くつきます。職員がやれば人件費だけですが、外注すると外注先の人件費+利益が必要となるので、よほど人件費が安くないと費用面での優位性はない。外注が効果的なのは、金はあるが人がいないとか、職員では難しいサービスを提供する場合ですね。

    • > >仕事をする上で一番身近にふれる環境が慣れ親しんだものでないと、生産性も落ちる。
      > Windows対Linuxの話題の時に、必ず出てくるけど、本当にそうなのか非常に疑問です。

      要するに「数は力」なのだと思います。
      職場でLinuxデスクトップの数が優勢になる=ユーザ数の増加によって
      自ずと情報交換やノウハウの蓄積がなされますが、Windowsが圧倒的多数を
      占めている状況で、申し訳程度にLinuxを導入しても多分失敗します。
      しかも夕張のケースは臨時職員へ一時的にUbuntuマシンを割り当てるもので
      職場内での恒常的運用には到っていません。26台のマシンをもらっておきながら
      そのうち6台しか使用せず、残りは保留扱いというのが導入の消極性を
      物語っているのではないでしょうか。
      この議論には、Linuxデスクトップを全庁で導入した埼玉県・旧二宮町の
      導入実証実験レポート [ipa.go.jp]が示唆に富んでいます。

      --
      And now for something completely different...
    • 3個のコメント が現在のしきい値以下です。
  • unattended-upgrades パッケージをインストールよかったと思う。設定ファイルは /etc/apt/apt.conf.d あたりにある。

    Ubuntu 9.04 Server からは自動アップデートするかどうかインストール時に聞いてきて、こいつが unattended-upgrade パッケージを使ってたと思う。

  • tomone (15592) : 2009年07月01日 0時15分 (#1596955) ホームページ

    その Windows + Office が、Windows Vista + Office 2007 だったらどうなんでしょう?

    Office 2007 で操作性ががらりと変わってひぃひぃ言うんじゃ?
    Office 2003 → 2007 の以降と、→OOo の以降ってどっちがまし?

    --
    TomOne
  • Re:どうせなら (スコア:1, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2009年07月01日 3時10分 (#1597028)

    >自分とこの自治体の情報システムにどれだけ無駄があるか興味ないかい?

    逆にそういう情報を「やばい!隠したい!考えたくない!比較なんかしたくない!」と思う心。

    その心こそが、
    自治体なりなんなりといった組織のオープン(ソース)化を、
    阻む要因だ。

    よく趣味ソフトなんかで「ソースが恥ずかしいから公開したくない」なんてな言葉を聴くが、
    それは実は「傲慢さ」なのだ。
    ソースを公開するということは、一種の「謙虚になる」ことなのだ。

    #ソース公開は五体投地みたいなもんだな。天よ地よちっぽけな我が身をご覧じよ!という奴だ。

  • Elbereth (17793) : 2009年07月01日 7時52分 (#1597080)
    公務員を養う役には立ってるんじゃないでしょうか。
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