この流れにガラパゴス化しないでほしい部門より。
あるAnonymous Coward 曰く、
英語版Wikipediaは存命の人物関連記事への変更を全て承認制にするという方針に近々切り替えるとのこと(マイコミジャーナル、本家/.記事)
存命の人物に関する記事は特に悪意ある編集の標的になりやすく、個人に深刻な被害を与える可能性が高くなっている。このため記事への変更はベテランWikipedia編集者の承認の受けないと公開されなくなる「flagged revisions」機能が導入されることとなったという。この機能はすでに昨年ドイツ語版のWikipediaにて導入済みだそうだ。
NY Timesの記事によると今回の方針はWikipediaがその影響力の大きさを自覚したことの表れであり、混とんを容認するカルチャーから脱し、より成熟して信頼にたるものに変貌する意志の表れでもあるとのこと。既にここ数年Wikipediaでは匿名ユーザーによる新規記事作成は認められておらず、また人気記事や激しい議論が繰り広げられる記事などは「保護」や「半保護」され編集が制限されてきた。また、誤った情報をわざと掲載するケースなども見受けられたが、承認制を導入することで捏造を防ぎ、記事の精度を向上させることが可能になるという。
どのような編集者に承認権限が与えられるかは未定だが、Wikipediaの関係筋によると数千人単位となる予定とのこと。ドイツ語版では承認権限のある編集者は7,500人近くいるが、英語版はドイツ語版の3倍以上の記事があるため更に多くなるとみられている。
なお、この件は8月25日からアルゼンチンのブエノスアイレスで開催されているWikimania 2009でも議論が重ねられているとのことだ。
ありがたいことに私の狂気はベテランWikipedia編集者が保障してくれるというわけだ (スコア:1, おもしろおかしい)
ベテランWikipedia編集者の正気は
一体どこの誰が保障してくれるのだね?
コメントを書く
Re:ありがたいことに私の狂気はベテランWikipedia編集者が保障してくれるというわけだ (スコア:2)
コメントを書く
親コメント
Re:まず世の中の過半数の人が正気だという保証から (スコア:2, 興味深い)
他の論文に拡散して面白かったとかなんとか。
似たような例(ただしソースはwikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%9A%E6%A7%8B%E8%A8%98%E4%BA%8B [wikipedia.org]
コメントを書く
親コメント
Re:妥当な進化かな (スコア:3, 興味深い)
存命の人物についてだけね。これは非常に大きな違いだよ。
日本の既存の国語辞典や百科事典は、存命の人物や存続している企業名については立項しないのが普通なので、妥当だと思うけど。(学研だけはどちらも立項)
どうしても、ご本人や広い意味での関係者からクレームが付いてしまうので。政治家や学者さんの項目を作ると、右や左の人が版元にやって来て、「○○が載っているんなら、ウチのセンセイも載せろ」と主張したりするから、当たり障りのなく、かつ、明確な基準がないと。
例えば初版の大辞林には長谷川町子とか澁澤龍彦がないけど、二版の発行時には物故者となっていたので、掲載されています。(このお二人についてクレームがあったとか、なかったということではありませんので、念のため)
コメントを書く
親コメント