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インターネット

米国のSNS作成サービス「Ning」が無償サービスを終了、有償のみに 15

ストーリー by hylom
企業・団体向けならまだ有料サービスの芽はあるのでは 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

日本ではあまり知られていないが、Netscapeの開発者でもあったマーク・アンドリーセンが設立したソーシャルネットワークサービスのNingが、40%以上の大規模レイオフ及び無料サービスの廃止を決定した。

Ningのサービスは、「だれでも無償でSNSが作成できる」というもの。議論ページや画像ギャラリー、ビデオの埋め込みができたりするだけでなく、ウェブアプリケーションを独自に開発して埋め込めるなど、今のFacebookやOpen Socialに近い発想をしていた。事業は縮小するものの、特段トラフィックが減ったという訳でもなく、むしろあがっている最中とのこと。Ningは100億円規模の出資を受けており、収益性を強化しなければならなくなったようだ。

これは無料文化の終わりなのか、それともこれはビジネス上の一失敗例にすぎないのか。はたまた、「無償から有償へ転換するというビジネス」なのか。みなさんは、どう考えますか?

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  • 質の向上と言う面もあるのでは?私も某所でSNSを運営していたことがありますが、登録しているのは1名です。無料で作れると、この手の意味も無い・・・広告収入にすら繋がらないSNSが多数作られたりします。そういったSNSは検索にも引っかかるので、利便性も低下させます。

    有償でも運用しようと言う、志の高いSNSだけにすることで、質の向上をはかろうとしているのかもしれません。

  • by Anonymous Coward on 2010年04月20日 21時02分 (#1751725)

    これは無料文化の終わりなのか、それともこれはビジネス上の一失敗例にすぎないのか。はたまた、「無償から有償へ転換するというビジネス」なのか。みなさんは、どう考えますか?

    出資を受けてビジネスとして動いていたからこそ「収益性を強化しなければならなくなった」わけで、
    そもそも「無料文化」じゃないのでは。
    ビジネスとしてはひとまず失敗でしょうが、これから盛り返す可能性はありますね。
    「無償から有償へ転換するというビジネス」は、ここまで極端ではなくても良くある手法だと思います。

    「マーク・アンドリーセンが設立した」ことが注目すべき点なのかな。

    • by Anonymous Coward on 2010年04月20日 21時07分 (#1751729)

      >「マーク・アンドリーセンが設立した」ことが注目すべき点なのかな。

      はい。それ以外に注目するべきところはありません。
      単に負け組SNSですから。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        >はい。それ以外に注目するべきところはありません。
        f(^^;
        いちばん有名なのが「Facebook」でいいんだっけ。

        Linkedin みたいに独自路線をうちだしてるのもあるけど、
        そうでなければ二番手でギリギリ、三番手以下なんて惨めなもんですよ。

        #通常SNSとは呼ばない Twitter もある意味で独自路線と言えるけど、
        #もはやSNSとは別次元に行っちゃってるな。

    • by Anonymous Coward

      友達がいないのでSNSに参加したことがないのですが、
      「だれでも無償でSNSが作成できる」は珍しくないのかな?

      • by Anonymous Coward
        昔SONETがやってましたね。
      • by Anonymous Coward

        それって無償ブログ開設サービスと同レベルだと思います。
        しかも、SNSなのに広がりが期待できないというw

    • by Anonymous Coward
      レイオフしておいて「無償から有償へ転換するというビジネス」とか強弁されてもなー

      それが通用するなら俺だって「株式市場を通して資金を自分から他人に転換するというビジネス」してると言えよう
      • by Anonymous Coward on 2010年04月20日 23時46分 (#1751805)

        規模が大きく利益率の低いビジネスを継続するより
        規模が小さく利益率の高いビジネスに限定したほう
        がよい。

        やがて収益が減ったときに急激な赤字転換が想定されるくらいなら
        あらかじめ解雇してビジネスの質を向上させるのも経営者。
        売り上げが減っても、収益が減ってもなおビジネスでしょう。

        親コメント
    • by Anonymous Coward
      ここでいう「無料文化」とはユーザー側が使用料を払わなくてもいいということであって、
      サービス提供側には大なり小なり資本が必要となると思います。
    • by Anonymous Coward
      マークの投資結果ってどんなもんなんかね
      あと、一緒にやってたメガネの人とか
    • by Anonymous Coward

      いやいや色々と発想が日本のネット企業的でしょう。

      海の向こうにはほとんど売上を立てていないベンチャーに
      年間合計ウン千億円のお金が注ぎ込まれているワケで。

      そんな大金、チマチマ売上の帳尻合わせてどうこうできるものでもなく、
      回収方法は、上場か、グーグル(のような企業)に買ってもらうか、
      Facebook級の規模のユーザー集めて改めて回収方法を探すかの三択。

      そのためには指数関数的スピードでユーザーを増やさないといけないのに、
      それが達成できなかった。てなわけで、はい1個ベンチャー終了。サイナラー。

      というだけの年100、200の単位で発生しているお話です。

  • by nekopon (1483) on 2010年04月21日 15時41分 (#1752175) 日記

    伊東四朗がどうしたの、と

    • by Anonymous Coward

      二つ並べてハットリカンゾウ参上でござる。

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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