Oliverによる
2004年05月04日 20時10分の掲載
春画は秘蔵なので出しません部門より。
春画は秘蔵なので出しません部門より。
gigo 曰く、 "以前も話題になった国会図書館で大量の浮世絵を閲覧できます。1万点の絵をキーワード検索で捜すのはほとんど不可能に近い大変さですが、それよりも、時代が幕末から明治の半ばまでに集中して、歌麿が8件なのに豊国が4000件、西南戦争が260件なのに日露戦争はゼロという、とても情念のつまったコレクションになっています。
しかし、なかなか江戸時代には感情移入できないでしょう? 特に、口もとには何を考えて歯を描いたんだろうと思いますよ。明治になってもスタイルを変えない人もいましたが(芳年)、口を結んだポーズで表情も変えていった人もいました(楊州周延)。これがアニメ絵の原型の大正ロマンになるまではまだまだなのですが、ひとつ作者の思いをたどってみてはと思います。"
この議論は賞味期限が過ぎたので、保存されている。
新たにコメントを書くことはできない。
鉄漿(おはぐろ) (スコア:2, 参考になる)
それは鉄漿(おはぐろ)のことかな?既婚女性の習慣ですが、吉原の女郎(要するに売春婦)は、一夜妻という意味を持たせて、鉄漿だったそうです(参考 [phoenix-c.or.jp])。つまり、鉄漿を書き込むことで、そういう意味を持たせようと考えて描かれているわけです。
Re:鉄漿(おはぐろ) (スコア:2, 興味深い)
ですよね. 古くは平安時代の「虫めずる姫君」でも指摘されているぐらいですから, 白い歯というのは今で言う「ロリ」に近い意味合いがあったんじゃないでしょうか.
幕末に日本に来た外国人向けのパンフレットかなにかで, 声をかけるなら歯が白い人とか書かれていたそうです.
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情念のこもったコレクション? (スコア:2, 参考になる)
これはべつに狙ってやったわけじゃないんじゃないかという気がしますが、どうでしょう(結果として「情念がこもっている」ように見えるという指摘ならば、まあその通りかもしれませんが)。
というのは、これはあくまで国立国会図書館所蔵の錦絵なんですよね。だから、日本の錦絵を網羅的に収集できる資金、人材の投入がなされてきたとは思えないし、その必要があるかも疑わしい(どちらかというと国立美術館の仕事でしょう)。言われてみれば当たり前ですが、錦絵について [ndl.go.jp]によれば、「当館で所蔵している錦絵は錦絵は帖仕立や冊子形態に貼り込まれたものが多く」ということですし。国立国会図書館と言えど、その成立前の資料の収集を一手に引き受けているわけではないのですよね(特に錦絵なんて、海外に流出してしまったものやコレクターが持ってるものが相当あるはずですし)。
あと鉄漿についても指摘しようと思ったけど、Ryo.F さんが #541502 で指摘してくださって [slashdot.jp]ますね。
Re:情念のこもったコレクション? (スコア:2, 参考になる)
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枕絵は (スコア:2, 興味深い)
カタログ (スコア:2, 参考になる)
本物を見る、ということにお金をかけると、ちゃんとそれなりのものが見えてくるよ。できれば所有して、自分のものとすると、今度はまたさらに違う世界が見えてくるし、自分のまわりに広がってくる。もちろん有名なものは高いけれど、そうでないもので数万円出せば買えるものでも、このことは変わらない。
だから、こういった「Webで見られます」って言うのは、やっぱり「カタログ程度のもの」と割り切ったほうがいいと思う。で、そういうレベルの範疇では、これはこれなりに面白いし、資料的な価値はあると思うけど。
? (スコア:1, 参考になる)
何が言いたいのか (スコア:1, すばらしい洞察)
この思わせぶりな文章が浮世絵オタクにしかわからん内容だったらもっと広くわかりやすく書くべき。
浮世絵オタクにもわからんような脳内ダンプなら、100年後くらいに出直してきてください。
Re:何が言いたいのか (スコア:2, すばらしい洞察)
いいとおもいます。
単純に自分にとって不愉快な意見を封殺してるように見えます。
自浄作用が働かないというか、バランスが悪いというか。
特に、マイナスモデレートする時はその決断が正しいかどうか
もう一度良く考えるべきでしょう。
浮世絵とアニメ絵との関連を短絡的に考えすぎてることに
意見があった方がより理解が深まると思います。
西洋美術史を学ぶ機会の方が多いだろうからどうしても
絵画技法の方からアプローチを開始しがちではあるけれど
それを盲目的に日本美術に対して当てはめると
面白い所を見落としてしまいがちです。
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こういうのは素直に嬉しいですね (スコア:1)
美術館なんかも、デジタライズして常に公表展示してくれないかしら。。
ただ、ちょっと気になったのが画像形式と解像度の低さ。もっと鮮明に見られたらいいなあと思いました。あまり解像度低かったりするとデジタライズ化の意義も薄れるのではないかな、とも思います。
それとも、わざと荒っぽい画像にしているのでしょうか。あまりに高解像度だと、偽造なんかも出来てしまう……?(偽造技術に詳しくないのでいい加減な意見ですが)
Re:こういうのは素直に嬉しいですね (スコア:2, 参考になる)
一応ことわりを入れること、有償ネットワーク利用しないこと、が骨子。多分、書類を書いて数週間待つ、程度の手間かと思います。
あと、出版・放送関係やその方面の研究者以外の方には信じ難いかも知れませんが、文化財の利用(掲載・翻刻等)については、著作権より原本所蔵者の許諾が重要視されます。「絶対不許可」「掲載料を申し受けます」のケースもあり。
その業界でのローカルルールみたいなものです。利用の際にはその辺を確認してからでないと面倒なことになる可能性があるのが現状です。
著作権の枠組みで公開条件を判断出来るのは明治期以降の出版物のみ、と考えておけば多分間違いないでしょう。
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違和感 (スコア:1)
>しかし、なかなか江戸時代には感情移入…
これらの部分に妙な違和感を感じるのですが。
これって歴史的資料をWebから閲覧できるようになって便利だな、って話ですよね?
1点でも多くの歴史的な資料がWebから参照できるようになることは
良いこと以外の何者でも無いように思うのですが、そうでもないんですか?
政治家の誰から誰へお金が動いたとか、誰か気に入らない歴史研究家の主観が
入って嫌だとか、そういう裏話が有るならストレートに書いてもらえませんか?
でないと意味が分かりません…。
高畠華宵がアニメ絵の原形だって? (スコア:1)
http://kodansha.cplaza.ne.jp/hot/anime/01_05/content.html
Re:いっそのこと (スコア:2, 興味深い)
> 表現しようとしてた
たぶんアルタミラかと。
水牛の足を何本も書いて、しかも
残像っぽく薄く表現しているという、えらく
手の込んだやつ。
それにしてもアルタミラをはじめとするあの手の洞窟画って
なぜ動物はあんなにリアルに描くのに人間はえらい
デフォルメするんでしょうね。
おおよそ手足は針金みたいな。
人はまともに描いちゃいけないというような
なにか原始宗教的な畏怖が既にあったんですかね。
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Re:文章が。。 (スコア:1, すばらしい洞察)
作者の死後50年以上経っているんでしょう。
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Re:?? (スコア:1)
「オレはこんなものより○○をオンライン公開してほしいんだ!お前らもそうだろう?」
って言われてるようで、たとえ○○好きでもウンザリです。
#あえて伏字。
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Re:文章が。。 (スコア:1)
Copy & Copyright Diary(2004-4-27) [hatena.ne.jp]
正にお国の機関ともあろうものが、ですね。
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Re:文章が。。 (スコア:1)
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Re:日本でもやりましょか? (スコア:1)
むしろ、文化の自由な発展のためには制約は少ないほうがいいという見方もできます。
「著作権法は文化を守る」というのは権利団体の主張であり、実際には以下のような論理展開となります。
著作権法によって著作者の権益が保護され→著作者に利益が還元されることで→創作活動が活発になり→文化が発展する。
上記の展開を理解することなしに「著作権法は文化を守る」というプロパガンダを刷り込もうとするのは、いいことではないと思いますね。
私は著作者の権益を保護することには基本的には賛成ですが、それも自由な利用による利益との兼ね合いだと思いますし、そういう意味では死後五十年というのは若干長過ぎるかなくらいに思っています。
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Re:絵的に楽しい検索キーワードは? (スコア:1)
キーワードじゃない、つーかそもそも今回展示されているものではないんですが、浮世絵にはこんな楽しみ方もあるということで。
お茶漬けでおなじみ、広重の東海道五十三次に御油(旅人留女) [kictec.co.jp]という画があります(国立国会図書館所蔵の「御油」とは別バージョン)。
一見なんでもない浮世絵に見えますが・・・右側の宿屋に下がってる紙に注目! 「東海乃漫画」「摺師平兵衛」など、ちゃっかり自分の作品を宣伝しちゃってます。
浮世絵は今でこそ重要文化財ですが当時はただの大衆文化、こういう楽しいものもありますよ。
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