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アレゲなニュースと雑談サイト

mhattaによる 2007年07月27日 15時00分の掲載
ヒヤリハット部門より。

ultra_hawk_1 曰く

JAXAのプレスリリースによると、2007年8月16日に予定されていた、月周回衛星「かぐや」(SELENE)(かぐや/H-IIA 13号機打上げ特設サイト)の打ち上げが延期になった。新しい打ち上げの予定はまだ発表されていないが、新聞報道など(時事通信共同通信)によると、JAXAでは9月の打ち上げを目指している。

延期の理由は、2機の子衛星(リレー衛星 RSAT・電波源衛星 VRAD)のコンデンサのうち極性を逆に付けてしまったものが発見された(1機1つずつ、合計2個)ため。超高速インターネット衛星 WINDSの地上試験中にそのようなコンデンサが見つかったため、かぐやの方も調査したために判明した。取り付けミスがあってもしばらくは通常に動作するため、かぐやの試験では発見できなかった。

このまま打ち上げた場合、子衛星からの電波発信が不能になり、予定されていた月重力場の探査が出来なくなるおそれがあった。よく「打ち上げが延期されなかった衛星は宇宙でトラブルを起こす」などという戯れ言もあるが、トラブルが事前に発覚した事はよかったと思う。/.Jの諸氏も、電解コンデンサを逆につけてしまったり、逆につけられた機器を使用していたなどで、動作不良や場合によってはコンデンサの爆発を体験された方もいるのではないだろうか?

関連ストーリー

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  • 品質管理 (スコア:5, 興味深い)

    Anonymous Coward : 2007年07月27日 19時39分 (#1197075)
    去年うちの大学を定年で退職された日本の品質管理の大御所が、講義で話してくれた日本の宇宙開発に関するエピソードを思い出した。
    その話は…

    日本のロケットは失敗してばかりいるのに、ロシアのロケットはほとんど失敗しない。
    品質管理の技術では我々の方が優れているはずなのに何故なのだろう。
    この疑問を来日していたロシアの技術者にしたとき、その技術者は
    「日本はロケットを作るとき最高のものを一つ作ろうとする。しかし我々はそうではなく同じものを100個作って、その中で最も品質のいいものを使う。おそらくそれが大きな違いだろう」
    と答えた。

    というもの。
    少し笑える話だけど、この話には真理が隠されている気がしないでもない。
    • Re:品質管理 (スコア:3, おもしろおかしい)

      Anonymous Coward : 2007年07月27日 20時16分 (#1197088)
      >この疑問を来日していたロシアの技術者にしたとき、その技術者は
      >「日本はロケットを作るとき最高のものを一つ作ろうとする。しかし我々はそうではなく同じものを100個作って、その中で最も品質のいいものを使う。おそらくそれが大きな違いだろう」
      >と答えた。

      一方、中国の技術者はこう答えた。
      「しかし我々はそうではなく同じものを100個飛ばして、その中で最も成果がよかったものを発表する」
    • Re:品質管理 (スコア:2, 興味深い)

      foobar2006 (30156) : 2007年07月27日 22時25分 (#1197140) 日記
      > 「日本はロケットを作るとき最高のものを一つ作ろうとする。
      このへん、かぐやの巨大さに現れてるような気がする。

      あと、つくづく思うのは、想定の範囲内で日本的に緻密で完璧なものを作るけど、
      それを突破されることが想定されていなくて右往左往して「想定外」と言って逃げる。
      あげくに「想定が甘い」とマスコミが叩いては「想定の上限」を引き上げて無駄に金かかる。
    • Re:品質管理 (スコア:2, 興味深い)

      Anonymous Coward : 2007年07月28日 15時01分 (#1197375)
      日本だと部品納入時にはロシア的なことがされています。

      試作時に設計者は5~10個なんていう単位で注文するのですが、下請けの部品製造業者は原料投入量の都合からプラスチック部品でも50個とか作って良品を選別して納入します。すると試作では数倍~10倍の選別を経た部品しか見ないことになります。
      量産試作で数百個作る時は余分に作る量も100~200個に増えますが、納入する量も増えるので2倍以下の量からの選別になってしまいます。当然品質のばらつきも大きくなるので「試作部品では問題なかったのに・・・」ということになります。量産時は(以下略
      (金属部品だと試作から製造単位が一桁以上違ってたのでちょっと違う話になりそうです)
      組み立て方法も工場の作業者が日に8時間作業して良品率を99%の小数点以下にいくつ9を並べられるかになるので、優秀な設計者が集中して数個うまく組み立てられればいいというのとは全く違う話になります。

      これは試作と量産の違いの一つで、量産化作業というのがなぜ必要なのかという理由の一つでもありますね。

      ここにいる人なら、同じウェハーから取れるプロセッサダイの品質のばらつきから連想しやすいと思うのですが、物理的な物作りだと選別で捨てるものの数を増やせば最終的な製品の品質が上がるというのが基本で、日本製品の品質が高い(高かった?)が高価という話の基盤だったりします。論理的な物作りでも捨てたアイディアの数次第だと言えるかもしれません。

      他人から見えるプロジェクトとか最終製品を1個にしてうまくいかせようというのは現場を知らないのか、知っていてあえて無視しているのかは知りませんが、真実を隠蔽して格好だけつけようという行為のような感じがします。
      本当は未踏領域に踏み出す挑戦はうまくいかないのが当たり前で、基本的には辛く苦しいことのような。
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  • オフトピですが (スコア:3, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2007年07月27日 15時17分 (#1196955)
    >2007年8月16日に予定されていた

    一部の関係者と報道は"打ち上げ後に南種子町から有明まで移動"という
    過酷な日程が解消されてホッとしている気がするw
  • bikeman (14466) : 2007年07月27日 16時22分 (#1197001) ホームページ
    タンタルコンデンサを逆につけてしまうと、少しの間は動作するがすぐに不動になるということがあった。検査は通ったけど、通電しているうちに動かなくなったのかな?ヒューズ内蔵だと壊れてもわかならないし。
  • その昔 (スコア:2, 参考になる)

    Tatenon (20311) : 2007年07月27日 18時27分 (#1197047) 日記
    うら若き青年だった頃の私が、今は亡きノートPCメーカーに勤めていた時。

    新型機(386SLだったと思う)の評価基板が表面実装を終えて届いたので、
    火入れをしようとコネクタに電源繋いでスイッチオン。

    ぱん!

    という音とともに基板が10mmほど浮き上がり、なんともいえないかほりが・・・
    ひっくり返してみると見事に焦げたコンデンサが。って逆付けじゃん。
    幸いパターンは無事だったので、ちょちょいと付け替えて無事に動きましたが。

    以来、火入れの前には虫眼鏡片手に極性のあるパーツをチェックするようになりましたとさ。

    # 他にも先輩の武勇伝で緑色のLEDが赤く光ったとか(燃えてたって・・・)
    # ああ、毎日終電まで残業で大変だったけど楽しかったあの頃に帰りたい・・・
  • shoji12 (14093) : 2007年07月28日 15時31分 (#1197383)
    大昔、半田付け職人になりたいと真剣に夢想していた。
    しかし、NASAやNECの宇宙船用の基板の半田付けしている人の記事を読んだり、ニュース映像を見て、とてもじゃないが、自分にできるようなレベルじゃないと、あきらめた。半田付けの神様がいるんだ、と悟った。
    しかし、神様でも間違うのか?
    それとも、上級神じゃなく下級神がやったのか?
    もしかして、おいらでもできてたのか?
    タンタルコンは、極性ミスを防ぐために、あらゆる手立てを講じているが、神様には通用しなかったか?
  • >電解コンデンサを逆につけてしまったり
    あるあ・・・ねー・・・あるのか?
    初めて半田ごて握ってから既に四半世紀、一度たりとも無いが。
    --
    (自分の生きた恥を残せ)
    • Re:あるあ・・・ (スコア:3, おもしろおかしい)

      Anonymous Coward : 2007年07月27日 15時47分 (#1196984)
      >初めて半田ごて握ってから既に四半世紀、一度たりとも無いが。

      まだ気づいていないだけという可能性について。
    • kikki (30639) : 2007年07月27日 15時52分 (#1196986)
      間違えてやったことはありません。
      が、わざとやったことはあります(笑)
      実家の天井には、電解コンデンサロケットが命中したシミが残ってます。
      ※今の電解コンデンサは飛ばないみたいですね。残念(何が)
      タンタルコンデンサがマッチの燃えかすのようになったとか。

      「逆につけてはいけません」って言われたら、「逆につけたらどうなるんだろう」って思いませんか(^^;
      極性のある部品は一通り試したような記憶が…
    • 3個のコメント が現在のしきい値以下です。
  • マーフィーの法則 [wikipedia.org]のわりとリアルな再現ですなあ。

    # 逆付け説による。

  • Anonymous Coward : 2007年07月27日 15時15分 (#1196952)
    足の長さを完全に誤解していて、極性を逆につけてしまった経験があるのですが、すぐにジュワジュワっときて昇天されたと記憶していますが・・・
    しばらくは動作する--なんてことあるんでしょうか?
  • Anonymous Coward : 2007年07月27日 15時28分 (#1196968)
    ノンポーラ(極性無し)もありますが、回路によっては使えないので・・・。

    素人すぎとの意見多数かと思いますが、以前はマザーボードへ取り付けミス
    があって使用中(通電中)に破裂して金属片を筐体内に撒き散らすこともあ
    り、自作ユーザではいちおうチェックするのが儀礼だった時代もありました。

    大抵は破裂してから見つかることがほとんどなので、事前に見つけたのはGJ?
    • 最近の電解コンデンサーは防爆弁のできがいいので爆発して金属片を撒き散らすってことはまずないだろうと思います。

      ま、それはそれとして過去に遭遇した有極部品の逆付けは大抵の場合は指示が逆だったとかだったりします。
      もとの回路図で逆に描いてあったり、基板のシルクが逆になっていて、CADデータから抽出した実装データはシルクに関係なく正しい方向になっていたのに実装屋さんが気を利かせすぎてシルク通りに実装してくれたり。

      で、アルミ電解の場合は故障モードが開放なので壊れてもなんとなく回路が動いていて(でも不安定になる、ならないんだったらそもそも不要な容量だ)故障を突き止めにくかったりしますね。これがタンタルだと故障モードが短絡なので下手すると電源ユニット引き連れてシステム全体を道連れにお亡くなりになってくれるので故障は発見しやすいんですが運用中に壊れるとえらい目見る羽目に。
  • kicchy (4711) : 2007年07月27日 15時31分 (#1196970)
    >「打ち上げが延期されなかった衛星は宇宙でトラブルを起こす」

    自分が書いたプログラムが一発目でエラー無しで動いちゃうと
    不安になりますもんね。

    というか、エラーや問題の発見はせっぱ詰まった状況の方が多いという
    傾向があるのかもしれないので、表向きスケジュールはタイトにした方が
    真の締め切りまでに品質が上げられる、とか。

    # そしてメンバーは極限まで消耗する、と。
  • マイクロソルダリング [jwes.or.jp]という、公的な資格がある訳なんですが
    作業員はこの程度の資格は当然持ってるんですよねぇ
    --

    IDENTIFICATION DIVISION.
    AUTHOR YUKI-KUN.
    • ちょっと前に、派遣ネットに
      「人工衛星等に利用されるICチップに半田付け作業をお願いします。半田付けの実務経験のある方大歓迎のお仕事です。」
      という募集がありました。今は終了したみたいです。確か10名でした。
      ということで、プロ中のプロがやってる、というわけではないみたいです。
      • >プロ中のプロがやってる、というわけではないみたいです。

        衛星に使われるような電子機器がどのような現場で製造されているか良くは知らないのですが、普通の現場なら素人でもできるように詳細な作業指示書が用意してあって、それに従って作業するようになっています。で、有極性の部品を手作業で実装する場合、実装する人と極性の確認をする人は別人で、確認する人は実装済み基板に極性確認すべき部品の場所だけ穴の開いたテンプレートを被せて極性確認をし、証拠として赤マジック等でその部品をマーキングするのが割とよくあるやり方です。で、さらに他の人がマーキングされているかどうか確認する、と。
        なので、短絡的には「コンデンサの逆付け」が原因なのでしょうが、検査されて出てきたはずの物に故障と言う形で逆付けが見つかったということは検査工程に大いに問題があったと言わざるを得ませんね。手作業があれば必ず人は間違えられるとおりに間違ってくれます。普通の現場からこれが出てきたということはダブルエラーまたはトリプルエラーが発生したということです。単純ミスがひとつあればそれを検出できずにそのまま垂れ流しな現場なのだとすると、逆付けという単独の問題ではなく品質保証体制全体の問題と見るべきです。
        • 訂正
          「素人でもできるように」と書きましたが、半田付け作業に限って言えば何らかの作業者認定を行い、一定の技量に達した作業員しか半田付け作業はさせません。これはISO取っている所なら必ず審査の対象になる事項です。いづれにしても一定の技量があることイコール絶対にミスはしないということではありませんので、別人による極性確認は必須事項です。

          #部品の自動実装でも、マジックでマーキングをしてるところは多いと思います。
          #手直しで人が介在する可能性があるし、リールを間違うことやマウンタのプログラムに
          #ミスがある可能性もあるからです。
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      • Anonymous Coward : 2007年07月27日 16時00分 (#1196992)
        >ICチップに半田付け
        人間ができるレベルじゃないな。

        「ICチップを半田付け」の間違い?
        でもICチップを半田付けすることはないしな・・。

        #それなんて人間ワイヤボンダー?
      • 1個のコメント が現在のしきい値以下です。
    • Anonymous Coward : 2007年07月27日 17時10分 (#1197023)
      4年くらい前に台湾の工場に出張した時、急にその手の作業が必要になって、
      工場内で微細な半田付けが出来る人を募集したんだけど、やってきたニコニコ
      笑うおじさんが、実は会議の途中で呼び出された事業部長だった事を後から
      知って恐縮しまくったという経験がある。
      #もちろん、作業は無事完了
    • 1個のコメント が現在のしきい値以下です。
  • まだ、極性アリのコンデンサ使っているのでしょうか?
    セラコンでもフィルムコンでも容量大きいの出てきていますよね~。
    (100uF以下ですが。。。)

    極性アリじゃないとだめだとすると、電源周りの馬鹿でかいコンデンサですかね。
  • 余計なもの (スコア:1, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2007年07月27日 20時21分 (#1197093)
    いまごろコンデンサーを逆につけた人は、ヘコんでんさー
  • サボタージュの可能性はないだろうな。
    http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200707271044
    こんな例もあるみたいだし。
    --
    --------------------- TAMEIKIのcostは1luck ---------------------
  • Anonymous Coward : 2007年07月27日 22時01分 (#1197131)
    先生「ああ、コンデンサの耐圧低かったから………やっぱりなぁ」
    生徒「(´・ω・`)。実験レポートはどうすればいいんでしょうか?」
    先生「実験機材が煙を噴いた考察を書いてくれ」

    #大学生なのに実験機材を壊したと冷やかされたAC

    他にもダイオードの順方向特性の測定で結果が一致せず、クソ!と装置を叩いたら針がビクン!と振れ、スイッチの接触抵抗が増していたことも発見したよなぁ(´・ω・`)ダメ実験
  • タレコミでは「JAXAでは9月の打ち上げを目指している」となっていますが、
    今回は予備期間が8月17日〜23日、9月13日〜21日と2回に分かれており、9月に延期される公算が高い。 [mycom.co.jp]
    という話と合わせて考えると9月13日〜21日の打上げですね。

    # なお今年の旧暦8月15日は太陽暦9月25日(打上げ期間外)です ;-p
    --
    Someday, somehow, gonna make it alright but not right now.
  • kikki (30639) : 2007年07月28日 0時38分 (#1197188)
    現在飛んでいる「きく8号」も受信アンプの電源周りでトラブルを抱えているわけですが、
    同じ系統の原因、ってことはありますかね?コンデンサ他極性のある部品の誤挿入とか。
  • kikki (30639) : 2007年07月27日 15時55分 (#1196987)
    逆につけたのはタンタルコンデンサだそうです。
    http://www.jaxa.jp/press/2007/07/20070725_sac_kaguya.pdf
    リード付きか、リードレスかかはわかりませんが。
    • Artane. (1042) : 2007年07月28日 0時00分 (#1197171) ホームページ 日記
      タンタルですよね?
      電源周りのデカップリングだとすると、ヒューズ付けてあるのでないと、大概はテスト中にコンデンサが過熱して火を吹いて飛ぶんじゃないかしらん…とか思って
      件のニュースリリース(PDF) [www.jaxa.jp]を見て見たところ、
      「2. 二つのVLBI用発信器はこれまで、約500時間程度正常に動作しているが、タンタルコンデンサの特性上、約一年間のミッション中に故障し、VLBIミッションを達成できない影響が高い」
      とありますから、通常の酸素のある環境での使用ではなく、酸素が無い環境での試験のようですね。

      その前に発信器単体でのテストやらあって、その中で見つからなかったというとは逆電圧がかかったとしても許容範囲の部分にある程度の(正極方向の時の)耐電圧マージンはとってあったようではあるようですね。

      まぁ、使用箇所が発信器だったということで一番考えられるのは表面実装のタンタルコンデンサをつかっていて、二個の子衛星とも同じ会社の同じ商品を使っていて、ある程度数が出るのを見越して、
      ・マウンタ使って製造してあって、部品配置の指定をするときにデータレベルで間違った
      か、
      ・手で乗せてハンダ槽使ってハンダ付けして、極性表示がフラックスか何かで見えにくくて、逆に部品を置いたのに気がつかなかった。
      かのどちらかあたりでしょうね。
      ほとんどの半導体デバイスがSMTだし、抵抗やコンデンサなんかでもリード品だと寄生容量やら寄生インダクタンスやらの影響がでそうなあたりにつかっていたんでしょうね(;´Д`)

      実際、大抵のリード型のタンタルコンデンサはパッケージやリードに「バカ避け」対策してありますし、リードを受け入れるランドがあれば、そこはインサーキットボードテスタのチェックポイントに大抵はなってるでしょうから、その時点で見えると思うのですが
      …インサーキットボードテスタ使う場合は、試験盤や試験コードを開発するコストが回収できる見込みがあるだけの長期間、同じ製品が出る事が確実な事がコスト的な面から必須になる(例外としては、小ロットでもインサーキットボードテスタの試験端子盤の設計製作コスト+αを上乗せして売る事が出来る場合ですが)ので、リード型のコンデンサ使って目視だけで一気に火入れしておかしくないということで納品した可能性は無くはないですけど。

      基本的にはコンポーネント作った会社の責任って事になるでしょうけど、量産効果を見越して、WINDSと同じ製品をつかっていたのだとしたら、衛星をまとめる会社の受け入れ部門の検査が甘かったように思いますねぇ…受け入れした以上は衛星をまとめる業者の責任の方が強くなるのかなぁ?
      当然、そのロットの在庫に付いては元のメーカに返品・修理・再検査の上、設計変更の形で対策してもらうものだと思うのですが…月数千台とか数万台流れて採算点ぎりぎりで売る物じゃないんだから、WINDSで問題が出たのと同じ製品ならば、衛星取りまとめ会社がロット単位で自社検査するなり、製造元にロット単位で一旦返して検査しなおしてもらうものだと思うのですが

      衛星を取りまとめているのと同じメーカで内製していたのならば、品質管理はどうなのよ?とか思ってしまうんですけどね┐(´ー`)┌
      --
      --暮らしの中に修行あり。
      blogはじめました。 [hatena.ne.jp]
  • Dumarest (25156) : 2007年07月27日 16時35分 (#1197009) 日記
    >基本的にソ連の劣化コピーですが?

    ノンフィクション・ライターの松浦氏はこういう意見に反論していますね。
    [松浦晋也のL/D]
    「神舟6号打ち上げに関するネット上の意見に意見する」 より抜粋。
    ・宇宙船は40年前のソユーズ宇宙船のコピー、ロケットはソ連の技術だ、中国の宇宙技術など大したことない。
    →現在主力の長征ロケットは、中国とソ連の関係が悪化した1960年代以降に開発された。
    このことから、中国のロケットはルーツはアメリカの技術で、実際面では独力で開発されたと見るべきである。
    決してソ連の技術をそのまま導入したというものではない。
    (この後も色々ありますが略)
    http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2005/10/6_4dc8.html

    私が読む限りでは説得力があったので認識を改めたのですが、
    もしさらに詳細な指摘/反論があれば参考にします。是非お願いします。

    #迷ったけどIDで
  • 宇宙関係ではむしろ中国の方が先進国では?

    中国の方が [nikkeibp.co.jp] 先進国どころか [nikkeibp.co.jp] さらにアレな話も…… [nikkeibp.co.jp]

  • タンタル電解コンデンサ [ncc-matsuo.co.jp]には湿式と固体があります。
    その中でも「宇宙システム機器用シリーズ [ncc-matsuo.co.jp]」という宇宙に特化したものが使われてます。
  • Re:だからあれほど (スコア:2, すばらしい洞察)

    Takahiro_Chou (21972) : 2007年07月28日 13時22分 (#1197352) ホームページ 日記
    ロケットの性能の優劣は打ち上げ成功率から見ないと「数を打ち上げてるから成功回数も多くなる」と言われてしまいます。

    「打ち上げ回数」が多いと言う事も、強みの一つでは?
    見方を変えれば、それだけ、ノウハウの蓄積や、欠点の洗い出しが出来てるって事なので。

    日本の宇宙開発を、今後、どうするかは議論があると思いますが、もし、宇宙開発縮小するとかでも無い限りは、ロケットの打ち上げ回数が少ないとか、それを招いた要因(予算・人員不足etc)に対して、もっと危機感を持つべきなのでは?

    • tareken (31407) : 2007年07月28日 19時39分 (#1197488)
      ようやくアカウントがゲットできました。 「打ち上げ回数が多い」というのは確かにアドバンテージになりますね。実際の打ち上げてみて、初めて、欠点や不具合が分かる場合がありますし、使い込むことによって枯れた技術になるとでも言いましょうか、信頼面でロケットの性能は確実に向上するでしょう。ちなみに、今でこそ50回以上の連続成功を誇る長征ですが、導入初期には80%(http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/stfc/stt040j/0407_03_feature_articles/200407_fa03/200407_fa03.html)の成功率でした。(ロケット開発の黎明期の米ソ以外では、この数字は突出しています) ほぼ確実に成功するロケットは魅力的です。国の技術力の高さの証明になるでしょう。しかし、あまり保守的になりすぎるのもどうかと思います。JAXAのように打ち上げるたびに新しい技術を積み込むのもどうかとは思いますが、他国に無い新技術を導入することは、今後の打ち上げビジネスで有利に立てるひとつの重要な要素になると思います。中国の宇宙産業は国家プロジェクトであり、金額的にも人的にも非常に巨大です。しかし、巨大であるが故、非効率的な側面が最近指摘されています。加えて、人件費の高騰などで、今後、数年のうちに、打ち上げコストが日本より高額になるかもしれないと指摘されています。 そのような状況下では、コスト面以外で、ロケットにいかに魅力があるかが競争を勝ち抜くガギになるでしょう。 打ち上げ回数への危機感についてですがJAXAは危機感をもっています。だからこそ、国際市場で競争するべく、製造の民間への委託や生産ラインの効率化・生産工場の集約・部品の簡素化などを行っています。ただ、予算獲得のために必要な日本国民への啓蒙活動は十分とはいえませんし、海外からの打ち上げ受注が思うように進まない背景に、ロケットの売り込み体制が整っていないなどの問題があるのは事実だとおもいます。また、アメリカからの政治的圧力の影響もあるようです。(松浦晋也氏の著書等をご覧ください)
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