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情報処理技術者試験が変わります! 76

ストーリー by yoosee
分かりやすくはなりますね 部門より

Fortune 曰く、

@ITの記事より。 皆さんおなじみの情報処理技術者試験の構成が大幅に変わるようです。ベンダ側、ユーザー側に分かれている現行の体系が一本化され、さらにレベル分けが行われます。

Lv1の「エントリ試験(ITパスポート試験)」は、初級シスアドの一部を吸収しつつ「職業人として誰もが共有に備えておくべき基礎的な知識を測る試験」として新設。 Lv2の「基本情報技術者試験」は、現行の基本情報技術者試験に初級シスアドの一部を加えて再編。 Lv3の「応用情報技術者試験」は、現行の「ソフトウェア開発技術者試験」に相当するようです。Lv4については、テクニカルエンジニアなどの現行11区分から9区分に「高度試験」として再編。

…と現行よりすっきりした体系になるようです。まだ正式決定ではないようですが、平成20年度秋期にまずはエントリ試験のみ実施。平成21年度春期から完全に移行するスケジュールのようです。
私もだいぶ昔にソフトウェア開発技術者試験を取ったきりなので、これを気にまた受験してみようかな。

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  • by kupil (19588) on 2007年09月08日 23時08分 (#1216303)
    ・セキュアド廃止、レベル4の情報セキュリティプロフェッショナルに統合

    現状のセキュアド試験は新しい試験のカテゴリでレベル2+位の難易度だし、
    事実上エンドユーザの資格は廃止ってことだよね。・・ホントにそれでいい
    の?エンドユーザも技術者と対等にコミュニケーションを取れるようにってい
    うのは一見正論だが、新試験が現行のテクニカルエンジニア試験並みの難易
    度になったら、エンドユーザは誰も取りにいかないのは明白。

    現行のセキュアドって、IPAにとってなんだったの?

    ・レベル2の新基情報処理試験

    新試験ではプログラム問題が二問から一問になり、かつエンドユーザーの受験に配
    慮して、非言語依存の「論理的思考を試す問題」も選択可能になる。
    Cもアセンブリ言語も勉強せずとも受かる試験になるわけだが、そんな資格はIT業界の
    人たちには(今まで以上に)不要なのでは?

    • 一応IT業界に身を置いていますが。

      >Cもアセンブリ言語も勉強せずとも受かる試験になるわけだが、そんな資格はIT業界の
      >人たちには(今まで以上に)不要なのでは?
      私の周りにはCもアセンブリも書けない人ばかりです。また、アセンブリに対しては「ハァ? 今更?」という人で溢れています。

      おそらく、多く求められている人材にCもアセンブリも必要とはされていないでしょう。
      その結果どうなるかは、お察しの通りなんだと思いますが。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年09月08日 23時48分 (#1216329)
        別にどの言語が使えるかなんてたいした問題じゃないよね。
        言語仕様を知ったら適切なプログラミングできるだけの応用力が欲しいだけ。
        親コメント
        • by fukapon (4131) on 2007年09月09日 0時28分 (#1216355)
          その通りですね。

          「Cもアセンブリも知らなーい」の現場でそれを期待できると思ってのコメントでしょうか。
          何か二つ以上が、多少なりとも扱えないと実際にその領域には達せませんよね。
          # 「何か」とは言いましたが、アセンブリの代用はない気がします
          ## 最近ちらっと勉強して、それを思い知らされました
          親コメント
          • by AnomalousCoward (32957) on 2007年09月09日 1時49分 (#1216398) 日記
            >アセンブリの代用はない気がします
            マイコン使って何かをするのであって、かつ動作を変更することがないのなら
            VHDLとかの回路記述言語でステートマシンを1から記述して、FPGAに実装・・・

            いや、すぐに人間の頭では追えなくなると思いますが。
            --
            ごめんなさい。
            親コメント
            • どことは言えませんが、某ICメーカーに内部の構成について質問したところ、
              「ロジック部分はVHDLで記述しているので、具体的な構成は把握していない。」
              という回答が返ってきました。
              試しに配線図を読め、と要求すると、そんなことは現実的に不可能、と言って
              突っぱねられました。

              そもそも元コメントは、純粋なプログラムの話をしていたのだと思いますが。。
              親コメント
              • すいません、仰りたい事の意味が図りかねるのですが、
                「アセンブリ言語の代用」という意味では、目的がもしマイコンで何らかの
                制御を行わせたいのであって、かつそのプログラム部分を書き換える事が無いのであれば
                HDLで動作的に等価なステートマシンを記述してFPGAに乗っけてしまっても
                同じこと出来ます(見かけ上全く同じ動作が期待できます)よね、ということを言ったのですが。
                (プログラム部分を書き換えるような動作でも可能ではあると思いますが、
                こんなのを状態遷移図で書くのはもはやファンタジーの住人ですよね)

                あと、
                >「ロジック部分はVHDLで記述しているので、具体的な構成は把握していない。」
                これは当然のことかと思いますが・・・
                >配線図を読め
                論理合成ツールが具体的にどのように実装されているのか存じないのですが、
                HDLでRTLレベルで記述してもモジュールごとに合成されるとは限らないと聞きました。
                ビヘイバーレベルの記述が混じればなおさらの事ですよね。

                元ACの方が何故
                >「何か」とは言いましたが、アセンブリの代用はない気がします
                とお考えになったのか解らないのですが、僕にはアセンブリ言語が特別なものとは思えませぬー

                #申し訳ありませんが「純粋なプログラムの話」とはどういう意味でしょうか・・・
                --
                ごめんなさい。
                親コメント
              • すいません。アナログ屋さんなので、よく理解できずに書いていたかも。。
                おかしなことを言っていれば、ご指摘、ご教示いただけると幸いです。

                まず、最初に考えたのは、fukaponさんが考えていたのはPCなどの計算機上で
                動かすプログラムの話をしているのでは?ということです。
                ハードを直接叩くようなプログラムを想定して、アセンブリに代わるもの
                は無い、という類の話です。
                また、プログラムを書く上で、CPUの動作がどうなっているかを知ることは
                有益だと思いますが、アセンブリはCPUの動作を知るのに、最適な言語と
                思われます。

                AnomalousCowardのしていた、uCやFPGAの話とは噛み合ってないんじゃないか
                と感じたので、ちょっと、ちゃちゃをいれてみました。(^-^;

                私のコメント自体は、対して意味は無いので無視しちゃってください。
                VHDLとかハードっぽいイメージがあるけど、全然ハードは意識してないのね、
                ってことを最近知って、そのときの話を思い出しただけです。
                親コメント
              • えっと、電子屋さんがCPUの中身をどういう風に理解されているのか
                解らなくて申し訳ないんですが、基本的にプログラムっていうのは
                全てCPUというステートマシン [wikipedia.org]内部の状態遷移表 [wikipedia.org]として
                考える事ができるのですよ。
                そして、プログラムが自分自身(プログラム自体)を書き換えることが無ければ
                どんなに長くて複雑なプログラムであっても、遷移状態数が有限の有限状態機械として
                見ることができるので、HDLで同じ状態遷移を記述してやって、同じタイミングで
                I/Oポートに信号が出すようにすれば見かけ上全く同じ動作をする、ということなのです。
                プロセッサの動作を命令サイクルごとに見た場合(命令実行ごとに状態が遷移すると考えた場合)、
                アセンブリ言語は最も基本的な言語なのですが、1命令サイクル≠1クロックサイクルなので、
                CPUの内部状態がクロックごとにどのように変化をしているかを考え出すと、
                「代わりが無い」とはいえないなー、と情報科の僕は思ってしまうわけです。

                で、
                >VHDLとかハードっぽいイメージがあるけど、全然ハードは意識してないのね、
                についてなのですが、VHDLやVerilog HDLなどの回路記述言語って記述自体は
                標準ロジックICのポートを繋いでいくがのごとくRTL(レジスタ転送レベル) [wikipedia.org]で記述できるのですが、
                (関係ないんですが、ALTERAのQuartus IIだと実際に標準ロジックICなモジュールを
                繋いで回路を作る事も出来ます、トラ技2006年の4月号のチュートリアルはそれでやってますね)
                実際にコードから回路を合成する論理合成という段階では、ただ単にモジュールのポートを
                繋ぎ合わせるのではなくてポートからの全ての入力の組み合わせに対してどのような状態遷移をするか、
                というシミュレーションを行って等価な動作をする回路を合成ツールが自動で作り上げる、
                ってなことをしてるようなのです。だから、自分がHDLで書いたモジュールが実際に
                どのようなゲートの組み合わせで実装されるかプログラマには予想できない、って話なんだと思います。
                そもそも複雑さがGALのヒューズマップとかのレベルではないので。
                RTLよりさらに抽象的なビヘイビアレベルで記述したコードがどのように実現されるかは
                論理合成(動作合成)ツールを作った人にしかわからんと思います。

                #というか情報科だとHDLでCPUを作ってFPGA実際に動かすとかやらされるんですよ。
                #幸いなことに、うちの大学だとDRAMの制御とかまで覚える必要は無いのですが・・・
                --
                ごめんなさい。
                親コメント
              • 今更となってしまい申し訳ございませんが。

                >まず、最初に考えたのは、fukaponさんが考えていたのはPCなどの計算機上で
                >動かすプログラムの話をしているのでは?ということです。
                ということです。

                VHDLだぁなんだぁってのは全然わかりません... orz
                親コメント
      • >おそらく、多く求められている人材にCもアセンブリも必要とはされていないでしょう。
        ほら、見渡せばHaskellとかPrologの仕事がいっぱい
        --
        ごめんなさい。
        親コメント
      • IT業界とは縁もゆかりもないオッサンですが、アセンブラ面白いですね。

        解説書をながめてるだけでも「あー、ここがこうなってこう動くのね」ということが何となくわかって、計算機をここまで進化させた人たちは凄ぇなぁ、なんて思います。
    • アセンブリはどうか分かりませんが、Cについてはあっても無くても変わらないと思いますよ。
      数年前に基本情報処理のC言語の試験を見ましたが、擬似言語の知識しかなくても解ける問題ばかりでした。
      例えばどの配列にどの変数を代入すべきかを選ぶ問題、初期化してない変数を調べるだけの問題等です。
      ポインタ等のCを理解していなければならない問題はせいぜい25%程度で、しかも全て選択式です。
      あの程度の問題を解けた所で、プログラムを理解してるとはとても言えないレベルでしょう。
      実際の所、トレースと消去法ができればどれだけ馬鹿でも、全くプログラムを書いた事が無くても、受かるでしょうね。

      //論理的思考なんて言うならせめて筆記試験にしてもらいたいもんですが・・・
      親コメント
    • > エンドユーザの資格は廃止ってことだよね

      情報処理「技術者」試験に何でユーザー向け区分があるのか以前から
      謎だったのですが、ユーザーも「技術者」なのでしょうか?。

      それはそれとして、レベル分けは ITSS に合わせる形になるのですね。
      IPA の中の人には、例えば CCIE 保持者とテクニカルエンジニアが同じ
      レベルに見えるみたいなので、本当に自画自s [srad.jp](以下略
      親コメント
    • まぁ、プログラミングの重要度を落とすのも悪くないと思うよ。
      #いや、技術的な知識はプログラミングだけっていう人を
      #たくさん見てきたんで。。
      ##所謂業務系でやっていくのならそれでもいいのかもしれないけど。
    • >エンドユーザは誰も取りにいかないのは明白。
      エンドユーザーというか、開発と運用では業務に必要な知識や能力も異なるはず。
      いままでの資格体系はそのような前提だったのでは。
      事務系のでも初級シスアド受験の勉強をしてもらうことでシステム全体への理解を深めてもらえる可能性もあった。
      その機会が奪われることにならないか不安がある。
      一方で、開発系の人材に細分化しすぎている技術体系を網羅的に習得させるのは無理がありすぎると思う。
      資格体系がスペシャリスト重視からゼネラリスト志向になったようだが、すべてに中途半端にならなければいいのだが。
  • by Anonymous Coward on 2007年09月08日 23時27分 (#1216321)
    試験に通っても年度(受験内容)によって
    何が出来る(理解している)のかさっぱわり判らなくなり
    結局情処試験の無意味さを露呈したりはせんのかな?
    • 現に私が合格した試験は古過ぎて位置付けが理解されない状態でしたよ。
      今度の変更で合格証はゴミですね・・・学んだ基礎的な部分は財産ですが。

      新しく受けるにしても変更が激しいから免許のようにはいかないのが泣き所だけど、
      生かされる分野がそういう性質なので仕方なしです。
  • by metta (20740) on 2007年09月09日 1時27分 (#1216384) 日記
    いつになったら解禁?
  • また弁理士試験の選択科目免除資格 [jpo.go.jp]の欄が増えるわけですね。
    旧一種≒ソフトウェア開発技術者を基準に科目免除になっていたから
    順当に行けばこれでLv3以上がまた新たな科目免除資格に加わるのですかね。
    でもSW(というかIPAがやってる奴)は他の科目に比べて「比較的取り易い」、
    「マジでお得」とか「経産省の政治力」、とか言われてたりしたんで、もしかしたら
    SW相当が消える可能性も無きにしも非ず・・・なのかなあ・・・

    #今年は本気でES目指しているのですが・・・やっぱ無理かなあ・・・
    --
    ごめんなさい。
  • by Anonymous Coward on 2007年09月08日 22時06分 (#1216273)
    だからシンプルに整理された情報が必要。
    現状の試験も、屋上屋を架すきらいがあったからいいんじゃないですかね?
    ま、ハード屋だろうがソフト屋だろうがベースになる知識はそれなりに持ってて欲しいものです。

    #新人プログラマを見てるとハードに合ったプログラムってのを
    #ま~ったく意識してないことがたまにあるんで。
    #ストレージは無限だわ、通信時間はゼロみたいなプログラム書かれてもねぇ‥。
  • by Anonymous Coward on 2007年09月09日 2時15分 (#1216408)
    派遣で(使えない人手(人材ではない))が多量に送り込まれることが
    多く混乱が起きていて、派遣屋のIT掌握率が落ちているからなのら。

    派遣先のキモ部分を握って逃がさないようにしていたのが、昨今の
    激しい低レベル化と情報漏洩で内製に移行した会社が多いんでな。

    まあ、低レベルなのは今回の件でもあまり避けられない。
    資格を取るのが得意な人ほど、現場で(言わずもがな
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ソースを見ろ -- ある4桁UID

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