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お金

14年間保存の「Pizza」、260万ドルの値をつける 17

ストーリー by mhatta
タイトルはこれで勘弁して 部門より

oddmake 曰く

Baltimore Sunの記事より。Chris Clark氏は1994年にpizza.comドメインを取得し、それ以来毎年20ドルのドメイン維持代を支払い続けていた。Vodka.comが高額で売れたという話を聞いた彼は、ドメインオークションサイトsedoへと手続きを行った。

100ドルから始まったオークションはどんどん値がつり上がり、米国時間4月3日の午後2時に締め切られたが、最終的に260万ドルの値をつけたと言う。Clark氏にはとりあえず手に入れた大金の使い道は無いが、もっとたくさんのドメインを登録していなかったことを後悔しているそうだ。昔は今と違って何でも登録できたとか。

本家/.でも記事になっていました。
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  • 買い手の意図 (スコア:4, 参考になる)

    by fcp (32783) on 2008年04月07日 11時45分 (#1325889) ホームページ 日記

    2 億円超で買った企業 (まさか個人じゃないでしょうね) はいったい pizza.com というドメイン名のどこにそんな高い価値を見出したのか、疑問を持ちました。スラッシュドット本家の当該ストーリーを見たところ、記事本文では「260 万ドルという馬鹿みたいな値が付いた」と表現されており、それに対して「『馬鹿みたい』ということはない」とコメントが付いています (斜め読みしただけなので、ほかにも多数のコメントがあると思います)。

    • smackenzie さん [slashdot.org]: Dominos Pizza の時価総額なんて 8 億 4300 万ドル、 Pizza Hut の 2007 年の売上が 2600 万ドルで、それに比べれば安い安い。
    • Minimalist360 さん [slashdot.org]: 「チーズはどこへ消えた? pizza.com を見ればわかるよ!」とかいう広告が作れるね。
    • garett_spencley さん [slashdot.org]: pizza.com というドメイン名なら Google で「pizza」を検索したときの順位が高くなるんじゃないか。それに僕は好奇心で英単語 +.com というアドレスを入力してみることがよくあるから、似たような人がたくさんいればスパムページを開いておくだけで毎日どんどん金が入ってくるんじゃないか。

    でも、企業の時価総額と比較されてもイメージが湧かないし、ドメイン名に年間売上の 1 割を投資したと言われたらかえって高そうに感じるし、例えば 1 年後に Google なり他の検索エンジンなりがドメイン名をどう扱うかなんて誰にもわからないし、好奇心で来る人だけターゲットにして何億円も稼げると言われてもちょっと信じられません。広告において短く覚えやすいドメイン名が有利なのは確かだと思いますが、それにしてもそれほどの価値があるのかは疑問です。

    まあ、要するにこのドメイン名に 2 億円の価値があるかどうか理解するだけの知識が僕にないというだけ、という気もしますけど。

    希望を書くなら、 WaltBusterkeys さんが書いている [slashdot.org]ような、 pizza.com というドメイン名ならではのビジネスが広まってくれたら良いんじゃないかと思いますが、確率は低いと思います。

    • by Anonymous Coward on 2008年04月07日 17時38分 (#1326104)
      高いと思うかどかは人それぞれでしょう.

      ネットバブル期に高額で取引されたドメインとして有名な business.com は,昨年に3億4500万ドルで売却された [mycom.co.jp]らしいですよ.それに比べたら激安じゃないですか.
      親コメント
      • business.com の情報ありがとうございます。 business.com が過去に高額で取引されていたことも知りませんでした。

        高いと思うかどかは人それぞれでしょう.

        それはもちろん、そうです。現に取引が成立したのは 2 億何千万円なら買いたいと思う人がいたからなわけですし。それは承知の上で、それでも買い手がどうしてその値段で買う気になったのか、考えてわかるわけでもないけれど疑問を持ったわけです。

        親コメント
    • 扱っている商品の名前(普通名詞)を商標に登録することはできないはずですが、ドメイン名として持つことはできる。

      一般的な商品名を(それを扱う)一企業が持っている例はどれくらいあって、どのくらいメリットがあるのか?

      とりあえず思いつくのはまず、udedokei.com。
      ほかに、bouzushi.com (棒鮨)や、sakuramochi.jp などもありますが、伝統的な食品だと、やはり、「うちが本家」という主張があるような印象を受けます。
      • by Anonymous Coward
        しかし mekkiya.jp (メッキ屋) なんてのは本家どころか従業員20名の田舎の零細企業(というか町工場)が取得しているのであった…。
        社長一家に会った事もあるけど、ろくでもないゴミクズみたいな奴らだったなあ。

        # そんな俺もゴミクズなのでAC
  • 私の場合は (スコア:3, 興味深い)

    by virtual (15806) on 2008年04月07日 8時08分 (#1325748)
    JPドメイン名ですが1998年に登録したのが最初でしたね。今はそれは維持費が高いので廃止しちゃってます。
    gTLDは1999年にいくつか登録したのが最初でこれらはまだ継続中。その中のひとつでちゃんとサイトに仕立てているのをCertified Offer [networksolutions.com]というので調べてみると「$22,000.00 - $25,000.00 USD」の値が付いてます。実際にはとてもこんな値段で買い手が付くとは思えませんけどね。もちろん売る気もさらさらありませんが。

    当時はDNSに登録せずにキープだけというのができなくて、たまたま自前でDNSを動かすことができるような環境になったが故に自前でドメイン名を登録しようという気になりましたね。それ以前は空いているドメイン名があってもドメイン名自体の登録料が結構高かったし、それ以外の維持費もコネがなければ高かったので手が出なかったです。
  • つまんねータイトル (スコア:0, フレームのもと)

    by Anonymous Coward on 2008年04月05日 15時04分 (#1325328)
    「14年保存されたPizza、260万ドルの値をつける」

    もしこのタレコミが採用されるなら、編集者の良心に期待しようかねぇ。
    • by Anonymous Coward
      pizza.com を伏せた意図って何なんでしょうね
      伏せたからといって面白くもないし、ありのまま「pizza.com が260万ドル」でも充分アレゲで興味深いストーリーなのに。
      • by Anonymous Coward
        最近の/.jは安易な笑いを取る方向に落ちぶれただけだよ。

        #もっとも、まともに取れてないけどな。
        • by Anonymous Coward
          そういうつまんねー冷めたコメントよりはよっぽど食えるけどな。
  • by Anonymous Coward on 2008年04月07日 9時08分 (#1325781)
    ピザは冷めると価値が出るのですね。
    • by Anonymous Coward
      冷えたまま誰かに売ろうとしてたら値はつかなかったでしょう。
      ネットオークションというホットな場に持ち込んだからこれだけの値段になったのでは?
  • by Anonymous Coward on 2008年04月07日 11時35分 (#1325883)
    国ごとドメイン売り渡して商売にした第一号だと思われる .toですが
    サービス開始直後はそれこそ本当になんでも取れました(笑)
    その時取ったドメインを数年後に10万円で売ったことがあります。

    今もその頃取ったドメインを少しキープしてますが、更新忘れて失効しちゃったのもあって
    もったいないことしたなーと思ってます。
  • by Anonymous Coward on 2008年04月07日 12時59分 (#1325948)
    売るつもりはないんだろうけど、売ったらどれぐらいの値段になるんでしょう。
    オファーはやまほどきているんだろうなあ。
  • by Anonymous Coward on 2008年04月08日 4時09分 (#1326373)
    sushi.com、.net、org、jp、co.jp・・・・
    適当に思いつくままブラウザを叩いてみましたが、まともに使われているところはほとんどありませんでした。
    レジストラによっては期間切れになると勝手にオークション入りしてしまうところがあったりと、単語や意味をもつドメイン名は一度手放したら最後、再入手は困難になるのが現状。
    認知度の高いドメイン名ほど有効活用されずバイヤーによってストックされていき、買い手がつかないまま干されていく。
    ばかばかしい話しです。
    ドメインのオークションを規制しなければ、単語のドメイン名は永遠にインフレを起こしていき、わかりやすいドメイン名ほど実際に使われなくなっていきます。
    こうしたバイヤーによるドメインの食いつくし現象は、TLDをいくら増やしても根本的な解決にはなりません。
    ドメイン名もIPv4と同じ限りある立派なリソース。
    ICANNはそのへんどう考えているんでしょうかね?
    • by Anonymous Coward
      > sushi.com、.net、org、jp、co.jp・・・・

      Word とか Access とか Windows とか Apple のような一般的な単語を独占的に使用している企業のやり方を見ると、
      あまりに分かりやすく一般的すぎる単語は簡単に利用できない方が、むしろ好ましいという気もしてきます。
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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