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hylomによる 2008年09月04日 17時09分の掲載
ReiserFS goes to chroot jail部門より。

insiderman 曰く、

ReiserFSの開発者で、妻を殺害し死体を遺棄した容疑がかけられているHans Reiser氏に、15年以上の懲役判決が下った(Ars Technicaの記事)。Reiser氏の裁判については/.でもたびたび話題となっていたが、これで裁判はすべて終了、事件が終結した。

これまでの経緯はArs Technicaの記事にまとめられているが、2006年にReiser氏の妻が突然失踪したことが事件の発端だった。Reiser氏の妻の死体は見つからず明白な証拠もなかったものの、離婚調停中で子供の養育費に関するトラブルがあったこともあり、見つかった状況証拠などからReiser氏が容疑者として逮捕されていた。

Reiser氏は無実を主張していたものの、彼の「風変わり」な振る舞いや根拠に欠ける主張もあって陪審では有罪となり、最終的にReiser氏は「妻の遺体の場所と引き替えに減刑を受ける」司法取引に応じて彼の家から1マイルほど離れた場所に埋められていた妻の遺体の場所を告白。これにより彼の罪状は「第1級殺人」から、15年で仮出所ができる可能性がある「第2級殺人」に軽減された。

なお、Reiser氏は彼の経営するNamesys社や、ReiserFSの権利を彼の子供たちのために売却することを考えており、また刑務所の中でもプログラミングの仕事をして彼らのためにお金を稼ぎたいとも考えていたそうだ。しかし、Reiser氏は裁判中に彼の弁護費用を用立てるためにNamesys社を二束三文で売却しようとして失敗しており、その価値はほとんどないと思われている。Namesys社は事実上活動停止しており、Webサイトも消滅。ReiserFSのソースコードはすでにオープンソースライセンスで公開されている。

Ars Technicaの記事は、下記のように締めくくられている。

Hans Reiser氏の判決が確定したことで、この浅ましい事件のファイルディスクリプタはついにクローズされた。彼の「遺産」であるReiserFSは、それをデフォルトで採用していた数少ないディストリビューションにおいても、さまざまな技術的、哲学的な理由ですでに完全にリプレースされている。Reiser氏と彼のプロジェクトはファイルシステムの世界に重要な貢献を行っていた。しかし、彼が残した貢献は、おそらく彼の犯罪によって上書きされてしまったのだろう。

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