葬儀業界にも「サイバー化」の波 41
ストーリー by hylom
バーチャル墓石はアリ? 部門より
バーチャル墓石はアリ? 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
デジタル霊園をはじめとする葬儀業界のサイバーサービスが多様化しているそうだ(本家記事より)。
例えば米国のEternalSpace.comでは故人のための「メモリアル・スペース」として「禅ガーデン」「湖畔」「トロピカル渓谷」などの風景を選べるだけではなく、霊廟やベンチ、また花や聖像などを購入して設置することも出来る。他にもゴルフクラブや乗馬サドルなど故人に縁の深いオブジェを設置したり、時と共に成長していく樹木などを「植える」事も可能だそうだ。
Facebookでは友人などが亡くなった際はその友人のページが葬儀や「送る会」などの連絡や、弔意のメッセージを送るために使われることが多いという。また、家族の申し出があればその後故人のページを「メモリアル」として限られた友人や家族で使えるように出来るそうだ。
また、YouveBeenLeftBehind.comでは自分が亡くなった時に家族や知人にメッセージを送るサービスを提供している。他にも、生前に没後にための「自分を偲ぶサイト」を準備するサービスや、故人の誕生日や命日などのリマインダーをメールでお知らせするサービスなども出現しているとのこと。
このようなサイバー葬儀ビジネスを後押しする一つの要因として、ベビーブーマー世代の活発なオンライン・ソーシャル・ライフがあるそうだ。
今でも (スコア:5, おもしろおかしい)
Re:今でも (スコア:2, 興味深い)
>火葬化
日本では火葬率が100%に近いけれども世界的に見たら土葬のほうが一般的なようです。
Wikipediaの火葬 [wikipedia.org], 土葬 [wikipedia.org] はよくまとまっていると思います。
仏教・ヒンズー教:火葬
アブラハムの宗教、儒教、神道:土葬
#まあ要するに土葬する土地が先祖代々数十世代にわたり取れるような場所で育った宗教だと土葬なのだなあと思わないでもない
#じゃあ神道はどうなんだ
#でも島国の英国(とその文化的影響下の国)ではキリスト教徒も火葬らしいぞ
Re:今でも (スコア:1, 興味深い)
火といえば「地獄の業火」と考えるか、「不浄を焼き払う聖なるもの」と捉えるか、で、
葬儀の手段は変わるようです。
火を聖なるものと見る発想はゾロアスターあたりが出所らしい、んでしたか…
そういえば乾燥地帯を主なお得意さんとするイスラム教では、天国のイメージは「水没」らしいです。
#「お得意さん」はイスラムでは別に悪い表現ではない。キリスト教よりモダンなイスラム教では喩え話に商売ネタを使うことが多い。
Re: (スコア:0)
Re:今でも (スコア:1)
Re: (スコア:0)
家族にバレないように (スコア:3, 興味深い)
けしからんデータが入ったHDDもあの世に送ってくれるオプションもあるとなお良いです
Re:家族にバレないように (スコア:5, おもしろおかしい)
あの世でも使うのかよw
Re: (スコア:0)
今、あの世から/.Jを見ていますが、
ここでも彼女が出来ません、なにかいい方法はございますでしょうか。
あの世でもかよ! (スコア:4, おもしろおかしい)
とりあえずそんな雑念は捨ててちゃんと成仏しなさい。
話はそれからだ。
Re:あの世でもかよ! (スコア:1, おもしろおかしい)
煩悩に向かって成仏しろと言われましても。
# 百と八つの煩悩を持つ男
Re:家族にバレないように (スコア:2)
10年以上前からこの種の需要はあるはずなのに、未だに実現されていないとは。
資本主義も大したことはないなと。
メモリアル・サイト (スコア:3, 興味深い)
ある人物の追悼サイトというのを自分が管理するサーバの片隅に作って、10年くらい墓守やってますが、
- オレがいなくなったら、後を見る人はいないよな
- いつまでやるんだろ -> オレ
とか思いながら、ずるずるやってますね。
#どこかで区切りをつけた方がいいんだろうな。
#CD に焼いて、当時の関係者に配って、サイトは閉鎖とか。
バーチャル永代供養 (スコア:0)
閉鎖するこたぁ無いでしょう。
供養だと考えるならば、「朽ちるに任せる」はアリだけど「閉鎖する」のは後ろ向きです。
(モダンな考え方とはかみ合わないかも知れませんが、供養とはそういうものです)
というか、閉鎖するなら「同じくらい(かそれ以上)の公開性の有る代替物」が欲しいところだと思います。
ネット版の永代供養ですね。
こういう場合は「P2Pに放流」をするのが良いんだろうと思います。いい意味で。
ただ、国内で普及率抜群のnyに流したら色眼鏡で見られてしまうのが残念なところですが。
去る者は日々に疎し (スコア:2)
>生前に没後にための「自分を偲ぶサイト」を準備するサービスや、
>故人の誕生日や命日などのリマインダーをメールでお知らせするサービス
死ぬほうとしては寂しい話かもしれないけれど、他の人に周知するサービスまでお願いする必要はないかと。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:去る者は日々に疎し (スコア:1)
死んでしまえば本人も知るすべはないとは思うが、誕生日や命日などのリマインダーをスパム扱いにされることもあると思うんだ。
Re:去る者は日々に疎し (スコア:1)
故人の誕生日や命日を知らせて欲しい人が
登録するサービスなんじゃないでしょうか?
さすがに当人(未来の故人)が一方的にメール先を登録しておくとは
考えにくいのですが実際どうなんでしょう?
Re:去る者は日々に疎し (スコア:2)
>知らせて欲しい人が登録するサービス
そんなの初年度40ドルも支払うサービス [youvebeenleftbehind.com]じゃないって、自分が使っているカレンダー(Google カレンダーなりYahoo カレンダーなり)に記して、リマインダーを設定すれば済む話。
>さすがに当人(未来の故人)が一方的にメール先を登録しておく
考えにくいも何も、サービス提供先が You've Been Left Behind サイトですから。死後送りつける文書とメアドの変更を、亡くなる前の登録者が自由にできると書いてありますし、そのためのWebストレージを有料で提供するのが目的のサービスですから。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
サイバー墓参りでCO2削減? (スコア:2)
サーバの出すCO2と墓参りに行くためのCO2とどっちが大きいのだろうか‥
サイバー花屋にサイバー線香‥もうかりまっせ
ヴァーチャル墓石 (スコア:2)
随分と昔、Wizardryやローグ クローン版で見た覚えがありますがようやく時代が追いついてきたのですね。
#違います
しかしヴァーチャル空間のこの手のサービスとかは、自分が死んだあと倒産されたりすると普通に終了となるのでご注意ですよ? まあそのときは人生も終了しているので(略)
というか、そういうサービスを依頼していたのに自分が墓にはいる前に倒産・金持ち逃げでとんずらとかいうことになるといろんな意味で救われませんよね。掬われてますけど。
Re:ヴァーチャル墓石 (スコア:1)
P2Pのネットワークの中に永久に流れるようにできないかな?
でも、勝手に流れちゃう仕組みだと、それってもはやワーム・ウイルス判定されちゃうか。。
故人を祀りたい人からのリンクが0になったら消えるような仕組みとかそういうのを考えてみるとか。
Re:ヴァーチャル墓石 (スコア:1)
>とんずらとかいうことになるといろんな意味で救われませんよね。掬われてますけど。
すぐに「化けて出て呪ってやる」ことができますよ。
仮想空間に墓 (スコア:2, 興味深い)
SecondLifeには、こんな [metabirds.com]墓地がありますね。
それなりに人は入っているようです。存命中なのかどうなのかは知ったこっちゃないですが・・・
つくづく思うのがこう言う所に入った場合、坊さんはPCに向かってお経を唱えるのかなぁ・・・
Re:仮想空間に墓 (スコア:1)
>つくづく思うのがこう言う所に入った場合、坊さんはPCに向かってお経を唱えるのかなぁ・・・
リアル坊さんは要りません。
代わりにお経に特化したボウズロイド「念音イク」がお経を唱えてくれます(大嘘)。
#見た目は女の子のように見えますが、「坊主」なので中身は男の子です。わぁい!
ただの僧侶には用はありません。 (スコア:3, おもしろおかしい)
> 代わりにお経に特化したボウズロイド「念音イク」がお経を唱えてくれます(大嘘)。
真宗の方では、阿弥陀ロイド「冥途イク」が開発中でしたが先を越されましたか。
読経.mp3 とか不謹慎なものをいろいろ見たような。
Re:仮想空間に墓 (スコア:1)
それ以前に、死んだらPCを破壊するよう遺書に書くので・・・
一人以外は全員敗者
それでもあきらめるより熱くなれ
Re: (スコア:0)
そうですねー。
死後も残して欲しいデータならば生前からネット上に残しておけばいい。
「今から死ぬまでの間に考え方が変わるかも知れないから」というなら
データをCodeReposやGithubに放り込んで
気が変わるたびにコミットすればいいわけで。
#911の飛行機に乗ってて外部に携帯で最期の電話をする、という夢をなぜか昨夜見たのでAC
魂の自動バックアップ (スコア:2)
え、トピックが違う?
バーチャル法事 (スコア:2, 興味深い)
私が好きなイラストレーターさんが、数年前突然お亡くなりになったのですが、
その方の個人サイトは、ご遺族やご友人の力によって今も存続しています。
昨年の命日にも、掲示板に故人を偲ぶ多数の書き込みが寄せられて、
バーチャル墓参りというか、バーチャル法事の様相を呈していました。
葬儀業界のサービスがバーチャル化するならば、パッケージを用意するだけでなく、
こうした「すでにあるもの」の転用も上手くできるようにすると、
需要の拡大を見込めるのではないでしょうか。
Re: (スコア:0)
業者ならば、
既存のものと緩いリンクをすることによって得られる少々のパイよりも、
大々的なサービスと引き換えに囲い込みをおこなうほうを選ぶんじゃないかな、と、暗い予想。
バーチャル墓といえば個人的には、
福知山線事故で亡くなったOOPハッカー石井勝さんの
メモリアルサイト http://www.morijp.com/ [morijp.com] を思い出します。
サイババ化は? (スコア:2)
日本でも (スコア:1)
日本の場合はバチあたり感が否めない (スコア:2)
日本ではしばらく市民権は得られないでしょうね>バーチャル墓参り。どうしてもふざけ過ぎているとしか思われないもの。
(岡本篤の加古川Watcher 受難の秋、動物助けぬバーチャル墓 [fc2.com])
その中で営利目的でないページがあったのでこちらにリンク。
バーチャル墓参り(試験公開中) [heso.jcom.to]
アイデアは面白いのですが、デジカメで撮影してホームページに載せたところで、墓場の写真(なんだよアニメーションGIFって。笑)を公開しているだけ。
1998年作成でmeta要素に「Adobe PageMill 3.0J Win」があるところに時代を感じさせますが、今やるならせめてライブカメラくらいは置かないとね。もしくはGoogleストリートビューで写真を定期的に更新してもらうとか。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
命日とかお盆にはおじぃちゃんがうつってたり、とか。
Re:日本の場合はバチあたり感が否めない (スコア:1, おもしろおかしい)
>ライブカメラはやだ
もう亡くなってるんだからデッドカメラですね。わかります。
#ライブカメラで写して生き返るんだったら是非親父の骨壷を写したいのでAC
Re:日本の場合はバチあたり感が否めない (スコア:1)
というのは野暮な突っ込みですが
(だからこそ見たくなるのが他人の性?)
まじめな話し遠方に住まっていてなかなか墓参り出来ない人には
良いサービスなのかもしれませんね。
果たして墓参りと呼べるのか?
という疑問もありますが、全く墓参り出来ないという状態よりは
墓を見にいけている状態の方が良いでしょうし。
バーチャル墓参りでは、ありませんが (スコア:1)
自動倉庫を応用したような、納骨堂があったような・・・
サイバーゴーストとサイバープリグナントとサーバーセックスですね、わかります。 (スコア:0)
無に帰す (スコア:0)
なぜまだ出ていない (スコア:0)
cyber die ん
サイバー霊園 (スコア:0)