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ソフトウェア

地方自治情報センター、被災者支援システムのソースコードを公開 12

ストーリー by hylom
オープンソース、なのかな? 部門より

Kachi 曰く、

財団法人地方自治情報センター(LASDEC)は、被災者支援状況の総合的な管理ツールである「被災者支援システム」のソースコード無償提供を発表した。

このシステムは、阪神大震災での経験と教訓、情報化のノウハウを活かして西宮市が開発、汎用Webシステムとしてさらに進化・リニューアルしてきたもの。全国の地方公共団体に無償で公開・提供されてきた。被災者支援、避難所関連、緊急物資管理、仮設住宅管理などの機能を備えている。Linux、PostgreSQL、Apache、PHPといったOSSによる環境下で稼働する。

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  • by Kachi (6876) on 2011年03月24日 22時35分 (#1924930)
    ITproで記事 [nikkeibp.co.jp]になっていました。また、日立情報システムズが、このシステムをホスティングして自治体向けに無償提供するそうです(プレスリリース [hitachijoho.com])。
  • by Anonymous Coward on 2011年03月25日 0時18分 (#1924980)
    LASDECのこのソフト以外にも、消防庁系の外郭団体が消防防災GISなんてのを作ってばらまいたり、旧郵政省系の外郭団体が公共情報コモンズなんてのを作ったりと、省庁ごとにバラバラに動くのはなんとかならんものか。
    当然、相互のデータ連携なんて考えられていません。
  • by Anonymous Coward on 2011年03月24日 21時24分 (#1924910)

    >全国の地方公共団体に無償で公開・提供されてきた。

    されてきてたんじゃないの??
    バイナリベースの提供だったのかな?

    最近になって色々要望がでてきたけど改修の手が追いつかない。
    今なら、沢山手を入れてくれる人が出てきそうだ・・・

    こんなとこなんですかね?

  • by Anonymous Coward on 2011年03月24日 22時41分 (#1924935)
    LASDECの発表 [lasdec.or.jp]では、

    当センターでは、現下の情勢に鑑み、被災者支援状況の総合的な管理ツールである「被災者支援システム(以下、「本システム」という。)」を地方公共団体のみならず、広くICT事業者等にご利用いただきたく、システムのオープンソース化を実施することといたしました。

    とか書いてるけど、

    1. 本システムは、地方公共団体の使用に供することを前提とします
    2. 本システムの著作権について
      • 本システムの利用者は、本システムを改変、複製することができます。
      • 本システムの利用者は、本システム及び本システムの二次的著作物を地方公共団体の使用に供する場合、一次的著作者は「財団法人地方自治情報センター」であることを表示してください。
      • 本システムのアカウント名、インストールキーの第三者への使用許諾、貸与、譲渡及び売買等の行為を禁止します

    ぜんぜんオープンソースじゃないじゃん……

    てゆか、こんな制限をつけるメリットあるの?

    • by Anonymous Coward on 2011年03月24日 23時35分 (#1924957)

      まあ特殊なライセンス形態だとは思いますが、今回の公開の目的やシステムの提供機能から考えてそんなに違和感はないが。
      # NPOとかへの利用許諾くらいはほしいかな...

      > 本システムは、地方公共団体の使用に供することを前提とします。

      (無償での)「商用利用禁止」なんてライセンスもあったりしますが、そういうのも「非オープンソース」?
      利用目的で縛ってることには変わらないわけですが。
      つか、「前提とします」ってのは制約事項じゃないよな。
      便宜的には利用申し込み書にそれっぽいことを書いて出せば通ってしまいそうな気もするね。

      > 本システムのアカウント名、インストールキーの第三者への使用許諾、貸与、譲渡及び売買等の行為を禁止します。

      ???
      これはLASDECから直接配布受けるときのアカウントを他人に渡すなって話であって、
      ソースコード自体の二次配布の話じゃないよね?

      > 本システムの利用者は、本システムを改変、複製することができます。

      とだけ書いてあって、二次配布についてはある程度認められてるようにも見えるわけだが。
      まあ、LASDECから一次配布受けるのはSIerの類だと思うんで、そういうところが
      意味も無く無関係な人に配ってくれるとは思えないんで、実態はSIerが下請けなんかにばら撒くための条項なんでしょうけどね。

      つーわけで、GPLじゃないとオープンじゃない!とか、俺が開示条件満たさないものはオープンじゃない!って人には
      我慢ならないライセンスなんでしょうが、そもそも何のためにこのシステムのソースが欲しいんだろうか?
      単なる物珍しさで見たいだけ?それを否定するつもりはないが、そのために「開示すべきだ!」って主張するには弱いかも。

      > てゆか、こんな制限をつけるメリットあるの?

      興味本位でソース入手して内容に文句つけてきたり、不本意なパッチ送りつけてきて取り込まないと文句いったり、
      そもそも開発自体をオープンにする気はないのに開発させろと騒ぐ連中の相手をしなくてもいい :-p
      # とかな。

      冗談抜きで、自治体なんかの業務受注するSIerに公開することでこの手のシステムの事業促進・低コスト化なんかを図るのが目的だと思うし、
      別に開発をオープンにするなどして趣味的なコミュニティと関わり持ちたいわけじゃないだろうから、そういう立場ではメリットあると思うよ。
      万人に公開するってことは(望もうが望むまいが)万人から反応が来てしまうってことなわけだし。

      もしあなたが(公的な観点で)有益な目的でソースコード入手したいのであれば、利用申込書に理由を書いて説明すれば
      例外的に対応してくれるんじゃない?
      それくらいの手間をかけて交渉するくらいの価値がお互いにあるんであれば、ね。

      用もなく読みもしないのにソースよこせ厨には辟易したことがあるのでAC。

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      • by Anonymous Coward on 2011年03月24日 23時58分 (#1924970)
        オープンソースはエリック・レイモンドが発明した造語なんだからOSIの定義に外れるものはオープンソースじゃねえって単純な話だろ。ぼくのかんがえたおーぷんそーすにはオープンソース以外の何か別な名前を好きにつければいいじゃないの。
        親コメント
    • コレって、個人がsourcecodeを読みたい場合、どうすれば良いのだろうね。
      わけがわからないよ。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        NDAを交わしてソースコードを見るのと何が違うのかいまいちピンと来ないですね。
        「信用できる相手にだけソースコードを開示する」ということであればどこでも行われていますし。

      • by Anonymous Coward
        僕と契約して自治体になってよ!
    • by Anonymous Coward

      メリットは分かりませんが、「前提とする」は「それ以外の使用を禁止する」という意味ではないとするとオープンソースなのかもしれない。

      インストールキーっていうのがパスワードみたいなものだとしたら、「アカウント名とパスワードを他人に譲渡しないで」ってことだろう。
      これは「著作権について」の項目に書くべきことではないように思うけど。
      ソフトウェア自体の再配布や使用許諾を禁止しているのではなさそう。

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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