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マイクロソフト、ローカライズガイドを無償公開」記事へのコメント

  • by vzg02111 (4390) on 2008年04月01日 22時33分 (#1323521)
    このニュースを見る直前にこのエントリ「Vistaになっても直らなかったWindowsの杜撰な日本語訳 [takagi-hiromitsu.jp]」を読んでいたので、ちょっと不安になりました。
    正直、ローカライズのノウハウを公開するとか以前の問題でしょう...。

    でも、MSの翻訳能力を云々するよりも前に、自助努力(特に日本は言語的に特殊な環境なので...人口はそこそこ居るんだけど、経済力=購買力が無ければ日本語版なんてものは作ってもらえないだろうし)も必要なのかと感じました。
    • by Anonymous Coward on 2008年04月02日 12時46分 (#1323797)
      >特に日本は言語的に特殊な環境なので...人口はそこそこ居る

      まず、特殊って言葉は適当じゃないよ、国際交流では英語を共通基盤にしてるだけで、
      国の数でいうと英語以外が母国語のほうがずっと多いわけでして、
      母国語のほうを特殊という序列におく国はありません。
      歴史を背景に、たまたま強いというだけで英語が特殊という考えです。

      言語以上に、人口分布が少子高齢化に向かっている訳でありまして、
      経済力=購買力がある層に物を売るには「おもてなし」 [amazon.co.jp]が必要だと思います。
      もっとも、現状のWindows普及率を背景にすれば、開発者向けツールばかりでなく、
      一般ユーザーの使うOSに対しても「使いたければ自助努力しろや」と言えるのも事実。

      しかし、圧倒的勢力を持っていたソニーがアップルに足元をすくわれた事例を見るにつけ、
      社内での思惑をユーザーに押しつけ(ソニーの場合はCCCDとの整合性のためのATRAC)ても、
      それを都合よく解釈してはくれないという事が解ります。
      開発者向けツールなら、UIは英語のまま使うという選択肢さえ合意され易いですけどね。

      外食産業が、お箸の国の人に茶碗とフォークでも食べれるよねと強制したところで、
      自宅に帰ればやっぱり茶碗には箸だなとなるように、
      所詮パソコン利用は日常の一部であって、日常と齟齬があるものは続かない。
      固有名詞におけるカタカナ語の多用は、ある程度まで仕方ないとしても、
      日本人が参加しないローカライズを続けて、普及に支障があっても構わない。
      それが規定路線になってしまったのでしょうね。

      前述のように、それでも一般消費者が拒みきれない普及率をキープしている以上、
      声をあげても届くような機会は二度と訪れることはないでしょうね。

      >購買力が無ければ日本語版なんてものは作ってもらえないだろう

      しかし、「似たような」漢字文化を持つ40億人の国が同じアジア地域にあったとき、
      その「似たような」ものを「同じ」に扱うという態度を改めさせるほどの購買力は絶望的で、
      日本語のフォントが使えるだけでありがたく思うべきという時代が来るのでしょうか。
      親コメント
    • 「ワイヤレス ゼロ設定」とか「オフィスのバージョンはゴミ箱に移動されませんでした」とかトンチンカンすぎて涙出てくらぁ!
      --
      [udon]
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      その自助努力(たとえば独自の翻訳)の結果を、少なくとも努力した本人が享受できるだけの仕組みは必要でしょうね。
      残念ながら今の状態だと自助努力の成果を堂々とMicrosoftが持って行ってしまう構図になってしまうでしょう。

「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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