Ab. (3793) の日記

2002 年 08 月 14 日
午前 12:17

裸眼立体視(交差法)講座

一部知人等から出来ないという声が聞こえてきたので、わしの交差法のやり方を説明してみたり。 数日前に裸眼立体視したことないって人を二人、この方法でやってもらって1分以内に両人とも立体視できてたようなので、全くダメな方法では無いと思う。 ただし、寄り目が出来る人限定。
  1. 画面内に [a b] と絵があるとする。
  2. a b の中間あたりの正面に顔を持ってくる。目の左右の高さは水平になるのが(最初の内は)望ましい。 画面にはあまり近付きすぎず、普段通りの距離、もしくはもう少し離れた所から見た方が簡単かもしれない。
  3. おもむろに寄り目にする。画面に目の焦点が合わなくなるのは気にしない。
  4. 右目で見える [a b] と左目で見える [a b] がぶれて、同時に4つの像が見える事になるが、ここで、右目で見える a と左目で見える b を、寄り目度を調整して、重なるようにする。上下にずれる場合は両目が水平になっていないので、首を左右にかしげて像が完全に重なるようにする。重ねて言うが、この時点で画像に目の焦点が合っている必要はない。
  5. 視界が [aXb] となって、X の所に交差法の立体像が出現するので、Xの像をしばらく注視していると、段々ピントが合ってくる。 ピントが合わない場合は、顔を少し後ろに引いて画面との距離を取るようにすると、ピントが合いやすい。
  6. ピントが合って画像がはっきり見えるようになったら出来上り。 なかなかピントが合わない場合、目を細めると絞りが小さくなって被写界深度が深くなり、ピントが合うかもしれない。
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