こういう記事を書くなら技術的な本質をおさえて書きなさいよ(--;
民生品のハイビジョンテレビがまだ成熟していなくて完璧でない段階で
これを問題にしても誤解を与えるだけなんだな。
元々が高いハイビジョンテレビを何とか安くしようとして工夫してるんだから
高価な放送のモニタと同レベルの映像にはならないよ。
あと、HDCAMの欠点を挙げて、それがHDTV全体の問題かのように書いている。
これからの主流はテープ編集じゃなくてノンリニア編集でしょう?
自分でも書いてるじゃないの。
一部の小さなプロダクションは高価なノンリニア編集機を使えないから
そういうこともあるかも知れないけどHDTVの映像製作全部がそうなのかのような
書き方は止めて欲しい。
> ダビングで劣化したと言えども、一応HDCAMの映像出力はフルHDになるので、
> 約140Mbpsのビットレートを持っている。だがさらに放送局ではその映像出力を、
> MPEG-2の16Mbpsとか25Mbpsとか2passでもなんでもなく、リアルタイムで
> エンコードしながら送出するわけである。画質など良かろうはずがない。
放送素材だとHDTVでMPEG2に圧縮するなら少なくとも40Mbps以上でしょう。
それに国際放送機器展などに足を運んで、MPEG2に圧縮した映像を見てみれば
どの程度の画質かわかるでしょうに。
> 映像制作の現場では、そろそろHDのノンリニア編集システムが実用的な
> 価格になってきたため、おそらく今後の主流はパソコンベースになっていくだろう。
> だが元々パソコンも、プログレッシブなシステムである。ここにインターレースの
> 映像を持ち込むことはできるが、一時的にしろプログレッシブに変換してしまうので、
> 最終出力時にインターレースに戻すときに、フィールドの順番が逆になってしまう
> ことが起こりうる。(
だから、安物のパソコンでやった場合に起こる不具合をHDTV全体の不具合のように
書かないで欲しいのですよ!
わたしが会社に入社したときの部長はこう言ってた。
「テレビの技術は人間の目をだまして如何にして綺麗に見せるかなんだよ。
ほら、テレビ画面に近づいてよく見ると簾のように見えるだろう。
それが、決められた距離に離れて見ると綺麗に見えるんだ。」
そういう意味ではテレビ映像はハイビジョンにかぎらず「本物」ではありえないんだよね。
ブラウン管からフラットパネルなディスプレイになっても、走査線から画素に変わったに
過ぎない。
あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
それでもまぁ参考にはなってます (スコア:1)
今のところ圧縮せずにストリームを記録する方法はないんですよねぇ.となると,(元々)インターレスになっちゃったり,解像度を落としたりということがおきてるんだなぁと感心しちゃったりしてます.
いや,ここで問題になるのはBSデジタルはともかく,地上波デジタルで,帯域が結構厳しいみたいですね.BSデジタルでもブロックノイズが載るのに,いくら解像度を落としているとはいえ,地上波デジタルのHD配送ってなんかイヤンな感じがするのは気のせいでしょうか.
なんかデジタル放送反対とか言ってみたり....