以下俺。
「あのう、まずですね、このぶっこわれマシンの電源を取り替えてもらえませんか。メーカー修理に出したら数週間軽くかかるみたいなんで。ええ、はいはい、何にも考えずに取り替えてくださればいいです。不具合がおきてもかまいませんから。」
「はいはい、電源の取り替えといった作業はサービス品目にない。それは承知しております。はいはい、でも、もしやってくだされば、その結果いかんにかかわらず電源は買い取りますし、さっき用意してもらったマシンも買って帰りますから。」
「なんとかお願いできませんか。そういう作業はしない? 検査もしないで無保証の改造はできない? それはそうかもしれませんが、無保証でいいと客のほうが言っているのだし、もしやっていただけたら、そちらは技術費4000円と電源代金が入った上にソーテックのマシンも売れるんですよ。」(電源とっかえてくれなきゃこのまま帰る、というべきだったのかそうでないのか。おもいつかなかったのだが、そのときは)
「わかりました、では上司の方とお話がしたいのですが。」
-上司登場(フロア長さん)
「かくかくしかじか」
「もう時間がない? 残業はなさらないと? はいはい、それでは残業代は私が出させていただけないでしょうか。それでもだめ?」
-喧々諤々
「わかりました、ありがとうございます。では明日また参ります。無理を聞いていただいてありがとうございました」
という次第で電源とっかえと新マシンそのほか購入を決めて帰った。
その夜は、「山形浩生に、池田信夫宛の内容証明郵便を出してもらう」という思いつきをもてあそびながら知人と話をする。イケそうな、イケなさそうな。どうかな。誰も損しないと思うんだがな。
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あの二人は皆様ご存知のとおり自分の翻訳書のあとがきとウェブ上とサイゾー誌上等等でケンカをしていて、いまのところタイスコアなのだ。
んでもって池田信夫は別口でTRONと坂村健をメタメタ馬鹿にしていて、その結果「2ちゃんねるなどで私のコメントに対する不満があるようだがそんなんきこえません。署名つきで訂正をもとめてきたものはひとりもいない」などとフォントの色を変えてあおりまくっているわけです。ここにはるかかなたから(なんではるかかなたかというと、どうみても山形はTRON全般に興味もってそうではないから、だが、、どうかな。実身仮身にはありそうな気もしないでもない。
まあそれで山形がどかーんと乱入したらどうかなと。こんなおいしそうな話に乗らない手はねえだろうと思うのだが。
○よい子のためのこれまでの戦史:
【池田信夫-山形浩生戦】
・池田による山形への先制攻撃
山形浩生氏への公開質問状
・山形一流の電撃的反撃
池田信夫の公開質問状に対する公開お答え状←おれんところではレイアウトが崩壊してるんですが山形さん。なんでだろ。
【池田信夫-TRON/坂村健戦】
後記:この反書評は、TRONフリークの怒りを買ったようだが、私のところには署名入りで事実関係の訂正を求めた抗議は一度も来ていない。2ちゃんねるなんかで吠えても、私は読んでないので答えようがない。ここに書かれていることは、海外の研究書などにも書かれている「世界の常識」であり、経済産業省のなかでも共通認識である。今ごろ著者をありがたがっているのは、ものを知らない総務省だけである。最近は、また「ユビキタスID」とやらで政府をだまそうとしているが、さすがに今度は底が割れているので、うまく行かないようだ。
んで俺はTRON側の(というかTRONをネタにした山形浩生の、が一番効果的だと思うのだが)反撃を心待ちにしているところなのである。
だれかやって!
俺? 俺はダメなのだ。こんぴーたーのこともなんのことも、とにかく俺は物事をしっかり細部まで理解するということができないのよ。概略を知ったら満足しちゃうんでね、、昨日もタンデムのフィールドエンジニアからヒマラヤの仕組みを聞いてむちゃくちゃ興奮したのだが、それでおしまいなの。今度、各CPUの稼働率グラフを見せてもらえるというので楽しみにしているのだが、、最近ビアバストってやめちゃったんだって。昔おれが文芸春秋ビルの上のほうにあったタンデム社でNonStopシリーズの概略説明会に行ったときは楽しげにやってましたけどね、ビアバスト。っていうかタンデムのマシンにCTRONが載った/載ってるかも/載せるかも?とかいう話はどこへ行った?っていうか話がずれまくりだ。…いつもそうなんだよなー、連想が連想を呼びどっかへ最初の話題がいっちゃうんだ俺の話は。
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そうそう、署名入りで事実関係の訂正を求めた抗議「でないもの」はとどいたようですな。
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カッコが閉じ忘れてあることは、気づいても見逃すのがモノノフですよ。レディでもそうだからね。
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あ、坂村先生と山形さんの連名で内容証明郵便てのどうでしょう。
長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds