targz (14071) の日記

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Tungsten|T3 + CJK-OS + Mac OS X

targz による 2004年03月29日 22時04分 の日記 (#207181)
Mozilla

秋葉原にオープンしたPDA専門店「モバイルプラザ」で、Tungsten|T3(以下、本体) をゲットしました。英語版デバイスなので、日本語を使えるようにするには、多少のコツが必要なのでまとめてみました。

0. 従来使っていたPalmOSハンドヘルドでの作業

これまで m505 (日本語版) を使っていたので、これのデータを移行させるべく、ChangeNameで、Hotsync 名称を適当に変更します (仮に OLDNAME とします)。PalmDesktop 日本語版はアンインストール。~/Documents/Palm 以下にあるデータも削除しました。

1. CJK-OS のインストール

日本語化にはCJK-OSを利用しました。yooseeさんのWikiを参照すればよいでしょう。

2. P@lmSJISのインストール

さらに、Mac OS XのPalmDesktopを使う場合、本体にP@lmSJISをインストールしておきます。HotSync時に、本体に格納されるデータをShift_JISに変換してくれるようです。これを入れないと、CalenderやMemosが文字化けします。

3. PalmDesktop (for Mac OS X) の日本語化

Tunsgten|T3に付属のPalmDesktopをインストールします。インストール時にHotsync名を聞かれますが、従来使っていた名前と同じにします (仮に NEWNAME とします)。
Mac OS X 用 PalmDesktop は環境設定で日本語フォントを指定すればデータ自体は日本語が通りました。ただし、曜日の表示が文字化けするので、マサトレさんとこのページに従って、パッケージをいじると文字化けが解消します。

4. m505 からデータ吸いだし。

m505 をクレードルに繋いでHotsyncします。こうすると、m505のデータがPalmDesktopに吸い出されるわけです。m505 と Tungsten は両方ともユニバーサルコネクタなので、同じクレードルが共用できます。Hotsyncドライバも共通のようです。
Hotsyncが終了したら、~/Documents/Palm/Users/OLDNAME/User Data を ~/Documents/Palm/Users/NEWNAME/User Data に上書きコピーします。これで、予定表、ToDo、アドレス帳、メモ帳のデータが Tungsten 用のユーザ (NEWNAME) にコピーできます。
Backup フォルダの中身については、お好みでコピーしてください。わたしは、Backup フォルダの中身は一切コピーせず、Palmware を一からインストールしなおしました。アプリ固有のデータは赤外線ビームで移動させました (Beam BOX利用)。

5. Tungsten と Hotsync

この状態で Hotsync すれば、Tungsten に予定表などのデータが入ります。P@lmSJIS が入っていれば、文字化けしないはずです。

とりあえず、今日はここまで。他には、POBoxFEP の利用とか、Bluetooth Hotsync の利用とかあるんですが、それは後で書くということで。

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