T.MURACHI (15699) の日記

2004 年 07 月 02 日
午前 12:17

(kdm + kinput2 + canna) @ Gentoo

startx コマンドから KDE を利用する方法について、それなりに正確な情報を載せているサイトは結構あるのですが、ウィンドウマネージャとして kdm を使用する場合についてはなかなか正確な情報が見付からなくて結構苦労します。.xsession とか見に行ってくれないからね。

とりあえず、現状に至るまでにやった事についてメモっておこう。。。(kdm の設定についてはここでは省略)

  • USE フラグは少なくとも以下は必須。
    • USE="kde qt -gnome -gtk canna cjk"
  • KDE で日本語を使用するには、make.conf 中で LINGUAS="ja" を記述しておいた上で、
    • emerge kde-i18n

    する必要がある。さらに、歯抜け文字を出さないようにする為、 /etc/X11/xdm/Xservers ファイルを

    • :0 local /usr/X11R6/bin/X -bpp 16

    としておく。

  • canna および kinput2 のインストール:
    • emerge kinput2
      rc-update add canna default
  • cannaserver のオプションを設定: vi /etc/conf.d/canna
    • # Specify user to run as
      CANNASERVER_OPTS="-syslog -u bin -inet"
  • kdm でセッションログイン時にロードされるべき環境変数を設定する: vi /etc/env.d/99lang-env
    • LANG=ja_JP.eucJP
      XMODIFIERS="@im=kinput2"
  • kdm でセッションログイン時に kinput2 が確実に起動されるようにする: vi ~/.profile
    • kinput2 -canna &

参考になったサイトをリンクしておきます。多謝!!

  • kinneko さんサイト の、 このページ 。環境変数の設定はここを見て解決しました。m(_ _)m
  • osaru さんサイト の、 このページ 。 kinput2 の起動で ~/.profile を使う事に気づかせてくれたのはこちらのおかげです m(_ _)m 。でも、同時に紹介されていた ~/.i18n を用意する方法は、 Gentoo には存在しない機構みたいです。
  • yoichi さんの Gentoo な wiki サイト の、 install-next ページ。ここは日本語入力自体の情報は直接得られたわけではないのですが、フォントの設定など、日本語環境をしっかり構築するための確かな情報がしっかり記述されていて、非常に参考になります (^-^) 。いま、こうして、歯抜け無しのきれいなフォントで /.-j にアクセスできて、日記も書けているのはこちらのおかげです m(_ _)m

ここで書いた事はすべてではないので、上記のリンク先も併せて参照してくだちゃれ。あ、あと Gentoo Japan もね。

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