最近ちょっとuim用の設定ダイアログを作るという名目でKDE関連の技術とかをチェック。KConfig XTとか。
ところでmlにも投げたが、uim自体の設定はcustomAPIが有るけど、immoduleの設定はどうしたら良いんだと。もし設定側でKConfig(KDE標準の設定用Class)を使って設定機構を構築した場合、UimQtではKConfigを使ってその設定を読み出さなければならない。と言う事はつまりUimQtにlibkdecoreをリンクしないといけないという事になる。immoduleはQtレイヤーだけに収めておきたいので、これは絶対に避けたい。そうなると、Qt付属のQSettings classを用いるしか道は無いのだが、これは非力。
SCIMではこの問題を上手く解決してあって、設定機構自体がplugin式になっている。例えばgconfやKConfigを使ったモジュールを書いておいてそれをインストールしておけば、immoduleからでも余計なライブラリをリンクする事なく設定機構を使えるようになっている。
さて、uimではどーするべきなんでしょうかね。plugin式はとっても賢いと思うんですが。
未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
configuration storage method (スコア:1)
本題の方ですが、uim的にはuim-qt.scmという設定ファイルでも作ってUimQtからcustom API経由でアクセスすれば問題ないと思います。
SCIMのそれは設定保存メソッドを切り換えているだけだと認識してるので、uimにはとりあえず不要だと考えてます。
この辺の話は近いうちにtkngさんがfdoに振る事になってるんでその時に反応しようと思ってます。
Re:configuration storage method (スコア:1)
> 本題の方ですが、uim的にはuim-qt.scmという設定ファイルでも作ってUimQtからcustom API経由でアクセスすれば問題ないと思います。
なるほど、そういう事が出来るんですね。では俺の方はcustom APIが出来上がり次第uim-pref-qtを実装してみて(スケルトンはもうcommit済みですが)、使いづらい点や分かりづらい点等が有ったらまた報告します。
> この辺の話は近いうちにtkngさんがfdoに振る事になってるんでその時に反応しようと思ってます。
了解です。