maia (16220)の日記

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地上デジタルの憂鬱

maia による 2004年07月24日 2時43分 の日記 (#237902)

地上デジタルが始まったのが2004年(正確には2003年12月)。アナログ停波(予定)が2011年7月。だのに、調査によれば、アナログ停波の(時期の)認知度は約50%だそうな。

テレビの寿命は10年という推定がある。しかし2004年現在アナログTVを売っているわけだから矛盾している。もちろん、その前提には地上デジタルのカバー率がまだ100%に達してないということがあるし(2006年にはカバーされるはず?)、今はチューナーが高いということもある(事実上高級機しか地デジ対応していない)。放送側が全面移行(もちろん併行放送だけど)しない限り、当面の地上デジタルは、画に描いた餅も同然である(今はアーリーアダプタが購入している市場だから、なおさらだ)。

大型TVだろうが、ポータブル液晶TVだろうが、アナログ停波から免れない。家庭据置TVなら、2011年にデジタルチューナーを後付すればいいという判断なのかもしれない。現在の価格は7万円だが、さすがに2011年には1万円程度だろうか(UHFのアンテナと設置費用は別途かかるけど)。PCの対応は、今のところぼちぼちだが、いずれにせよ自由な編集やトランスコーディングは出来ない可能性が高いそうな(アナログ経由でもいかんのか?)。
#2011年頃には、HDTVが普通だろうなあ... やはりH.264/FRExtなんだろうなあ。

DRM対応で、カード(B-CASカード)が必要な件も心配だ。家中にいくつもチューナーがあったら、どうなるのだろうか?

なんかもう無茶苦茶という感じだ。それにしても、2011年なら光でIP放送(オンデマンド)が主流ではないのだろうか?

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