※ 10/26 Update: 4日目の写真ルポを掲載しました。

Poll: 台風接近のこちらのAC様に路を示していただいたカンパン料理、ビスケットケーキ化について実際挑戦いたしました。
本来なら元トピックにて経過報告したい所でありますが、私信色が強いためこちらにて経過報告させていただきます。

なお、宣伝気味ですが写真入りルポは拙BLogにてどうぞ。

用意したもの:

• カンパン … 56個 (最低要求数: 8個×6本=48個)
• 牛乳 … 500ml
• 泡立て済みホイップクリーム … 150g
• 液体型ホイップクリーム … 200ml
• グラニュ糖 … 15g
• ココアパウダー … 若干量
• 甘味あっさりフルーツ(飾り付け用) … 一袋
• チョコレートチップ(飾り付け用) … 若干量
• 氷 … 500g程度
• 食塩 … 氷の1/3
• ボウル … 4個
• 泡立て器 … 1本
• クッキングミキサー … 1台
• アルカリ乾電池(単3) … 2本
• サランラップ … 適宜
• クッキングペーパー … 適宜

1日目: 2004/10/22 (写真入りルポ)

この日はボウルに牛乳を満たし、カンパンを投入して浸潤を開始しました。ただ、どの程度浸しておけば適切なのかが判らないのと、開始時刻が遅かったため、一晩浸すことにいたしました。
1日目というより、内容的には0日目、決戦前夜です。

なお、小形カンパンのサイズではビスケットケーキに要求されるサイズ的仕様を満たすことができないため、考えた末3列2段の006Pに積層させることで要求仕様を満たすことといたしました。

2日目: 2004/10/23 (写真入りルポ)

浸潤の完了したカンパンを、ホイップクリームで棒状に固める作業を行いました。
設計仕様では6本用意する小部品のうち、通常のホイップクリームを使ったものとチョコレート味のホイップクリームを使ったものを各3本作成し、これを互い違いに積層することで外観的なクオリティアップを検討したのですが、クリームにココアパウダーを混ぜてホイップすることでチョコレート風味のクリームを作成するという計画において飛散が激しくホイップできないという問題が発生したしました。この工程における問題重要度A、対応なしでは進行不能と判断します。既製品のホイップクリームを使った白3本は問題なく製造することができたのですが…
ひとまず、クリームがホイップに必要とされる要求温度仕様を越えている可能性を考え、一端冷蔵庫に戻して出直すことといたしました。

3日目: 2004/10/24 (写真入りルポ)

ココアパウダー入りのクリームをホイップしなおし、残り3本の棒を作成する作業を行いました。
再冷却が奏効したらしくクリーム内におけるミキサーの回転速度が明らかに低下していることに気付き、やはり冷却が不足しているのだと判断して寒剤による強冷を行いつつミキサーによる攪拌作業を続行いたしました。しかし粘度は増強したもののクリーム状にならなかったため、仕方なく泡立て器による手動攪拌に移行いたしました。
どの程度まで固まるものなのかよくわからなかったのですが、とりあえず寒剤が駄目になるまで攪拌した所なんとか整形できる程度の固さが出たようなので、これを使用して棒状に固める作業を行いました(でも全然固まってない)。

正直、この時点でかなりやっちゃった感が強くなってきております。

4日目: 2004/10/25 (写真入りルポ)

冷却による凝固が完了した6本の棒を積層してケーキベースを作成し、甘味あっさりフルーツとチョコチップで飾り付ける作業を行い、ひとまずの完成を見ました。
3日目に作成したココアクリーム棒のうち1本の固まり方が弱かったため、積層構成を若干変更して固まりが弱い棒は飾りに使用することにしました。こんな構成でもフルーツとクリームの残りで飾り付けると結構それらしく見えるものです。
完成したものには最初は蝋燭でも立てようかと思っていたのですが、コールドケーキでそれは流石に拙いかと思ったため断念しました。

具体的にどのような形になったかは、上記写真入りルポをご覧頂きたいですが…予想外に大きくなってしまい、すごく食べでがありました(笑)
ビジュアル的にもアレですが、味わいはそれ以上にやっちゃった感がオーバーリミッツ状態でございました。かの有名(?)なる「喫茶マウンテン」の大甘系パスタはクリームとフルーツが救いとのことですが、それと同じ感覚をよもや仙台に居たまま味わえるとは思っておりませんでした… ＿|￣|○