http://www.polycom.co.jp/news/2004/1012.html
日経などでも報じられていた、Polycom社のPVXというPC版テレビ会議ソフトウエア。USBカメラに対応し、既存のアプライアンスに接続可能。こういうのが欲しかった。
WASフォーラムの会議でポリコムのテレビ会議が使われることがある。いいよね、テレビ会議。この手の遠隔会議で大事なことは、「臨場感」だ。
その昔、ピクチャーテル(Picture Telだっけかな)という会社が作っていたが、同社はポリコムに吸収合併されている。ポリコムは事実上、このマーケットを独占している状態だ。
テレビ会議なんて、昔からあるし、メッセンジャーでもいいじゃん、なんでいまさらまだ開発が続いているの?と思われる向きもあろう。しかし、そんなしょぼいものは使い物にならないのだ。
Skypeに見られるように、狭い帯域でもすばらしい音質を提供することは人の感動を呼んでいる。MSNメッセンジャーの音声チャットがいかに稚拙か、ということだ。さらに、DSPによる音場調整は臨場感とS/N比のバランスをとるために必要だ。全帯域転送ではなく、絶妙な取捨選択が必要となる。
映像面ではどうだろうか。大画面で見てもなんとかなる画質と、ビデオ会議だと割り切りながらもそれほど遅延のないコマ送りのバランスをどうとるか。並大抵の開発工数ではないだろう。
で、このPolycom PVX。
出荷はまだなのかな、ぜひ試してみたい!!
アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者