geln12 (18637)の日記

○ ◎ ●

主文よりP.S.のほうが面白いかもしれないorz

geln12 による 2004年06月17日 22時26分 の日記 (#227944)

2chでみつけた、良スレに育ちそうなスレッド(投資格付け:将来有望、みたいな。)
第2次世界大戦が起きた理由を聖徳太子から説明せよ、という設問が高校世界史で出題されたそうです。

できるか!とまずは答えたい(ぉ
というか、この設問には日本語的な曖昧さ(要するに、問題文としては問題のある文章)があるので、突っ込みようがありますな.

  1. スレの中でも触れられていますが、出題者の意図は太平洋戦争/大東亜戦争が言いたかったんだろうな
  2. 「から」って、どういう意味かな。「from」?(通史?)「because of」?(理由?)「based on his words」?(彼の言葉を用いて?)

「based on his words」で答えてみよう。
例えば、十七条の憲法の第一条「「以和為貴、無忤為宗」を取り上げてみる。一般にこれは「平和を大切にしよう」と解釈される。
だが、ちゃんと読んでみよう。「みんなまとまれ、逆らうんじゃないぞ」と読むこともできるのだ。

第15条に曰く「背私向公.是臣之道矣.凡人有私必有恨.有憾必非同.非同則以私妨公.憾起則違制害法.故初章云.上下和諧.其亦是情歟.」
公務に従うときは、無心で従え。「おめぇら、上のもんのいうことは文句言わずに聞け!」という憲法ですね。

これらの言葉は全体主義:「個人は自由をもった主体ではなく、強力な指導者の指し示す目標(国益)の実現への道具だ」(我流解釈)という思想を前駆的に示したものに過ぎない。
第二次大戦は全体主義とその対抗勢力の戦いと位置づけることができる(対抗勢力が「主義」というレベルでまとまっていたかは疑問だが)
つまり、聖徳太子は全体主義のフレームワークをしめすことで、第二次世界大戦を予見していたのだ!

ナ ナンダッテー!!
 Ω ΩΩ

 
とか、言ってみれば面白いかもしれませんね:-p
##けっこう、第一条嫌っている人って多いんですね。<google検索結果

てか、十七条の憲法って、このスレ読んだ後に初めて読み込んだ。結構面白いのね。

#条文を選び取れば「おめぇら言うこと聞け!朝から晩まで働け!上司の文句言うな!」という怖い憲法ですな。

PS.

な、なんだってーをgoogleって出てきたページ
この日記に書いた内容以上の衝撃が!

ナ ナンダッテー!!
 Ω ΩΩ

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