geln12 (18637) の日記

○ ◎ ●

イグノーベル賞

geln12 による 2004年10月02日 22時52分 の日記 (#254511)

カラオケはどうでもいいんですが(ぇ?)、「『五秒ルール』を科学的に実証した高校生」ということの方が興味を引きました。

私は「3秒ルール」と覚えていました。
一人暮らしを初めて、いろいろ手違いが起こるようになってから、「30秒ルール」になったような気が。

8秒ルールというのもあるようで。
本来はバスケットだったような。

ネタ元

途中まで訳してみた。
高校生に電子顕微鏡とか使わせているのか。何気にすごいプログラムだな。

[追記]
昨夜荒っぽく訳した文なので翻訳間違いがあったら、この日記へのコメントでいただけるとうれしいのです。
あるいは、アメリカのお菓子に詳しい方のコメントもお願いします。
#表ではofftopicなので。

[追記-2]
torlyさんのコメントに従い、gummy bearを「クマ型グミ」にしました。
------------------------------

URBANA電--この夏、 イリノイ大のHans Blaschek研究室の実習で高校生の Jillian Clarke は「五秒ルール」の科学的正当性を検証した。もちろん、この君はルールを知っているだろう:もし、食べ物を床に落としても、五秒以内にそれを拾い上げたら、食べても大丈夫だ、というルールだ。

シカゴ農業高校(Chicago High School for Agricultural Sciences)の上級生のClarkeによると、五秒ルールはGenghis Khanという食べ物が何秒床にあっても大丈夫か、ということを決めた男に由来するそうだ。Khanは若干緩めの基準を採用した。つまり、かれは12時間以内なら、と定めた。

Clarkの発見によると:

--女性の70%、男性の56%は5秒ルールを知っており、多くの人が指から取り落としたご馳走を食べるかどうかの判断基準にしている。

--微生物学的観点から、大学の床は清潔だ。

--女性は男性よりも、床に落ちた食べ物を食べるようだ

--クッキーやキャンディはカリフラワーやブロッコリーに比べると拾い上げられて食べられるようだ。

--そして、微生物のある床に食べ物を落とせば、それは5秒かそれ以下で汚染される。

農業夏の学校(面倒なので略訳:the College of Agricultural, Consumer and Environmental Sciences' summer Research Apprentice Program)の参加者として、Clarkはイリノイ大のキャンパスの混雑している場所も含めたさまざまな場所の1インチ平方の床からサンプルを採取することから始めた。

「我々は驚いたんです」Blaschek食物細菌学研究室のPh.Dで、Clarkの実験を援助したMerefith Agleは語った。「我々は今までこんなに数えられないまでの微生物が床にいるのをいたことがしりませんでした。私たちは、実験を間違えたのかと思って繰り返したのですが、同じ結果を得たんです。」

「そして、バシラス(Bacillus)のような芽胞形成性有機物(spore-forming organisms)を見つけたんです。それは、乾燥した条件化でも生き延びるのですが、我々はこれまではその胞子を見つけることはできませんでした」

Clarkeは異なる表面での実験を行うため2インチの滑らかなタイルと粗いタイルを購入し、クマ型グミとファッジクッキー(fudge-striped cookie)を入手した。Clarkの研究によると、人々はクッキーやキャンディーを価値が高いので床から拾い上げる。さらにまた、クッキーやキャンディーは、生野菜、肉、チーズとは違って、自然に微生物が発生しにくい。

次のステップは、タイルを殺菌した後大腸菌(E. coli)を植付け、クッキーあるいはガムを五秒間置いてみる実験である。全ての実験で、大腸菌はタイルから食べ物に移り、微生物がセラミックタイルから食べ物に五秒かそれ以下で遷移することを示している。大腸菌は粗いタイルよりも滑らかなタイルからクマ型グミへ遷移した。

タイルの表面と食べ物について調べるため、Clarkeはイリノイ大の Beckman Institute for Advanced Science and TechnologynのChas Conwayの協力を得た。タイル、クッキー、グミを詳細に観察するため、彼は彼女に走査電子顕微鏡(scanning electron microscopy (SEM) )と、環境制御型 走査電子顕微鏡(environmental scanning electron microscopy (ESEM) )の使い方を教えた。

SEMを使うためにはサンプルを脱水しなければならないため、SEMでのクマ型グミは皺がよって縮んだため、正確な画像は得られなかった。ClarkeはESEMを使ってより現実的な画像を得た。彼女はESEMの技術は、食物の自然な画像を得られるので、このような標本を試験するのにとても有用な道具だ、と結論付けた。

College of ACES' Research Apprentice Programは7週間の、食物、農業、科学教育に興味を持つ才能ある高校生に実践的な科学的体験を提供する集中的な研究室と学術的なプログラムである。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

処理中...