akiraani (24305) の日記

2005 年 01 月 13 日
午前 10:34

今週のスタオペ

さて、以下のようなケースの場合、責任は誰にある?

前回の戦闘終了後、補修に船外作業が必要な装甲版損傷によりミサイル発射口をふさがれているのを発見。
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船外作業中に敵戦艦がワープアウト、戦闘申し入れがあったため第三戦闘配備発令
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仮眠をといっていたブリッジクルーが集合した後、スポンサーの意見も聞いたうえでブリッジは戦闘開始を受諾。
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戦闘を開始、主砲射程距離内に接近して打ち合ってみたところ、敵艦の狙いがレーザーによる近距離戦であることが判明。ブリッジよりオプション装備の換装要請を受け、船外作業をまだやっていた技術仕官のリーダーが一人だけ艦に戻る。
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船外作業中の残りの人員(全員技術仕官)は、早めに戻った方がいいと忠告を受けるが、あと少しだからという理由で作業を継続。
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レーザー射程距離になり対レーザー粒子が散布されるが、散布がぎりぎり間に合わず敵戦艦のレーザーの初撃が運悪くやっぱりまだ作業してた船外作業員を直撃。

なんとゆーか、どこから突っ込んでいいのやら途方にくれます(笑)
なんで戦闘配備中にブリッジに作業内容を報告もせずに船外作業をやってるんでしょうこの人たち?
船外作業の内容もかなり謎。命綱なしで重力があるかのごとく鑑外壁面を歩きまわり、スコップ状のヒートホークっぽい装置で戦艦の装甲版を切断するというもの。たかだか20cm程度の刃渡りで最新鋭戦艦の装甲版が切断できるというのも驚きだが、それ以前に切断装置が真空中で火花を散らす理屈がさっぱり不明。

他にも、帝国から見て要注意人物であるはずの元首相が、反乱軍といとも簡単に合流できたり、取材中にレポーターがカメラを手に持って撮影してたり、作戦戦闘中なのにブリッジをうろちょろしてるレポーターの質問に艦長自らが回答してたり、主砲命中直後にそれまで無音だったブリッジモニタが敵戦艦爆発音を勝手に拾ったり、レーザーは光の速さで進むから見えたときには当たってると作中で言わせておきながら二発目以降はもったり飛んでいくレーザーキャノン、SF考証どころか最低限の論理的整合性を取ろうとした形跡すら見つけられない。
戦死者を出して状況がシビアであることを示したかったんだろうという演出意図はわかるが、脚本レベルで状況に矛盾がありまくり。もう、ガン種Dなんてめじゃないっすよこれ。

いやー、この調子で毎週話題を提供してくれそうです、このアニメ。

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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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