よくわかる現代魔法、読了。
うん、今まで読んだライトノベルの中でも一番楽しめた。
とは言っても今まで読んだのは『リバーズ・エンド』と『Ｒ．Ｏ．Ｄ』
先日書いた『隣のドッペルさん』ぐらいだけどね。

  よくわかる現代魔法（以下、現代魔法）のイラストを描いているのは
宮下未紀で、実はお気に入りのイラストレーターさんだったんだ。
というわけで今回の教訓。イラストとキャラクターがよほど
気に入らなければ、僕はライトノベルを読まない方がいい。多分。

  とはいえ内容についても一言。この現代魔法においては魔法は
コンピュータ技術のアナロジーとして語られている。よくある手とも
いえる（女神転生とか）が、対比のさせかたがライトノベル的に
とてもうまいと思う。主人公の機械音痴の天然系少女と理系で
コンピュータが得意な友達、という関係とか、年増でだらしのない
女性ハッカー魔法使いと古典的魔法使いで大人びて神秘的な少女、
とか。詳しくは読んでください。
  その辺りがライトノベル作家の本領発揮、とでも言うべきか、
少なくとも僕にはまねできない。
  というか誰か美鎖×嘉穂の二次創作描いてください。僕に教えて
下さい。弓子クリスティーナとこよみもいいな。その場合は両者
対等で！！
  あ、ホントに見たくなってきた。google出動！ 馬鹿。