von_yosukeyan (3718)の日記

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個人向け国債に5年固定金利型導入?

von_yosukeyan による 2004年11月13日 19時17分 の日記 (#263637)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041113-00000248-jij-pol

キター(AA略

それはいいんだけど、個人向け国債の流動性ってやっぱり使い勝手がイマイチな気がする。感覚的に言うと・・・

a)1年以下で売却したいと思っても、売却が出来ない場合が多い
b)証券会社間や銀行間で国債の移管が出来ない場合が多い
c)銀行の保護預かり手数料が高すぎる

米国の場合だと、個人向けでよく買われるのがストリップ債だ。財務省債券(TB)の一種で、債券の元本部分と利札部分を分離して商品化したゼロクーポンの一種である

利率ゼロで割引価格が金利に相当するので、例えば25年債だと300ドルくらいで販売されていて2030年に額面1000ドルで償還される、という形になる。もちろん、25年間保有していてもいいが、途中で市場で売却することも出来るし、すでに発行されている国債を市場で購入することもできる。感覚的にはこっちの方がわかりやすい

5年の固定金利国債となると、いわゆる中期国債の5年債(5万円単位で発行)が表面利率で0.7%、税引き後で0.4%くらいだから、固定金利ということを考えても、個人向けだからとかの理由でこの水準以下の金利で発行しても果たして需要があるのか疑問に思える。ちょうど、ワリコー(5年モノ)の金利が0.1%だからこれを下回れないし

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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