2ch経由でこんな記事を見つけた。
道路公団のトップページには何のアナウンスもないし、他のメディアで同様の報道を見かけないことから、まぁ、単なる勇み足の記事ととらえるのが妥当だろう。
整備状況を見ても、既に現行のETCシステムのインフラは整備完了目前である。批判も多いが、いわゆる「お役所的な考え方」からすれば、これだけ事業として進行したものを破棄して新規システムを構築するとは考えにくい。
ただし、現在行っているバイク用ETCのモニターテストの結果を踏まえて、現行のハイカを完全に廃止して非接触式ICカードに移行する、という選択肢はありうるだろう。JR東日本が行ったプリペイド型イオカード→Suicaのように。件の記事は、このあたりの話と現行ETCの話を取り違えた結果ではないだろうか?
/.Jの過去のストーリーでも、ICカード内蔵携帯電話でETCなんて話があった。現行ETCを補完する形で非接触ICカード式ハイカを導入し、料金所のキャッシュレス化を進め効率化を図る、という可能性は少なくないと考える。
UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie