hotta-s (8839)の日記

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富士山でせんこう

hotta-s による 2005年08月21日 9時10分 の日記 (#313820)
ま、表のストーリーに書かない分をすこし。
昨今の新規大卒(高校より上級学校)の採用選考は青田刈り防止の抑止力がなくなって以来、なんか異常な状態になっているとおもう。
大学出られた方は「なにを当たり前のことなのに」と思われるかもしれないが、少なくとも私はそう思う。
その最たるものが事前セミナーやエントリーシートだと。
セミナーや合宿、今回の富士山頂面接なんて本来必要なことなのでしょうか?
同じ釜の飯を食ったという連帯感が入社(採用決定)前から必要なのでしょうか?
あんなの変な人材コンサルなんかの私腹を肥やすだけと言い切っても過言じゃないだろう。
エントリーシートにしたってそう。
履歴書と研究(専攻)内容の説明書+面接で事足りそうなものだ。
要は面接技量の不足が原因とおもう。
何を聞けばいいのかわからんなんて担当者もいたくらいだから。
時間がないから書類選考で済ませたいからって、それは最初からある程度予測できたことであろう。

私が今まで新卒者の相談で見て感じてきたのは、こういった風潮を採りいれてどこが利益をあげたかってこと。
数多くの学生からよい人材を採れたというかもしれないが、その代償に多くの金を使うことになる。
その代償でより儲けてくれる学生しか採らなくなる。
その金はどこへ流れるか。
もう自明でしょう。
人材がつく仕事はおいしいのですよ。
だから職安も民営化すべき、有料職業紹介無許可にすべきと言い立てるんでしょうね。

(すべての企業が当てはまる訳ではないです。為念)
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