typer (9666) の日記

2005 年 02 月 24 日
午後 12:57

chkrootkit lkm

先週・今週と忙しかった。なので先日、と思っていたらもう10日も前の「chkrootkit lkm」について。

# chkrootkit lkm
You have 4 process hidden for ps command
Warning: Possible LKM Trojan installed

と出ると書いたのだが、そもそもこのチェックが何をやっているのかというと、どうやらprocfsとpsの出力を比べて、違いが無いか確認しているらしい。
で、当然この二つ(procfsとps)はatomicに実行出来ない(というか結構な時間が掛かる)ため、その間に普通にプロセスが開始されたり終了したりすれば、両者に違いが出て、それにより正常(rootkitがない)にも係らず先のメッセージが出るらしい。
とまぁ、何度やってもこのメッセージが出るとかじゃない限り正常(の可能性が高い)ということかな。そんなわけでないよりマシ的なチェックかも知れず。つーかprocfs偽装されたらだめなんだけどね。
で、そんなときにrkhunterが役立つかもしれないね。

後は余談。
ちょっと思いついたけど、rootkitにありがちなプロセス名ってあったりしないのかな?
というのもそういったプロセスを予め実行しておき、それらが見えなくなったらrootkitの可能性ありという検出方法ってどうよ?と思ったりしたので。
すでにあったりするのかな?

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