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okuの日記: Doxygen なり javadoc なりの出力のローカライズはどうすべきか?

日記 by oku

通常、ソフトウェアのローカライズは、前もって catgets なり gettext なりの i18n 機構を組み込んでおいて、後付けで翻訳メッセージを書いて行くという作業を行います。 あるいは manpage の類であれば、単純に原文を和訳した別のファイルを作ります。

これらの方法は doxygen なり javadoc なりの「ソースからドキュメントを生成する」タイプの原文を翻訳するには適切ではないと思います。 なぜなら、前者 like なアプローチであれば、ソースコードからドキュメントを分離する必要がありますが、それは doxygen なり javadoc なりの趣旨に反します。 一方、後者のアプローチだと、言語毎に別々のソースコードが生まれることになってしまいます。 言語が変わってもやりたいことは変わらないのですから、この方法も不適切でしょう。

そうなると、doxygen なり javadoc なりに一旦ドキュメントを出力させてから、gettext ばりの方法でパラグラフ毎に現地語に置き換えて行くというローカライズ方法を検討することになりますが、そんな方法ってあるのかしらんというお話しでした。

いやまあ、ないものは作るしかないという話かも知れませんが、多分誰かが作っているのではないかなあと...

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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