argonの日記: Nook Color が選ばれるわけ
Female Magazine Fans Flock to Nook Color
(女性雑誌愛読者は Nook Color に集う)
http://www.nytimes.com/2011/05/23/business/media/23nook.html
女性雑誌はiPadよりNOOK Color
http://www.ebook2forum.com/2011/05/women-prefer-nook-color-to-ipad-magazines/
B&NのNOOK Colorがとくに女性の雑誌読者に愛用されていることが注目されている。NY Timesの5月22日の記事は、iPadと比べてNookがなぜ女性に支持されたかを検討しているが、要は読む以外の機能をほとんど削ったシンプルな環境が、「文字と写真だけで何が悪いの?」という女性の(保守的/堅実な)ニーズにマッチしたということのようだ。
Nook Color は貧弱とはいえアプリストアもあるし、Web も普通に見えるので、購入時の検討材料としては iPad と変わらない。
が、実際に使ってみると、ホーム画面が B&N からのお勧めメニューになっているという大きな違いがある。
買うつもりのある本が目に入れば、その場で買うという行動に繋がる。
汎用の iPad にできないわけではないが、UX としては eReader が先行しているのは当然だろう。
Nook Color は、Web Browser、Facebook アプリ、Twitter アプリに加えてメールアプリにも力を入れている。
コンテンツの販売とは直接関係ないこれらの機能を充実させることで、毎日必ず起動してお勧めメニューを見てもらうことを実現している。
iPadとiPadライクなメディアタブレットはすべて「男の玩具」と考えられている。フォレスター社の調査ではタブレットの所有者の56%は男性、E-Readerの所有者の55%は女性とのことで、かなり際立った差がある。それに本の消費者としては、男女比は1:3で女性の方が多く購入する、というデータもある。
Nook Color の 450g に対して iPad 2 は 601g なので、毎日使うことを考えるなら軽い方を選ぶのは当然。
なにより Nook Color (249USD) は iPad 2 (499USD) と比べても安いのである。一見安く見えても決して安くないiPad 3G も敬遠される。
Nook Color は決して速い方ではない。ハードウェアスペックでは画面解像度とバッテリ耐久時間に偏った仕様で、雑誌を見ることを重視しているのがわかる。
初代 Nook では選択可能だった 3G 搭載モデルを Nook Color では用意せず、Wi-Fi のみにした割り切りも見事だ。
Nook Color は仕様と価格のバランスがよい製品だと思う。
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