youseeの日記: HDDの買い時を逃した 6
奥さんのVHSライブラリをDVDに変換する作業を請け負っている。もちろんタダではない。テープ1本あたり人件費として100円をいただく。
キャプチャデバイスはGV-USBでS端子入力。オーサリングソフトは添付ソフトのPowerProducer。
テープ1本がだいたい140分あるので、120分DVDには残念ながらそのままでは焼けない。画質を落とすのは自分の趣味に反する(主義には反しないが)ので、2枚に分けて焼くことにする。チャプターもそれなりに設定。メニューはなし。
やってみると意外とめんどかった。手数料をもっとふっかけてやればよかった!
とはいえ、一番手間のかかる、焼けたメディアのチェック作業は、当然のように奥さんに押しつけているので、あまり大きなこともいえない。まあ、チャプター設定など慣れてしまえばそんなに苦でもない。と思っていたら、チェックされたDVDが返されてきた。
「画面が青くなることがある。あと、なんか20分のところで切れてるんだけど」
砂嵐になるとブルーバックになるのはGV-USBの仕様なのだが、ちょっと検出が過敏にようだ。実際に砂嵐でなくて、砂嵐のような絵が入ってきただけで反応してしまう。ブラックアウトしてくれた方が違和感ないんだけどなあ。
こいつの対策は、編集でコマを差し替えるか、その辺が素直なキャプチャデバイスを買い直すしかない。あきらめてくれ。
20分で切れるってのはなんだそりゃ。と思って観てみると、確かに先頭からちょうど20分のところでゼクスの声が一瞬途切れていた。音が途切れるのは一瞬で、以後異常はない。映像の乱れもない。
もとのVHSを確認してみたが、音声ソースの乱れはなかった。ビデオデッキになんかノイズが乗ったのかな?20分ちょうどって変な偶然だ。仕方ないので再キャプチャ。
DVDに焼いて、念のため確認してみると、なんとまた20分ちょうどのところで音が途切れている。げ、これ偶然じゃないじゃん。
PowerProducerはキャプチャした動画をMPEG2で保持している。こいつをそのまま再生してやると、20分ちょうどのところで音が切れていた。うーむ、PowerProducerのせいか、GV-USBのせいか。
GV-USBを使っていてちょうど20分のタイミングで音声が乱れる現象は報告されていないかとググってみると、UStream関係のソフトで似たような現象が出ているようだ。
細かい理屈はわからないんだけど、要するにGV-USBの癖を吸収できないソフトでキャプチャすると、20分で破綻するっていう話なんだな。おまけソフトのPowerProducerも対応できてないんだろう。
PowerProducerの上位版ソフトにPowerDirectorというのがある。一万円くらいする訳なんだけど、こいつならちゃんとできるのかしら?
ソフマップで体験版ソフトを配布していたので、試してみた。だめだった。やっぱり20分で音が一瞬途切れてる。うーむ、このメーカーのソフトはだめってことか。
ちょっと探した範囲では、GV-USBの添付ソフトを使って20分で音が一瞬途切れる、という件をあげている人は見つけられなかったんだけど、実はこれ気づかれてないのかね。
仕方ないので代替ソフトは、と調べていくと、DirectShowに対応したキャプチャーソフトなら、基本的にどれでも対応しているということがわかった。フリーのものも多い。
片っ端から落として試してみたが、GV-USBの音声をキャプチャできないソフトが多かった。こいつはなんか特別なのかね?とりあえずいろいろ試してみた結果、ふぬああを選択。
コーデックはLagarith。できあがったAVIはPowerProducerに食わせてDVDに焼く方針。
……PowerProducerはLagarithを食べてくれなかったorz。
WMVとかなら食ってくれるんだけど、この後MP2でエンコするんだから、不可逆系は避けたいなあ。
仕方ないので生フレームでがんばろう。
テープ1本100GByteを超えるんだが、Cドライブの250GのHDDは残り100Gを割っている。2TByteのHDDが5500円くらいなんだが、最近激しく貧乏なので出費は何とか抑えたいなあ。
PowerMac G5についていた80GのHDDを持ってきて、こいつにWindowsを入れてCドライブ。250Gはまっさらにして作業用にすることにした。浮いた金で冬用のパンツでも買おう。
ふぬああでキャプチャして、20分のところをチェック。音声の乱れはないようだ。よしよし。
生フレームのAVIならPowerProducerも食べてくれる。チャプター付けの使い勝手とかはこのソフトそんなに悪くない。画質もそこそこ良いし。
そんな感じで1本のテープを2枚のDVDに焼いた。このシリーズだけであと26本……段ボール一箱あるんだよなあ。先は長いぜ。
念のため焼き上がったDVDをチェック。何の問題もないような、あれ、しかしなんか違和感が。
テープの先頭付近では問題ないのに、テープの終わり付近では音と映像がずれている!なんてこった。
つまり、
PowerProducer→だんだん音と映像がずれてくるので、20分のところで音をぶった切ってつじつま合わせする。
ふぬああ→音をぶった切ったりしないけど、だんだん音と映像がずれていく。
てことか。
音ズレに関しては、ふぬああのマルチプレクサで「AVI2独自」を選んでパラメータをいじってやると改善するらしい。
そんなわけで再キャプチャ。テープの最後の方を確認すると、おお、よしよしズレてない。
が、このふぬああ独自形式のAVIは、PowerProducerが食ってくれなかった。
いったん他の形式に変換してやるしかないっぽい。しょうがないなあ、ってことでWMVの135Mbps(←上限らしい)に変換。Windows Live ムービーメーカーはAVI2独自を食わせると、ちょっと嫌々ながらという気配(編集はできない)もあるけど、全体を通してならちゃんと変換してくれる。
しかし、このWMVをPowerProducerに食わせてDVDに焼くと、画質がいまいちだ。これはちょっといけてないな。
ふーむ、別の不可逆圧縮を通すから劣化するんであって、MP2にエンコしてやれば再エンコする必要もなく、画質の劣化もないのではなかろうか。
MP2エンコソフトで無料のものってあるのかね?QuickTimeのMP2プラグインはProのライセンスとは別に金を払わされた気がするぞ……と思って探したら、無料のものが結構あって驚いた。みんなどうやってもうけてんだろう?
PowerProducerでキャプチャ&エンコしたMP2は8200kbpsになる。見た目のかっこよさで選んだFreeMakeは、8200kbpsを指定できるくせに、実際にエンコした結果は4200kbpsになるという謎仕様だったので却下。
XMediaはちゃんとできたので、今後はこれを使おう。
できあがったmpgをPowerProducerに食わせて焼いてみた。おや、微妙に画質が劣化しているな。よく見ないとわからないけど滲んでいる。XMediaで画質をシャープにして再エンコしてもだめ。もしかしてPowerProducerが再エンコしているのか?
ちょっと迷ったが、このくらいなら奥さんも気づかないでしょ。ってことで、画質の点はスルーする。
念のため、テープの最後付近……音ズレなし。
20分付近は……ん?ん?
音、途切れてるじゃん!迷路を抜けたと思ったら、入り口に戻ってきただけだったようだ。
PowerProducerの途切れ方とちょっと違って、ふぬああ独自は心なしかなめらかにつながっているから、スルーするとこだったよ!
どの段階で途切れたのか……調べてみたら、ふぬああでキャプチャした時点ですでに途切れていた。おまえもか!
ふぬああのパラメータをいじりながら何度もキャプチャをやり直してみたが、やっぱりだめ。
最後の手段は……PowerProducerで20分未満ごとにばらばらにキャプチャする!これなら問題は起こらないはず。
実際にはずーっとキャプチャを見張っていて、アイキャッチごとに止めては動かす、を繰り替えす感じか。でもこれは1本100円の手間賃では割に合わんぞ。ていうか、そもそもそんな作業やりたくない。
映像トラックと音声トラックをいったん分離して、レートを変えながら再MIXする簡単な方法はないものか。
プログラムを書いていて必要な車輪はたいてい誰かが発明しているわけで、VirtualDubというソフトが割とお手軽にやってくれることがわかった。ここまでですでに数週間経過。
VirtualDubで変換をかけると、当然ながら変換前のファイルと返還後のファイルの1つができる。変換前のファイルはおよそ120GByteで、返還後のファイルも同サイズ。作業用のHDDは未フォーマットなら250GByteなんだが、実際に使えるのは230GByteほど。
すこしたりない。
やはりHDDを買うしかないか。今作業用にしているこのHDDもいい加減古くて、I/Oはがんばっても500Mbpsくらいしか出ない(OSを入れているHDDはもっと遅い)。エンコ中もCPUは遊びまくり。いま市販されているHDDは3Gbpsくらいは普通に出るわけで、HDDを変えるだけで作業効率も跳ね上がること間違いなし。
よし、買おう。と思ったのが数日前だったんだけど……何で軒並み値上がりしてるの?先週より1000円くらい高いじゃん!。
聞けばタイの洪水で値上がりしたとのこと。なんてこった。
ううむ。値上がりしたタイミングで買えるほど金持ちではないぞ。どうしたものか。
もう半年以上のがしてますよ (スコア:1)
Re:もう半年以上のがしてますよ (スコア:1)
ふぬああのMUXで (スコア:0)
AVI独自-2のマスタストリームをオーディオにすると、音ズレしなくなります。
#その代わり、現在音ズレが発生しているタイミングで1コマ落としますがw
元々、オーディオとビデオがそれぞれ正確な周波数で動作していないために起こります。
#20分に1回だと、0.0027%位の誤差
ビデオと改造して、オーディオ用のクロックから所望の信号を生成すれば音ズレはしなくなりますが、現実的ではないので。
#光デジタル音声出力つきのD-VHSあたりなら、完全同期させることも不可能ではないかもしれません。
Re: (スコア:0)
ふぬああ独自形式のAVIは、PowerProducerが食ってくれなかった。
これは、「負の開始時間のサンプル時間を破棄」をチェックすればいける…はず
#いつもは、hunuaa+aviutil+huffyuv_mtなのでw
いっそ、安めのメディアプレイヤー買って、一気にmp4とか
Re:ふぬああのMUXで (スコア:1)
↑のチェックを入れても、残念ながら食ってくれませんでした。
他にもいろいろ試行錯誤はしてみたんですが、残念ながら。
役に立たないかも知れない知識 (スコア:0)
(1)映像記録フォーマットはYUY2でおk
140分で100G以下になります。
どうせ、キャプチャデバイスからの生の出力も(通常は)YUY2なので、無問題。
(2)人間の感覚も意外にザルで1~2コマ程度の音ズレなら(基準になるものが無い限り)知覚不可
ズレたまま取り込んでaviutilやvirtualdubなどで分割する際に音ズレを修正しても問題なしw