TarZの日記: 地殻に含まれるウラン 9
日記 by
TarZ
完全にオフトピなのでこちらに。
ウランのような元素は宇宙論というか物理学的に存在量の推定が可能なので、
複雑怪奇な石油なんかとはちょっと事情が違うかな。
化石燃料の資源量が複雑怪奇という点に異論はないけど、地球のような分化が進んだ惑星の場合、地殻での元素の存在量は調べて初めて解るものであって、「宇宙論的には」解らないんじゃないのかな?
まあウランそのものは、金やタングステンといった親鉄性(Siderophile)元素ではないので、地殻より核のほうに溶け込みやすかった、といった傾向はないのかもしれないけど。
いずれにしてもウランやトリウムが稀少な資源であることは間違いないので、いつまでも頼るわけにはいきませんわな。そこは化石燃料と同じ。化石燃料よりは数世紀ほど余裕があるというだけで。
可採年数 (スコア:0)
>化石燃料よりは数世紀ほど余裕があるというだけで。
可採年数に余裕があるのは現在の使用量が少ないからで、出てくる熱量換算で比べると石油より量が少ないぐらい(=石油を原子力で全て置き換えるともっと早くなくなる)だったような。
#増殖炉も開発がうまくいってませんしね。
Re: (スコア:0)
必要は発明の母というか、今はそこまで躍起になって彫る必要がないので。
石油がいよいよやばいとならないと、次世代エネルギー開発の優先順位が上がらない。
核融合が進まないのもそんなものでしょう。
Re:可採年数 (スコア:1)
日経サイエンスの記事など見ますと、核融合は難しそうですねー。
でも、エネルギー源としての核融合はアテにならなくても、慣性核融合で出る中性子を核廃棄物に当てて核反応を促進すればエネルギー源にできるそうで、核廃棄物の処理と無駄なくエネルギー化できることで1石2鳥。
でも、地球に降り注ぐ太陽エネルギーは充分すぎるほどあるんだから、深宇宙で使いたい原子力を無駄使いすることはないよな。
Re: (スコア:0)
>今はそこまで躍起になって彫る必要がないので。
いや、究極埋蔵量(技術的障害とか金銭的問題を全部取っ払って、地殻の採掘できる領域に存在する全資源量を合わせたもの)で比べてもウランとかトリウム(の発生するエネルギー換算)は石油より少ないぐらいですよ。
#石炭まで含めると圧倒的に負ける。
ウランは、増殖炉使わない限りは石油以上に限られた資源です。
#全部増殖炉で使えば石油+石炭の倍ぐらいはいく。
Re:可採年数 (スコア:2)
トリウム込みにしているくらいですからもちろん増殖炉前提ですが、それにしてもそんなものですか。「数世紀」というのは、以前かなり大まかな試算をしてみたときの数値なのですが、思っていたより少ないなあ。
核燃料で危惧しているのは、これって一度使っちゃうと戻せないですよね。天然ガスだの石油系の液体燃料だのは、将来的に太陽エネルギーでも潤沢に利用できるようになるなら再生できないこともないでしょうが、核燃料の再生は(現在知られている技術では)ほとんど絶望的。
遠い未来、地球外でエネルギーが必要なんてことになったら、核燃料は必須です。にも関わらず、こんな稀少な資源を地上で燃やしてしまうのがどうにももったいなく…。もちろん、当面頼らざるを得ないのは仕方ないとは思うのですが。
Re: (スコア:0)
増殖炉前提でのウラン資源は、(石油+石炭)の倍ですので結構多いと思います。
究極埋蔵量ですと石炭は石油の20-30倍(エネルギー換算)ぐらいはあったはずですので、その倍というと石油の50倍以上。かなり保ちそうです。
……まあ、肝心の増殖炉がアレな状況なので、取らぬ狸の皮算用になっちゃうのが問題ですが。
Re: (スコア:0)
????何を問題視してるのかわからない。
石油が終わる前に原子力、原子力が終わる前に核融合、それだけのことでしょ?
総量が少なければ開発の猶予期間が短いっていう欠点はあるけど、ひとけた年で尽きるほど少ないわけでもないし。
核融合より核種変換のほうがハードル低ければ、そっちへ方向で猶予を伸ばすことはできるし。
核融合も核種変換も今は下火だけど、尻に火が付いたらそんなこと言ってられんから研究の優先順位も上がるし。
Re: (スコア:0)
万が一「化石燃料使わずウラン使え」等と言う事態になったら、
化石燃料以上にタイムリミットが縮まるので、あまり依存すべきではない。
『CO2削減のため』と言って、原子力を化石燃料の座に替わる(換えるべき)物と定義する人達も居るのです。
で、その認識は不味い、と。(ボリューム的に考えてとてもじゃないが替わらない)
その程度の「問題視」じゃないですかね?たぶん、
Re: (スコア:0)
元コメACです。
>何を問題視してるのかわからない。
いや、別に何も問題視してませんよ。
単に、元々の日記にある
>化石燃料よりは数世紀ほど余裕がある
という記述に対し、単に使ってる量が少ないから数世紀の余裕があるように見える、と指摘してるだけです。
で、さらにそれに対するコメントとして書かれた
>今はそこまで躍起になって彫る必要がないので。
という部分に、躍起になって掘ろうが何だろうがまあそもそもウランの埋蔵量って少ないよね、と言ってるだけで。
単に少ないという事実を指摘してるだけですんで、別に「だから○○しないといけない!」とか「だから○○しては駄目だ!」とかそういう問題視は特にありません。