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日記

L.Entisの日記: コンピュータ将棋

日記 by L.Entis
米長会長とボンクラーズのプレ対局と本対局、両方とも生で見ていましたが、両方に共通した印象は、コンピュータは人間が見落としがちな手も読んでいて、人間側は良しと思う局面でも、実は悪かった、ということですね。
これは、以前のあからとの対局でのプロ棋士が解説しているのを見ていたときにも同じようなことが起こっていて、まあ、トップ棋士になると罠に嵌るかどうかと言う一手が進んだところで気が付いていたようなので、トップ棋士とは五分くらいの勝負になるのではないかと予想していますが。(但し、次にやる5番同時だと、コンピュータソフト側の下位の方のソフトにはトップ棋士なら五分以上勝ちそうな気がしますが)

まあ、なんにしても、人間だと「感覚として良い局面」での罠を見落として、ちゃんと時間を掛けて罠を探すことなく素通りしてしまって、罠に嵌る、というパターンで負けることが多いような気がします。

あと、飛車が行ったり来たりしていたのが、コンピュータの馬鹿な手、という受け止め方を生放送ではされていましたが(実際に水平線効果と言う欠点がありはするが)、実際には相手方の陣形の変化に応じて飛車を移動させているので(飛車は行ったり来たりしているが、相手の陣形は変化しているので、同じようで同じ局面になっていない)、おそらくそれぞれの局面に応じた「罠」があったのではないかと予測しながら見ていました。
実際、ボンクラーズが仕掛けに行った時には、明白に相手の陣形がそのときの飛車の位置に対してまずい状況になっていたわけで(プロ棋士の解説でも、ボンクラーズが仕掛けに行った時点では罠に気が付いていなかったが、一手進んだところで気が付いたような感じだった)

こう言う将棋は、あまり面白くないという人もいるのかもしれませんが、個人的には羽生将棋に似た面白さがあって、個人的には結構好きで、引越ししたての散らかった部屋の中で(今もダンボールが山済みですが)ノートパソコンでずっと張り付いて見ていました。
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