mujiの日記: 宮中雅楽の夕べ(浅草公会堂)
先月浅草公会堂に行ったときにチラシがあったんで、へーこんなん浅草でもやってるんだーしかも宮内庁楽部じゃん、とチケを押さえてみた。4年に1度開催してるらしい。
当日券完売てえのも凄いね。往生際の悪い客がいつまで立っても当日券売り場でごねてたが。
番組はこんな感じ。
- 管絃
- 盤渉調音取
- 青海波
- 朗詠 松根
- 越殿楽
- 舞楽
- 春庭花[双調 左方 平舞 四人舞]
- 貴徳急[高麗壱越調 右方 走舞 一人舞]
- 八仙[高麗壱越調 右方 平舞 四人舞]
盤渉調越殿楽の生演奏てえのもなかなか聴けないんでそれで行ったてえのもある。配布パンフの解説がかなりあっさり目だったけど、越殿楽と見てアレ(平調越殿楽)を連想した人が大半だったろうし、その辺もちっと突っ込んだ解説があってもよかったんちゃうかなあ。まあ、越殿楽に限らず全体的にさらりとしか書かれてなかったし、タダで配布してるからその程度か。国立レヴェルを求めちゃいかんなw
#楽器の調律と音階の関係で渡し物の曲は旋律がかなり変わる。
#越殿楽は平調・盤渉調・黄鐘調とあるが、現行の越殿楽は平調の原曲を盤渉調に渡したのを平調に渡し直したって説もあるからなぁ。
#ちなみに三番叟での翁の「とうとうたらりたらりら」は越殿楽の唱歌説が濃厚。
春庭花、ええと調子は何だったっけ…とどきどきしつつw耳慣れた双調調子でほっ。耳慣れてない調子だとちょっと構えちゃうんだよねー(^^ゞ
当曲で入場してたっけかな(調子じゃあなかった)。退場は入手で。冠の挿頭が双調の明るい響きと共に春を思わせる雅やかさ。これでマンガにでもなりそうな雅やかな舞人だったら、というところだがそこは脳内補完ということで(ちょw
貴徳急は高麗小乱声に続いて高麗乱声で出手、登壇してから高麗壱越調小音取。当曲で退場。きりりとした面をつけ(匈奴王がモデルだそうな。いかにもな顔立ちだね)、鉾を振りかざしての勇壮な走舞。走舞ってそうはいっても通常は平舞に比べれば動きが目立つ程度だったりするが、貴徳急だとホントに小走りで動く振りがあるのが面白い。
八仙は3年前に観たっけ。高麗乱声で出手、当曲で退場。この装束はホントかわいいよね。鯉の意匠の袍の上から網被せちゃうって発想が実にユニーク。急でお手々つないでるんるんるんのところ、自分の左側にいる人の袖口の網を左手で持ち上げるように掴んでたけど(なので実際にお手々つないでる訳ではなく、右手は何も掴んでいない状態)そういうつなぎ方でええんかいなw面の鈴はやはり鳴った気配なし。あれが鳴るってのは余程のことだろうなぁ。
浅草は思っていたほど音響悪くなかったw毎年歌舞伎上演してるくらいだからどちらかというと邦楽向けの構造なんだろうな。三の鼓もぽくぽくといい音を響かせていた。ただ、これは音響とはちょっと違うけど、盤渉調音取で絃、というか琵琶だけ何か音が高くね? と気になった。他は黄鐘を430Hzで調律してるのに琵琶だけ440Hzって感じで。こちらの感覚的な問題だとは思うけどね(^^ゞ
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