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日記

dancemanの日記: 弱視の治療にテトリスが効果的 2

日記 by danceman

斜視があるなど、視力の発達が不十分な弱視の治療にテトリスが有効なのだそうだ。従来の治療法といえば、視力の良いほうの目に眼帯をして弱視の方ばかりを使わせるのだが、大人になってからの治療は困難であるため早期治療が大切だといわれている(本家/.BBC記事より)。

しかし何ヶ月間も眼帯を付け続けるのは子供にとっては非常に苦痛である。しかも眼帯を装着する治療法は大人には効果がない。一方、モントリオールにあるMcGill大学のHess教授が発見したテトリスでゲームしながら治療する方法は、大人にも効果がある上、治療しながら楽しい時間を過ごすことができるのである。また、Hess教授の調査及び他の研究が示すところによれば、弱視は両目の問題なのであり、視力の良い方の目を隠してしまっては弱視の目の視機能を発達させるどころか、むしろ阻害している可能性があるのだという。

Hess教授は弱視を持つ18人の被験者を2つのグループに分けて調査を行った。片方の目で落ちてくるブロックを、もう片方の目で積まれていくブロックが見えるゴーグルを用意し、一方の被験者グループにはこのゴーグルを装着しながら毎日テトリスを1時間プレイするよう指示した。そしてもう一方のグループにはテトリスのプレイ中に、よく見える方の目を隠し、弱視の方の目だけが使えるゴーグルを装着するよう指示した。2週間後両グループの結果を比較したところ、両目を使ってプレイしたグループの方が視機能に改善が見られたとのこと。

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