LinspireもMicrosoftと特許相互利用を含む提携へ 6
ストーリー by GetSet
昨日の敵は今日の友? 部門より
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掲載が遅くなったが、 cvmonto 曰く、
Microsoftが今度はLinspireと提携したようだ。このニュースは二つの面で興味深い。
一つは、Linspireが元々Lindowsという社名であり、Windows互換を売り物としようとしたLinux distroで派手な登場をしてすぐにMicrosoftから商標侵害で提訴されたという過去があること。もう一つは、Xandros、韓国LGに続き、Novellと同様の特許関連の条項を含むということである。
前者については、Linspireは今回の契約によって、Windows Media 10再生サポートやMSのIMとの通信ができるようになり、 双方がビジネスソフトのデータの互換性強化でも協力するということなので、Lindowsのデビュー当時はWineの不出来っぷりでかなわなかったWindows互換というものが別の意味で実現となるようだ。
後者の特許については、Red HatとIBMが折れない限りは大きな影響はないだろうが、Microsoftがじわじわと攻めてくるのに対して、ほっとくぐらいしか手がないような感じに見える。そのうち、サクッとNEC、富士通、日立のどこかが契約してしまったりして。
サクッととっくに (スコア:2, 参考になる)
日立は知らんが、マイクロソフトと富士通(1997年かららしい)・NEC
(2006年の報道 [impress.co.jp])とは既にクロスライセンス契約が
結ばれていたんじゃないっけ。
ふつうはNovellと結んだようなへんぴな契約にはしてないだろうから
コミュニティー(誰?)に小突かれて慌てて解消したり……はしないわな。
Re:サクッととっくに (スコア:0)
#しかしこうやってイメージ戦略に使ってもらえるのだから、Lindows改めLinspireも昔名前を売っておいた甲斐があったな。
Re:サクッととっくに (スコア:0)
「へんぴな」って田舎で不便なという意味だと思ってるんだけど、それだとちょっと意味が通じません。
この場合はどんな意味で使ってるのでしょうか?
どうでもいいや (スコア:0)
にそのすべてがあったと思うので、それがLinspireになっちゃったら
存在意義そのものがもはやほとんどないと思うんだけどさ。
それがいまだにこうしてニュースになっちゃうのが不思議なんだけど、
このディストリにまだなんか存在意義ってあんの?
Re:どうでもいいや (スコア:1, 参考になる)
Linspireと言えば、CNR(Click 'N Run)じゃないかな。
http://srad.jp/linux/article.pl?sid=07/01/24/0811222 [srad.jp]
ちょっと試したことがあるけど、パッケージのインストール前に
スクリーンショットを見たり、ほかのユーザーのコメントを参考に
したりできるのは素直に感心した。
慣れてる人、あるいはお目当てのパッケージがわかっている人は
直接apt-getしたほうが楽かもしれないけど、例えばちょっと
気の利いた画像ビューアがほしいというときに便利。
Ubuntuで「apt-cache search text editor」で検索したものを片っ端
からインストールして試したことがあるけど、面倒だし、アンインス
トールしても依存関係でつっこまれた余計なライブラリが残ったりする
(今は使われてないパッケージを削除するサブコマンドがあるけど)ので、
インストール前にある程度絞り込めるCNRには十分存在価値があると思う。
残念なのは、ライブドアによるテキトーな日本語化と放置プレイで
ダメディストロの烙印を押されてしまったこと。
DRMサポートは? (スコア:0)