手軽な仮想化ソフトウェア、lguest 33
ストーリー by morihide
UMLのこともたまには思い出してください 部門より
UMLのこともたまには思い出してください 部門より
Open Tech Pressより。Linux 2.6.23でマージされた準仮想化タイプの仮想化ソフトウェアlguestのレビューが掲載されています。同時に実行できる仮想マシンが1つだけで、ゲストOSはホストOSと同バージョンのカーネルで動くLinuxのみといった制限があるものの、構造が簡単でコードベースが小さい(6,000行程度)ことから、仮想化の仕組みを学ぶための素材としてはうってつけであるとのことです。
Linuxサーバの仮想化市場は、実績で先行するVMware ESX Serverか各種ディストリビューションでの対応が進むXenかといった感じに見受けられますが、デスクトップ用途での仮想化技術はまだどれが本命とは言えない段階であるように思います。オープンソースのものだけでも、bochs、QEMU、kvm、VirtualBox、lguestなどと多数の選択肢があるわけですが、皆さんのおすすめはどれでしょうか。
ハードウェア仮想化がまだまだ (スコア:3, 参考になる)
ところで、例のセキュアジャパン計画でもそろそろセキュアVM [securevm.org]を公開するようですよ。
Re:ハードウェア仮想化がまだまだ (スコア:1)
音やネットワーク周りは我慢できるけど、3Dグラフィックとかはダメダメ。GPUを物理的に二個用意したら、片方はGuestOSで使えるとかなら無いかなぁ。
Re:ハードウェア仮想化がまだまだ (スコア:1, 興味深い)
要はUSBで外部に出すようにしてしまえば処理は軽くなります
重い原因は仮想ハードのタイミング処理だと思います。
ないものはないんですからバッサリ切りましょう
わんこ好きは lguest (スコア:3, 興味深い)
「他の VM は xxx の機能があるかもしれないが lguest には Puppy がいる」
との事なので、わんこ好きの人は皆 lguest 利用決定でしょう (^o^)。
# 高度な機能よりも、心和む機能を。
fjの教祖様
Re:わんこ好きは lguest (スコア:3, おもしろおかしい)
病んでるんでしょうか。
# 全然関係無い話だけどID
Re:わんこ好きは lguest (スコア:1)
やはりリアルなわんこでないと。
fjの教祖様
Debian なら vserver がお手軽 (スコア:2, 興味深い)
2.6.22-3-vserver を使ってるけど、(Xまわりをいじり込まなければ)けっこう安定している。
一年前あたりはシャットダウン時にうまく電源が落ちないことも多かったけど、最近はそれもほとんどない。
# このコメントも vserver 上の X で iceweasel 使って書き込んでいる
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Linux仮想化関連リンク:適当 (スコア:2, 参考になる)
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/watch2006/watch04b.html [atmarkit.co.jp]
Linux Kernel Watch 2006年12月版 ついに仮想化がカーネル標準機能に!?
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/watch2006/watch12b.html [atmarkit.co.jp]
Linux Kernel Watch 2007年2月版 仮想化技術「KVM」の高速化パッチ登場!
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/watch2007/watch02a.html [atmarkit.co.jp]
OpenTechPress 仮想化の記事一覧
http://opentechpress.jp/developer/search.pl?tid=41 [opentechpress.jp]
どーしてUMLがないんだろう...。 (スコア:1)
# chrootはJail用途には使えないけど。
Re: (スコア:0)
いろいろなバリエーションがあるのはいいんじゃない。そもそもLinuxだってUNIXのバリエーションの一つだし。
Re:どーしてUMLがないんだろう...。 (スコア:1)
作るのは勝手だしそれ自体をクサすような事は一切してないよ。単なるユーザ目線の話。
Re: (スコア:0)
Re:どーしてUMLがないんだろう...。 (スコア:1)
Re:どーしてUMLがないんだろう...。 (スコア:1)
でもカーネル開発だと, スケジューラを書き換えたとかファイルシステムのハンドリングを変更したとかハードを直接叩くドライバを直したとかで, 同一のカーネルとは見なせなくなっちゃう場合が多いのではないかと.
直接ハードに依存するドライバとかじゃなければ, qemuあたりを使う方がむしろ障害などの切り分けがしやすいんじゃないかな.
そりゃ、 (スコア:1, 興味深い)
インストールも簡単(debianの場合、sources.listに一行追加してapt-keyしてapt-get)だし、WinXPも動くし。
Re:そりゃ、 (スコア:1)
確かに手元のUbuntuの上では何故か真っ当にVistaが動かなかったのだけれど,手元の Open SUSE では,さしたる苦労も無く動いたし.
TOPPERS/JSPも,HVM上でふつーに動いたし.
# 組込み用途とうたっているVirtualLogixの実力がどうなのかは気になっているID.
from もなか
Re:そりゃ、 (スコア:1)
そんなことしなくても module-assistant でなんとかなるんじゃね?
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re: (スコア:0)
Windows 版のネットワーク設定がもう何が何だか分からなくなります。
Windows のネットワーク構成が難解というか、私が分かっていないのが
原因なのでしょうけど、Windows+Virtual の設定に関して良いサンプル
とかご存知な方がいたら教えてください。
Re: (スコア:0)
それにMicrosoftの情報でなんとかなんない?
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/expertzone/columns/crawford/0... [microsoft.com]
それ以上のレベルで悩んでるなら、Win特有のネットワーク機能に食い込むので、Sambaとかで遊ぶのが一番じゃないかと思ったり。
# QEMUやCoLinuxでブリッジやったけど、もうおなかいっぱい。
そろそろ区別するべき? (スコア:1)
日本語にした場合に区別がつかなくなってるのかもしれませんが・・・
Re:そろそろ区別するべき? (スコア:2, 参考になる)
・完全仮想化:仮想ハードウェアを丸ごと用意する仮想環境。
特徴: ゲストOSをあまり選ばないが、重い。
実装例: QEMU(CPUからエミュレート)、VMWare、VirtualPC、VirtualBox
・準仮想化: 仮想化を司るプログラムが複数のOSを並行動作させるもの。
特徴: 比較的速い(らしい)が、ゲストOSにもそれに伴う修正が必要な場合がある。
実装例: Xen
・OSの仮想化: OSの上で内部的にOSの顔をしたアプリケーションを動作させるもの。
特徴: ゲスト専用に実装されたOSが必要
実装例: UML、CoLinux(?)
・システムの仮想化: OSの一部ディレクトリを(主にネットワークに対して)OS全体に見せかけるもの
特徴: 比較的負荷が低いが、違う(バージョンの)OSを起動できない(カーネルを共有)
実装例: Jail(FreeBSD)、chroot、OpenVZ
・アプリケーション向けの仮想化: アプリケーションから見て別のOSに見せかけるレイヤとかライブラリとか。
特徴: 「理論上すべてのアプリケーションが動く」とは限らない。
実装例: Wine
# OS自体がハードウェアの差異をアプリケーションから隠蔽する仮想マシンであるとか、言い方は色々。
Re:そろそろ区別するべき? (スコア:3, 参考になる)
WikipediaのXenの項 [wikipedia.org]によると、 だそうです。
vSMP教えてエロい人! (スコア:0)
比較 (スコア:0)
VMware ESX Server
bochs、QEMU、kvm、VirtualBox、lguest
より
Xenが一番近い気がする
Re: (スコア:0)
すみません。上の文章、lguestよりXenに近いのは何だとおっしゃりたいのでしょう?
Re:比較 (スコア:2, おもしろおかしい)
1get! (スコア:0)
オフトピなのでAC
デスクトップ用? (スコア:0)
すみません教えてください。
仮想化技術においてサーバ用とデスクトップ用というのは、
どう違うものなんでしょうか?
やっぱり画面周りでしょうか?
でも最初からXで画面が仮想化されがちなUNIX系OSでは
そんなのは些細な差でしょうし。
(つまり立派な表示ハードを搭載してるリアルマシンに飛ばせばいい)
というか、それだとデスクトップじゃなくサーバみたいなものだし。
リソース(やお金?)の食い方の違いとか、そういう問題でしょうか?
#仮想マシンで色々なOSをお手軽に試したいけど、
#仮想マシンじゃ「音楽作成ソフト」系は当てにならないでしょうね。
#ハードなりなんなりを仮想化すると、
#一番ひどく損なわれるリソース(?)はリアルタイム性能でしょうから。
#今そういうことをしたいならUSBメモリブートが一番現実的かな。
Re:デスクトップ用? (スコア:1, 参考になる)
サーバー用途では準仮想化(Xenなど)が一般的。
クライアント用途では完全仮想化(VMwareなど)が一般的です。
完全仮想化はハードウェアをまるごと仮想化するためI/Oにオーバヘッドが生じますが、
準仮想化では再現性を犠牲にすることで、ネイティブに近いパフォーマンスを得ることができます。
(Xenは準仮想化と完全仮想化選ぶこともできますが、VMWareにはまだ程遠い)
Re: (スコア:0)
>ネイティブに近いパフォーマンスを得ることができます。
ということですか?
でも「パフォーマンスが欲しい」のはサーバーだって同じだろうに?
安全側に倒すってことだとしても、
以前から(それこそWin95の頃から;-)思ってたのが、
「デスクトップなら落ちてもいいのかよ!」
という怒りでして…
Re:デスクトップ用? (スコア:2, 興味深い)
それにしたって、デスクトップ向け仮想化の需要が高まれば、デスクトップ向け仮想化対応CPUが出て、それを載せたデスクトップPCも出るんじゃないですかね。ケータイ向け仮想化さえ云々されてるくらいですから、デスクトップ向け仮想化の需要も出てくるんじゃないですかね。わかんないけど。
仮想化ソフトウェアのデスクトップ向け・サーバ向けですが、だんだん差がなくなっていくんじゃないですかね。ソフトウェアの進歩ってそういうもんでしょ。最初は得意・不得意があるかもしれないけど、だんだん汎用方向へ向かうと。
Re:デスクトップ用? (スコア:1, 興味深い)
セグメント差よりプロッセッサコアの世代差のほうが影響大なわけで。
現状でもE6xxxより上は仮想化機能を持っていますが、サーバ用ではありませんし。
(そこより下は差別化のために切っちゃってますがC2Xコア自体は機能を有する形態が標準。)
どちらかといえば、サーバ用のほうが仮想化技術のニーズが高く要求がはっきりしているから
ソフト・ハード両面からそれぞれの用途に対応した形態が率先して導入されただけで、
まずハードありきの理由ではないと。
# そもそもVMwareってVTなんてない時代から完全仮想化でしょ?
Re: (スコア:0)
> どう違うものなんでしょうか?
24時間稼働が考慮されてるかどうかだと思うけど。